今日はラッキーなことに、予約の取れないことで有名なお店に行くことができました。

イタリアンの名店、アロマフレスカ です。


以前は広尾にあった超有名店が満を辞して今年5月に南麻布に復活したそうです。

くいしんぼうさんなら誰もが知るお店なのですが、まだ一度も経験したことがなく、

少々興奮気味でお店に向かいました。



結論。

本当ーに素晴らしかったです。

正直、こんなに上品で奥深い味のイタリアンを頂いたのは初めてでした。


頂いたのは2種類のコースのうち、シーズナルなコース。

もちろん、前菜からどれをとっても美味しかったのですが、

中でも私が最も感動したのは「子持ち鮎のリゾット」。


元々鮎は大好きなのですが、季節的にもそろそろ終わりということと、

昨日食べた「小田島 」のリゾットと比べてみたいという思いで頂いたのですが・・・



051015子持ち鮎のリゾット@アロマフレスカ

 鮎の卵がたっぷり!子持ち鮎のリゾット


こちらの伊のリゾットも、それぞれの素材の持ち味を生かしつつ、

またもや「チーズ入ってないよね?」と一瞬確認するくらい、濃厚で幸せなお味でした。

(こちらもチーズは入っていなかったんです。)

ただ、ほぼ100点満点の素晴らしさだったのですが、

本当に唯一残念だったのが、子山羊を鉄器の鍋で焼いたもの。(料理名忘れ)

私には山羊独特の脂のしつこさが気になり、最後までは頂くことができませんでした。。

(それ以外はほぼ完食!)


でも、そんなことぐらいでは全くこのお店totalでの評価には影響しないくらい、

アロマフレスカのスタッフは本当に素晴らしい心配りと笑顔を見せてくれ、

私たちに至福のひと時をプレゼントしてくれました。



何度もこのブログで言ってきましたが、美味しく食事を頂くためには、

気分良く食事できる雰囲気作りが最も大切なんだと私は思います。

家であれば暖かい家族がいて、愛情のこもった手料理を頂くことができますが、

外食ではそうはいきません。

その分、お皿を通してのシェフとのコミュニケーションと、

そしてやはり顔を合わせるフロアスタッフがいかに気持ちよく接してくれるかによって、

そのお店で味わう料理の味が決まるんですよね。

つまり、料理って舌だけでなく、まさに五感で味わうものなんだな、

と今回あらためて再確認しました。


ちなみに私のモットーは美味しいものは「美味しい」と素直に言葉に出すことです。

自分が本当に美味しいと思ったら、全身でその美味しさを表現します。

これは両親に本当に感謝しているのですが、

小さい頃から美味しい手料理と暖かい家族の愛情に恵まれていたからだと思っています。


おかげさまで、食事をご馳走してくれる友人には常に恵まれています。

その人達がみんな言うのは、「本当に美味しそうに食べるから、おごり甲斐がある」のだそうです。

(母親には「料理のつくり甲斐がある」と言われて育ちました。。)


パパ、ママ、本当にありがと~!