第110回 江戸歌舞伎と平成地デジ | ビーグルトムのいえ

ビーグルトムのいえ

ご訪問いただき、ありがとうございます。
わがやのビーグルのなまえは、性別を無視して代々「トム」。
そんなビーグルトムとの暮らしを気ままに綴っています。
どうぞ、よろしくおねがいします。ぺこり。

七月大歌舞伎を観に、大阪の道頓堀にある松竹座に行ってきました。


目的は、片岡仁左衛門丈のご尊顔を拝すること。

通し狂言「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」を堪能してきました。



お芝居のクライマックスでは、

満座のなかで辱めをうけた福岡 貢(片岡仁左衛門)が逆上して郭の中で大暴れ。

名刀青江下坂を手に人々を次々に斬り殺すという

凄惨きわまりないお話なのですが、

そこは歌舞伎ですので様式化され、美しい舞台に仕上がっているのですよ。


寛政五年(1793年)に、道頓堀の芝居小屋で初演されています。

江戸時代の末期ですね。



道頓堀に到着!



はい!お約束の「かに道楽」本店です。動いてますよー。


ビーグルトムのいえ

とーれとれ♪ピーチピチ♪かに料理ー♪




「かに道楽」の筋向いにある松竹座。


ビーグルトムのいえ





劇場ロビー正面にある絵。


ビーグルトムのいえ



この絵を見るたびに思うのですが、

なぜ江戸歌舞伎の代表みたいな「暫(しばらく)」の絵を飾るんでしょう?


ここは大阪ですよっ。

松竹の方も、もうちょっと考えてくれたらよかったのに。

じつに、惜しい。



お芝居を堪能したあとは、劇場から歩いてすぐの法善寺横町へ。





包丁一本、さらしに巻いてー♪旅へ出るのも板場の修業ー♪


ビーグルトムのいえ
??な若者はそのままスルーするか、おじいちゃんおばあちゃんに訊ねてください。




有名な水かけ不動です。


ビーグルトムのいえ





水かけ不動にいた猫さん。


ビーグルトムのいえ

しゃしんはいっかい、ひゃくまんえんですにゃ。





法善寺横丁にある

1950年代のジャズをレコードで聴かせてくれるバーで、

おされなカクテルをいただいて帰ってきました。


オーディオのことはよくわからないのですが、すごくいい音でした。

軽いっていうのかなぁ。でも乾いてはいないんですよね。

タモリに聞いたら、30分ぐらいかけて説明してくれると思います(笑)。




さて、みなさん。ことしの夏は大阪へ。

ようおこし、岩おこし。

ビーグルトムのいえ
若者はスルーしてね。




ところで、大阪は完全地デジ化となりました。


アナログ育ちの私としては少しさみしい気もするのですが、

これも時代の流れなんでしょうね。


これからは、

パソコンでテレビを見るか、テレビでインターネットを見るかの

せめぎあいが益々激化するのでしょうねぇ。

数十年もすれば「テレビ」という概念さえもなくなるんじゃないかと。


でもケータイにはなりませんよ。

なぜなら高齢化の進む世の中、ケータイの画面は小さすぎるのです。ダハ。


みんなタブレットPCみたいなもの(きっと新しい名称ができている)を

持つ世の中になるんじゃないかな。


地デジに移行する直前、NHKではどーもくんがご挨拶してくれました。

ああ、こころが和む。


ビーグルトムのいえ


地デジ化した瞬間を後世に語り伝えるときのネタにしたいと思います(笑)。