こんにちは☆
さて、生まれてくる子供をおそれたイダイケ夫人は、
おなかの子供をどうしようと言うのか??
続きを見てみましょう。
・・・・・・・・・・
なんとかこの苦悩から逃れようと、追いつめられたイダイケは、
こんな非常手段を考え出した。
そして夫に賛同させる。
「親を殺す子供なんて、絶対産めないわ。そんなもの、どうして育てられるというの。
なまじっか情の増さぬ先に死なせましょう。二階を産室にして、
下の部屋に剣の林をつくってよ。
ひと思いに、そこへ産み落とすから。それしかないわ」
ビンバシャラ王も迷い果てていた矢先だったので、不憫とは思いながらも妻に
同意せざるをえなかった。
かくて月満ちイダイケ夫人は、予定通りの産所で出産する。
追いつめられた人間は、何をしでかすか分からない。
さるべき業縁(ごうえん)の催せば、如何なる振舞もすべし
(『歎異鈔(たんにしょう)』)
との告白は、万人共通の実相にちがいない。
よくよくこの世に縁のあった子供だったのか、右手の小指を切り落としただけで、
奇跡的に命は助かった。
元気なわが子の産声を聞いた二人には、殺意はもはや、どこにもなかった。
さすが親子の間柄というべきか、さっそくアジャセと命名し、
蝶よ花よと愛育するようになったのである。
アジャセ太子の出生にまつわる経緯が、万が一にも漏れないようにと、
厳しい箝口令(かんこうれい)がしかれたのはもちろんである。
アジャセは生まれつき凶暴性が強かった。
親や周囲への暴力は茶飯事で、家臣などは虫けらのように殺害する。
悪口雑言、うそ、いつわりは平然と言い、日々、欲楽にふけり非道のかぎりをつくす。
家臣たちは恐れ、国の実権は次第にアジャセに移行していった。
凶暴で不孝な息子に戦々恐々とし、暗澹(あんたん)たる未来を考え、
ビンバシャラ王とイダイケ夫人は、心の安らぎを強く探し求めるようになっていた。
暗い心に、灯火が欲しい。
ひそかに二人は真の幸福を求めていたのである。
(つづく)
・・・・・・・・・・
わが子を剣の林に産み落とそうとしたイダイケの自分勝手な行為に
戦慄するばかりです。
しかし、都合でわが子を殺す親がニュースで報道されているのを見ると、
現代も変わらないと知らされます。
続きの話は次回です☆
○~思い出日記~○
キマグレンの「Life」という曲を聴きました。
こんな歌詞です。
愛、自由、希望 胸にそっと懐かせて
この世に君は 生まれてきた
生きる意味探す旅を 日々続けるよ
命 運ぶ方へ 進めこのLIFE
僕らの住む世界はいつもとてもウソだらけ
自分殺して 笑顔作ってる
傷つく事恐れて想い隠す いつの間にか
分からなくなった 僕は誰?
泣きたくて 笑いたくて ホントの自分
ガマンして伝わらなくて
言いたい事 言えないけど ココにいるよ
泣きたくて 笑いたくて ホントの自分
ガマンして伝わらなくて
君は君のために生きているの?
「You Tube」でも聴けたりします。
いろいろいい曲、ありますね。
最近は、どんな曲を聴いてますか??
ではでは、また!
(*^-^)/
皆さんのクリックのおかげで、ランク上昇中です。
本当にありがとうございます。
今日も、あなたのクリックに感謝
すてきな一日をお過ごし下さい
□━●━○━●━□
ぴょんたの
ひまわり日記
■━○━●━○━■
▼ 日記は、メールマガジンとしても配信しています(PCも携帯もOK)。
毎回、読みに来るのがちょっと面倒、という方にピッタリです。
アドレスは配信以外の目的で使用することはありません。
→【配信申込フォーム】
▼ 【mixi】
もやってます☆
マイミク大歓迎です!!
▼ 【ひらけ!ひまわり!!】
世の中のニュースから切り込む徒然ブログ☆
▼ 【悩めるぴょんたの決断日記】
個人的な思いを載せてるちょっとした秘密的ブログ☆
▼ 【親鸞会公式ホームページ】
親鸞聖人の教えを正しく伝えるための集まりです☆
参加される方の宗教、宗派は問いません☆
はじめての方に、安心してご参加いただくためにご案内しています☆
どうぞお気軽にお問い合わせください☆