今回は、3月にべクトル春日部店という、総合リサイクルショップにお邪魔してきましたのでその様子をお伝えします。
2016年1月に、埼玉県春日部市にオープンしたベクトル春日部店は、グッドネーバーズ・ジャパンの協力店としてオープンし、全店頭商品の売り上げの一部が寄付となります。同店では古着の買取査定もしており、ご希望により、買い取り額の一部を寄付することもできます。
というわけで、打ち合わせがてら、私物の古着を4着持ち込んで、リアル査定してもらいました!
べクトル春日部店は、春日部駅から徒歩10分ほどのところにあります。
店内の様子。衣類以外のものも販売されています。
打ち合わせの前にまずは査定タイム!今回持ち込んだ古着はこちら
ROPÉ PICNIC ステンカラーコート
アメリカのブランド?kensieと書いてある チュニック
この4点です。時期を意識して、春夏に売れそうなものを持っていきました。
でました査定結果!発表します。
ZARA baby コーデュロイのパンツ・・・10円!
ROPÉ PICNIC ステンカラーコート・・・100円!
D.M.G デニム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10円!
kensieと書いてある チュニック・・・・・・0円!
合計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120円
以上でございました。
もったいない主義の私の古着はそれほど状態の良いものや最新のものはありません…。
服をリサイクルショップに売ったことがない方には安く感じるかもしれませんが、こんなものだと思います。…と納得し、買取の同意書に記入。この時に免許書なども提示します。
120円いただきました!
さて。ベクトル春日部店では先ほども書いたとおり、査定額を寄付できます。寄付の額は任意で選べます。
もし査定額が1000円以上などになれば、端数を寄付するのもいいですよね。
私の査定額は120円なので・・・とりあえず全部寄付しちゃいました。
同意書にサインして募金完了
そのあと、リサイクル王子様や担当者さんと、まじめに打ち合わせをしました。
が、帰る前に店舗の商品を見ていて、ついシャツワンピ(1800円)をお買い上げしてしまい、打ち合わせと言いつつ普通に楽しんでしまったのでした。
ちなみに、このお買いもの1800円のうち、5%(90円)がグッドネーバーズ・ジャパンへ寄付されるので査定額と合わせて寄付額は210円ということになります。
国内での衣類等、繊維製品のリサイクル率は10~20%以下といわれているそうです。
これは、古紙回収率80.8%(日本製紙連合会)や、アルミ缶リサイクル率87%(アルミ缶リサイクル協会)と比べると非常に低いもので、多くの衣類がまだ使える状態で廃棄されていることを示しています。
ベクトルのスタッフの方は、衣類のリサイクル率を上げて環境負荷を減らしたい、一般の方にはもっと日常的に衣類のリユースを考えてみてほしいと仰っていました。
今までお世話になった洋服が、ゴミにならずに誰かのもとで第二の人生(服生?)を生き、しかも途上国の子どもの支援にもなるという、ベクトル春日部店。
国内のリサイクルショップでこのような取り組みをしているところは他にはないそうです。
お近くにお住まいの方はぜひ、足を運んでみてください♪
春日部はお近くでない、というかたは、インターネットで古着を寄付できる『リサイフク』を是非!
こちらは査定額はお知らせしていないのですが、一部地域を除き送料無料で服を寄付することができます。
『リサイフク』とは
グッドネーバーズ・ジャパンが、古着のリサイクル販売を行う株式会社ベクトルと協働で行う、古着の買い取り額が途上国の子ども達への寄付になる取り組みです。
詳細はこちら