昨晩、テレビ番組で、日本のかつての大泥棒を特集していました。
その2人目に、「日本左衛門」という東海地方を荒らした大泥棒が紹介されていました。
(1人目は、石川五右衛門でした)
彼には泥棒哲学というのがあり、金持ちからしかお金は取らず、また、決して非道はしない、というものでした。
しかも、コソコソと盗むようなことはせず、泥棒に入った屋敷内に必ず提灯に明かりをつけ、堂々と盗む、という盗みっぷり。
最盛期は、手下が200人もいた、というのですから、ビックリ。
そんな彼も、ある時、大変な過ちを犯してしまったのです。
それは、泥棒に入った家が、ちょうど結婚式をしていて、その嫁さんに一目ぼれしてしまったんです。
そして、その嫁さんをさらってしまったのでした。
これに父親は激怒して、江戸まで行って訴えたのです。
その後、日本左衛門は、日本の歴史上初めて泥棒として全国指名手配され、
「天網恢恢疎にして漏らさず」と、京都の町奉行所に自首したのでした。
日本左衛門は、今日、「白波五人男」の日本駄衛門として歌舞伎で演じられるほどの人気。
番組を見ていても、なんかすごい“男”っぷりというか、“粋”な感じがしました。
なかなか、今日、そういう人を見かけませんね。
さて、今回は、イソップの「娘に恋したライオン」の話を紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
ライオンが、人間の娘に恋をしてしまった。
どうしても結婚したいと、父親に迫った。猛獣に可愛い娘を嫁がせる気はない。
さりとて、断れば、どんな目に遭うか……。
返事ができず悩んでいると、ライオンは、猛りながら催促に来る。
父親は一計を案じた。
「あなたのような勇ましい方ならば、婿として不足はありません。
ただ、条件が一つあります。
娘は、鋭い牙と爪が恐ろしい、それさえなかったらと言っています。
牙と爪を抜いてもらえませんか」
娘に心を奪われているライオンは、愚かにも、この条件を、すんなり受け入れてしまった。
牙も爪もないライオンなど、猫よりも扱いやすい。
父親は、すっかりライオンをバカにして、近寄ってくるなり棒でたたきのめして、追い返してしまった。
恋の炎は、理性を焼き尽くす。
ライオンにとって、牙と爪を抜くことは、百獣の王の座を捨てることを意味する。
ジャングルの、あらゆる獣からバカにされても、彼女と一緒にいるほうがいいと思わせてしまうのが、恋の魔力である。
恋のとりこになると、常識では考えられない、とんでもないことをするおそれがあるので、日本にも「恋は闇」「恋は曲者」という諺がある。
“こころこそ 心まよわす 心なれ 心に心 こころゆるすな”
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恋は盲目、恋の病とも言われますから、気をつけないといけませんね。
■┓徒然なる ●┓
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ぴょんたの
ひまわり日記
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[発行人]
森安秀邦(ぴょんた)
[Profile]
昭和50年4月13日、ロンドンで生まれ、5歳で日本へ。
英語はすでに忘れ、日本語で精一杯(笑)
小学生のときは、サッカーに没頭。
中学時代は、香港で過ごし、
高校時代は、陸上部(種目は400mH)でした。
スポーツも好きですが、美術系も好きです。
大学は工学部環境工学を専攻してました。
ベイクドチーズケーキと肉ジャガが大好物。
職業は、仏教(浄土真宗)の講師。
浄土真宗親鸞会の講師として法話や勉強会などで話をしています。
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