トッテナム戦、フランクフルト戦を振り返り。 | ≪バレンシアのサッカーを追え!≫

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シーズン終盤、残り2試合。
レアル・ソシエダとついに同勝ち点に!
ホーム最終戦の勝利を目指せ!Amunt Valencia!


“Valencia C.F.”の情報、試合考察、
選手のコメントを現地より記事としてお伝えします。(残り8日。)



トッテナム戦から早3日。
ジョナスとフェグリの見事なゴールで、今季2度目のメスタージャでの試合を勝利で収め、シーズン開幕を前に徐々に調子を上げているバレンシア。

Valencia 2-0 Tottenham


しかし、昨日のフランクフルトとの試合では、期待の新加入選手として先発起用された乾選手を前に右SBのバラガンがチンチンにされるなど不安要素も見られた。

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写真中央;バラガン。トッテナム戦は後半から左SBで出場。

Eintracht Frankfurt 4-2 Valencia CF

バレンシアの選手と対峙する乾選手。
実況も頻繁に「貴士!貴士!」と連呼していました。

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この2試合を見た限りでは開幕スタメンは以下のようになると予想される。

Valencia C.F.
 Jonas 
 Viera 
GuardadoFeghouli
TinoGago
MathieuJoao
VíctorRicardo
 Diego 


問題はFWの編成。
ソルダードの怪我の回復具合にもよるが、レアル・マドリーとの開幕戦で若手のパコを起用してくるとは考えにくい。

プレシーズンマッチでは、ピアッティとパコの二人が1トップの様な形で起用されたが、どちらも強豪相手にはぱっとしない印象。
また、ここ最近の移籍関連の情報では、ルビン・カザンFWネルソン・バルデスの獲得の噂があちこちで囁かれているが、すぐに起用するにはリスクが高すぎる。

そこで現在トップスコアラーとしてバレンシアを牽引しているジョナスの1トップ起用が、現実的なのではないかと推察する。

バレンシアのサッカーを追え!

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ビジャのように7番をエースナンバーとして背負えるかに注目。



浅はかな考えだと思われるだろうか。
しかし、昨年までのパスに追われていたジョナスの役割を軽減する要素が今年はいくつか存在する。

特に重要なのが、中盤底からパスを送り込めるガゴの存在

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新加入のフェルナンド・ガゴ。イケメンMF。


昨年までのアルベルダ、トパルの二人はパスに難があった。
マドゥーロに関して言えば、大きなサッカーをする際には、持ち前のフィード力が生かされはしたが、スルーパスを得意としない。

その点ガゴに関しては、後ろから何気ないパスを一番いいタイミングで送る能力を持っている。
この何気ないパスがあることで、ジョナスはパスに絡みながらも得点を狙うチャンスが増えているのだ。

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グレミオ時代のゴール感覚が戻ってきたのかプレシーズンでは大活躍。

ジョナスを一列上げたことで、ビエラをトップ下に置くのではないか?と考えたのには単純にこれまでの調子とアシストを期待してのものだ。
だが、ソルダードと組むことでビエラはおそらく一番の力を発揮するだろうとも思っている。

ボールの引き出しが上手いソルダードとビエラのコンビが成熟してくれば、また新たなオプションが生まれるのではないだろうか....


今から来週の開幕戦が楽しみだ。




おまけ。


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アンドレ・ビラス・ボアス。バレンシアに就任する噂もあった若手監督。