風景印めぐり 田原郵便局 | あおみの はまろぐ

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風景印めぐり第96回目。
愛知県内をめぐるこのシリーズ、現在は渥美半島にある田原市にいます。

今回は田原市の中心部、旧田原町にある田原郵便局を紹介します。

田原

渥美半島の北部に位置する田原市の旧田原町。
渥美町の時にも書きましたが、渥美半島は農業が盛んで、田原町でもキャベツやハクサイ、ブロッコリーなどがつくられています。
それを支えるのが、1968年に開通した豊川用水。
新城市の旧鳳来町にある宇連ダムや天竜川の中流の佐久間ダムから水を取り、東三河の各市を潤しています。
また、田原町には自動車工場が進出し、町の財政にも貢献していました。

風景印には、江戸時代から続く大凧と城のやぐらが描かれています。
田原市の凧は、子ども(元々は長男)の誕生と健やかな成長を祈る初凧と、大空で勇壮に糸を切り合う「けんか凧」が行われています。

一方、左側には郷土の偉人・渡辺崋山の像が。
1793年に江戸の田原藩邸で生まれた渡辺崋山は、田原藩の家老を務めつつ、学者や画家としても活動しながら、蘭学にも志しました。
画家としての代表作には、一掃百態図や渡辺巴洲(崋山の父)像画稿など様々なものがあり、市内の博物館に収蔵されています。


田原郵便局
〒441-3499
愛知県田原市田原町清谷84-6
アクセス:豊橋鉄道渥美線三河田原駅から徒歩5分