昨日は大阪で午後から文化講座をさせて頂きました。
講座の後は、参加者の数名の方と一緒に喫茶店で話を。
ふだんは、講座で私が一方的に話をすることになるのですが、
皆さんとのおしゃべりは、本当に楽しいですね。
さて、今回の内容は、
講座の中でも話をした「王舎城(おうしゃじょう)の悲劇」について。
「なぜ生きる」(一万年堂出版)という本に紹介されていますので、
少しずつ引用してゆきます。
・・・・・・・・・・
難思(なんし)の弘誓(ぐぜい)は、難度海(なんどかい)を度する大船
(『教行信証』)
「弥陀(みだ)の誓願は、無明(むみょう)の闇を破り、
苦しみの波の絶えない人生の海を,明るく楽しくわたす船である。
この大船に乗ることこそが人生の目的だ」
こう説きおこされる『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』は、
つづいて釈尊(=お釈迦さま)在世中、王舎城におきた悲劇の
ヒロイン・イダイケ夫人(ぶにん)が、この大船に乗せられ、
みごと人生の目的を果たした史実が述べられている。
王舎城の悲劇と結末は,どんなものであったのか。
大体のストーリーは、こうである。
約二千六百年前、印度で最強を誇っていたのは、ビンバシャラ王の支配する
マガダ国であった。
彼は大王として覇を四隣にふるっていた。
その妃はイダイケといい、艶麗(えんれい)花のような女性であったという。
夫妻は王舎城に住み何不自由のない暮らしは、幸福そのものと思われていたが、
他人には言えない悩みがあった。
ながらく、実子がなかったからである。
世の中には子供のないことを悩んでいる夫婦があるが、
とくに権力者にとっては深刻な問題であるらしい。
亡きあと権力をうばわれる無念さと、その報復を恐れるからであろう。
威勢を誇るビンバシャラ王夫妻も、寄る年波に前途を思いめぐらせると、
心中の不安はひととおりではなかった。
悩んだ結果、最高権力者も、占い師にすがるしかなかった。
不安はつねに、人を迷わせる元である。
切実な王夫妻の訴え、占い師は思案のあと、神妙にこう言った。
「ご心配あそばされますな。やがて御子がお生まれになります」
「おお、それは本当か」
身を乗り出す王夫妻に、
「私の見るところ、山奥で長年修行している老人の寿命がつきると、
御子が生まれられることになっております」
大変よろこんだ二人は、
「して、その修行者の寿命は、どれほどか」
「あと五年でございます」
五年と聞いたとたんに、二人から笑顔が消えた。
とくに、イダイケ夫人の落胆は激しかった。子供の産めない年齢に
迫っていたからだ。
もう、待てない。はやく子供が欲しい、イダイケ夫人の忍耐も限界にきていた。
「それでは私こまるわ。なんとか早くならないの」
詰めよるイダイケ夫人に圧倒されて、
「それは、まったくないこともありませんが……」
ついつい口をすべらせる占い師。
「ど、どうすればよいのじゃ」
今度はかわって、ビンバシャラ王が乗り出す。
「それは、修行者さえ死ねば、それだけ早く……。
いえいえ、決して私が、お勧めするのではありません。よくお聞きくだされ」
必死に占い師は、自分が言い出したことではないことを訴える。
「修行者さえ、死ねば」
独り言のように王は、くり返しつぶやく。
・・・・・・・・・・
ビンバシャラ王とイダイケ夫人は、修行者をどうするつもりか??
続きは次回!!
○~思い出日記~○
小学生のころ、昆虫大好きでした。
虫をつかまえてきては、虫かごで飼育してました。
当時は、それなりに空き地があり、そこに入れたりしたので、
バッタ、コオロギ、カタツムリ、カマキリ、カナブン、クワガタなど、
見つけてきては家に持ち帰ってました。
かなり母は嫌がっていたと思うのですが、一応、許可はしてもらってたので、
私の好奇心を大事にしてくれたことに感謝です。
(その節は、ご迷惑をおかけしました)
m(_ _)mペコリ
昆虫図鑑、飼育図鑑を読みふけり、土日は本屋で、それに関する本を
4時間も5時間も立ち読み(座り読み??)したりしていました。
今は、昆虫をつかまえることはめったになく(ゴキブリくらい)、今思うと、
よくあれだけたくさん捕まえたものだ、と。
自然にふれる機会、大事にしたいものですね☆
(*^-^)
皆さんのクリックのおかげで、ランク上昇中です。
本当にありがとうございます。
今日も、あなたのクリックに感謝
すてきな一日をお過ごし下さい
□━●━○━●━□
ぴょんたの
ひまわり日記
■━○━●━○━■
▼ 日記は、メールマガジンとしても配信しています(PCも携帯もOK)。
毎回、読みに来るのがちょっと面倒、という方にピッタリです。
アドレスは配信以外の目的で使用することはありません。
→【配信申込フォーム】
▼ 【mixi】
もやってます☆
マイミク大歓迎です!!
▼ 【ひらけ!ひまわり!!】
世の中のニュースから切り込む徒然ブログ☆
▼ 【悩めるぴょんたの決断日記】
個人的な思いを載せてるちょっとした秘密的ブログ☆
▼ 【親鸞会公式ホームページ】
親鸞聖人の教えを正しく伝えるための集まりです☆
参加される方の宗教、宗派は問いません☆
はじめての方に、安心してご参加いただくためにご案内しています☆
どうぞお気軽にお問い合わせください☆