こんにちは☆
今日は大阪に来ています。
ものすごい晴れてます。
これは梅雨明け??と思うほどです。
ではでは、早速、王舎城の悲劇の続きを紹介しましょう。
・・・・・・・・・・
「釈迦のあの力は、どこから来るのか。王夫妻の帰依があるからにちがいない。
ならば釈迦を葬るには、まず奴らを倒さねばならぬ。だが相手は最高権力者。
何か妙案はないものか」
ここまで考えつめて提婆は、はたと膝をたたく。
アジャセの存在に気がついたからである。
「ちょうど、都合のいい奴がいる」
彼は、アジャセ出生の経緯を知っている。
たくみに太子に近づく提婆は、千両役者のように自身に満ちていた。
若くて単純なアジャセは、まんまと術中に陥り、提婆の意のままに
動かされるようになってゆく。
二人きりになったある日、提婆が切り出した。
「太子さま。右手の小指のないワケをご存じですか」
物心ついてから、誰に聞いても教えてくれなかった、小指のことに触れられた
アジャセは、異常な関心をよせて真剣に聞き入ってくる。
ねらった獲物がワナに近づいてきたようなものだ。
ここぞとばかりに雄弁になり、大げさに脚色して語る提婆は、
アジャセを恐ろしい悪の道へとあおりたてた。
「前生のあなたを殺し、この世でも殺そうとしたのがあなたの両親。
動かぬ証拠がその小指です」
数々の思いあたる提婆の話に、アジャセの怒りは沸騰した。
すぐさま父王を牢獄にとじ込め、一切の食料を断って餓死させよ、と家臣に
厳命する。
つい今まで、一国の統領だったビンバシャラ王が、あわれ今は獄中の人となる。
かねて釈尊から、世の無常は教えられてはいたが、わが身にふりかかる
非情さは聞きしにまさるものだった。
昨日にかわる今日の姿に、ビンバシャラ王は仏説まことをわが身に聞いて
もだえ苦しむ。
牢の窓から釈尊のまします霊鷲山(りょうじゅせん)に合掌し、
心の安んずる説法をひたすら請い求めた。
それに応えて釈尊は、神通力第一の目連(もくれん)と、説法第一のフルナを
遣わされる。
牢獄で二人の弟子は、“まかぬタネは生えぬ、刈り取らねばならぬ一切のものは
自分のまいたものばかり”と因果の道理を諄々と説き示す。
ビンバシャラ王は、いまさらながらに、犯した悪業の恐ろしさを知らされて、
さめざめと懺悔の涙を流すのであった。
一方、夫を案ずるイダイケ夫人は、清めた体にそば粉を塗り、
装飾品にブドウ酒をしのばせて、警戒の厳しい牢獄を妃の身分でくぐり抜け、
毎日ひそかに夫に与えた。
こんな陰でのはからいで、ビンバシャラ王はんとか心身の健康を保っていた。
それとは知らアジャセは、三週間もたったのだから餓死しただろう、と確認すると、
牢番から思いもよらぬ事実を打ち明けられる。
とたんに、アジャセの怒号が飛んだ。
「オレの賊をかばう奴は、母といえども、同じく賊だ」
剣を抜いて母に迫った。
(つづく)
・・・・・・・・・・
お母さんのイダイケ夫人はどうなるのか?!
今後の展開に注目です!!
○~思い出日記~○
う~ん、ちょっと夏風邪??
油断しました…。
(+_+)
風邪はいつも、「気合」で治す。
これがかつてからの私の流儀でした。
さて、今回も。
皆さんも、お体を大事になさってくださいね☆
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ぴょんたの
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