風景印めぐり 京都大宮丸太町郵便局 | あおみの はまろぐ

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風景印めぐり第48回目。
今日はこっちを更新します。

京都の町を南へ南へ。
丸太町通りまでやってきました。
その通り沿いにある京都大宮丸太町郵便局が、今回の舞台です。

$は・ま・ろ・ぐ-大宮丸太町

風景印には、近くにある二条城の二の丸御殿と庭園が。
二条城は1603年、その年にできた江戸幕府によってつくられました。
が、城として機能したのはそこから30年。
大坂冬の陣・夏の陣の時には徳川の軍の拠点となり、また将軍が入城したのは2代将軍・秀忠と3代将軍・家光のみ。
家光の入城を最後に、約230年間将軍の入城は途絶えました。
江戸幕府の幕を閉じる前、14代将軍の家茂が入城し、最後の将軍・徳川慶喜が大政奉還を行った場所でもあります。

郵便局のある丸太町通りは、京都の町を東西に走る通りで、京都御所の南端を通ります。
京の通り名を歌った「丸竹夷」はこの通りから始まります(江戸時代の町屋がこのあたりから南に展開されていたため)。

ということで、前回の「寺御幸」に続いて今回も、その通り名の唄を。
今回は東西に走る通りです。


「丸竹夷」


まる たけ えびすに おし おいけ
丸竹夷ニ押御池

あね さん ろっかく たこ にしき
姉三六角蛸錦

し あや ぶっ たか まつ まん ごじょう
四綾仏高松万五条

せきだ ちゃらちゃら うおのたな
雪駄ちゃらちゃら魚の棚

ろくじょう さんてつ とおりすぎ
六条三哲とおりすぎ

ひっちょう こえれば はち くじょう
七条こえれば八九条

じゅうじょう とうじでとどめさす
十条東寺でとどめさす



歌詞の意味は…

丸太町(まるたまち)
竹屋町(たけやまち)
夷川(えびすがわ)
二条(にじょう)
押小路(おしこうじ)
御池(おいけ)

姉小路(あねやこうじ)
三条(さんじょう)
六角(ろっかく)
蛸薬師(たこやくし)
錦小路(にしきこうじ)

四条(しじょう)
綾小路(あやのこうじ)
仏光寺(ぶっこうじ)
高辻(たかつじ)
松原(まつばら)
万寿寺(まんじゅうじ)
五条(ごじょう)

雪駄屋町(せきだやまち)※現在の楊梅通り
魚の棚(うおのたな)

六条(ろくじょう)
三哲(さんてつ)

七条(しちじょう)
八条(はちじょう)
九条(くじょう)

十条(じゅうじょう)



という通りがある、という歌だそうです。


京都大宮丸太町郵便局
〒602-8134
京都府京都市上京区丸太町通大宮東入一町目857
アクセス:京都市バス堀川丸太町バス停から徒歩3分(9系統、202系統、204系統など)