風景印めぐり第20回目。
今回で、知多から三河湾を辿ったシリーズもおしまいにします。
大トリを飾るのは、愛知県蒲郡市にある蒲郡郵便局。
数回前の平坂郵便局 のように、円ではない風景印です。
ここの風景印の形は、蒲郡の名物・蒲郡みかん。
三河湾と山に囲まれた地形と、温暖な気候を生かし、現在は露地栽培だけでなく温室栽培も行われています。
三河湾オレンジロードという愛称を持った有料道路もあり、ラジオでもみかんのCMがよく流されています。
また、蒲郡市はヨットも盛んで、市の東部には大きなヨットハーバーがあります。
その周辺には、市内の高校や東海地方の大学のヨット部のクラブハウスがあり、隣接するテーマパーク・ラグーナ蒲郡などとあわせて、全国でも有数の規模を誇るヨットの街の中心となっています。
そして、非常に珍しいことに、風景印の中にも切手が。
調べてみたところ、これは1960年に発行された国定公園シリーズのうちの1枚(当時10円)だそうです。
描かれているのは、蒲郡市の観光名所・竹島。
日本七弁天の一つである竹島弁天(八百富神社)の境内で、徳川家康も参拝したといわれています。
蒲郡郵便局
〒443-8799
愛知県蒲郡市港町16-18
アクセス:JR東海道本線、名鉄蒲郡線 蒲郡駅から徒歩5分
さて。
来週は、ちょっと風景印をネタにしたコラムでも。