2017年モントリオール国際音楽コンクール(ピアノ部門) ファイナル 第2日 および結果発表 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

カナダで開催されている、モントリオール国際音楽コンクール。

今年はピアノ部門。

あれよあれよという間に、もう最終日となった。

5月10日は、ファイナルの第2日。

ネット配信を聴いた(こちらのサイト)。

ちなみに、これまでの記事はこちら。

 

1次予選 第1日

1次予選 第2日

1次予選 第3日

セミファイナル 第1日

セミファイナル 第2日

ファイナル 第1日

 

 

 

Yejin Noh (South Korea AGE 30)

 

■Peter Ilyich Tchaikovsky: Concerto no. 1 in B-flat minor, op. 23

 

 

Jinhyung Park (South Korea AGE 21)

 

■Sergei Rachmaninov: Concerto no. 2 in C minor, op. 18

 

 

Stefano Andreatta (Italy AGE 25)

 

■Franz Liszt: Concerto no. 2 in A major

 

 

まだほとんど聴けていない。

Nohの演奏は、まだ少ししか聴いていないが、これまでのソロ曲に比べ、コンチェルトではあまり彼女の持ち味を発揮できていないような印象を持った。

むしろ第1日に同曲を弾いたGuarreraのほうが効果的だったかもしれない。

第1楽章のカデンツァでは、痛い暗譜飛びもあった。

優勝は無理かもしれない。

こうなると、もう順位は分からない。

 

 

そうこうしているうちに、結果発表となった。

 

【ファイナル結果】

1位: Zoltán Fejérvári (Hungary AGE 30)

2位: Giuseppe Guarrera (Italy AGE 25)

3位: Stefano Andreatta (Italy AGE 25)

 

まぁ、コンチェルトの出来を考えたら妥当な線ではないだろうか。

確かにあのバルトークはなかなか良かった。

ParkとAndreattaの演奏もそれぞれ少しだけ聴いたが、やっぱりこの順位はそれなりに妥当かな、と思った。

ただ、ソロ曲の出来を併せて考えると、この順位付けについては複雑な気持ちになるけれども…。

まぁ、順位はあまり気にしないということで。

 

 


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