旧麻生 岳下 炭鉱 | 鶴嘴さんのブログ

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全国の旧鉱山や旧炭鉱の調査を行っております。

最近は ブログの書き直しや企画展の準備で忙しい。

本州や四国へと行きたいのですが そこまでは足を運べない。

では 九州内を軽く流してみようと思う。

この調査の前に自宅で航空写真をみている時、
あるものを発見、

(国土地理院 昭和49年度 航空写真)

長崎県 佐世保市 小佐々地区を検索中 あからさまに気になる場所が…


少し調べると旧麻生 鉱業 岳下 炭鉱があったみたいだ。

今回は、
長崎県 佐世保から佐賀県 伊万里へと調査して行こうと思う。

さて 現地へと向かう、

旧炭鉱 入口に橋がある。

昭和37年の航空写真にも橋が確認でき その先には ポケットや積込桟橋らしき施設が見えた。

漁船ではない大型の船舶が着岸しているのも確認しました。

船舶が着岸する他の理由が見当たらないので、炭鉱の積込桟橋があったと推測する、

上部は 崩落の危険があるのでしょう立入禁止となっている。

向こう側には 道はありません…

この橋の軌道が桟橋方向に行っているので運炭に使われていたのでしょう。

さて この橋から西側へ歩く。

今回 航空写真で目をつけていた遺構を見に行きます、


未舗装の砂利道を進む。


見えてきた。

やはり 残っている。

Google mapにもはっきりと見えていた。

近づいてみよう、

下部がシュート形状となり ホッパーだとわかった。

シュートに番号が書かれている、

1~4番 シュートがある。

しかし、

高さがある遺構だ。

南側のから軌道が確認できる。


こちらには 硬山を確認。

そして 北側にも選炭場らしき施設が見えた。

そちらにも遺構が残っているようなので見に行きます。





つづく…