「ガチ京都」シリーズも第8回目を迎えました。
どんどん南に向かっていく中、今回は京都市東山区の京都清水郵便局に行きます。

前回の京都月見町郵便局から東大路通を南へ。
郵便局は、清水寺への参道に当たる「清水道」の入口にあります。
まるで、清水寺へ向かう前に寄っていってくださいな、と言わんばかりの場所です。
風景印の絵柄は、言わずもがな清水寺。
おなじみの「清水の舞台」が描かれています。
清水寺は、平安京が開かれる前の778年に開かれた法相宗系の寺院で、音羽山という山号(仏教の寺院に付ける称号)がついています。
清水寺といえば、先述の清水の舞台に音羽の滝。
舞台は1本の釘も使わずに組み上げられた木造建築で、京都市街を一望することもできます。
寺の名前の由来にもなっている音羽の滝は3筋に分かれていて、それぞれ飲む水によって願いが異なる…という説もありますが、どうもそうではないとか(不確か)。
郵便局名を囲む図柄は、清水焼。
当地周辺でつくられ、「京焼・清水焼」として、「経済産業大臣指定伝統的工芸品」、「京都府知事指定伝統的工芸品」とされています。
ただ、公害問題により戦後に製造業者が東の山科区に移動し、清水焼団地を形成しています。
…と、ここで時計を見てみたら、時刻は16時30分過ぎ。
次はどうしようかな?
京都清水郵便局
〒605-0862
京都府京都市東山区清水5-127
アクセス:京都市バス清水道バス停からすぐ(202系統、206系統、207系統など)