さて…
コロナという感染症が世の中に出てきたのはいつの日だったかと考える程の年月が経ちました。
そして、ようやく昨今 コロナの感染者数が大幅に下がり、
福岡県でも一桁の感染者数となりました。
しかし、ワクチンは 3回目の接種を勧められ、
変異株が次々と出てきています。
現在は、感染予防対策とワクチン接種の効果で、
感染者数が下がっていますが油断すれば逆戻りする可能性があると思います。
そんな中で、炭鉱の特別授業が再開されました。
2年ぶりの再開です。
数校様からの依頼があり、各校様々な形で授業を
行いました。
お手紙だけの依頼や山の中の遺構を見に行くという小学校もありました。
鶴嘴屋は、炭鉱と鉱山であれば、
どのような形の授業でも受けております。
今回も変わりなく、
フィールドワーク順路の整備と安全確認を行いました。
狩猟解禁月とかぶりましたので役場との連携も大切になります。
しかし、数年間の年月というのは驚かされる事ばかりで、
林道や遺構が包み込まれるような形になっていた
外側から見れば山にしか見えない程の草木が繁茂しておりました。
そして、授業当日、
(天満宮)
今回、初の山の中の遺構を見に行くフィールドワークの風景です。
炭鉱事業所の名前が残る天満宮から山の中の排気坑道、炭鉱の火薬庫を巡り歩きました。
生徒さん達も驚きの声を上げていたといいます。
やはり、
見た事もない想像もできないような巨大な遺構を見る事は、話だけの炭鉱とうものを一気に現実味を帯びさせると思います。
想像ではない実感、です。
フィールドワークというものは大切で、
見て学ぶ物が多く残る地区はできるだけフィールドワークを授業に盛り込むことが必要だと感じます。
2年ぶりの炭鉱特別授業でしたが、
やはり、コロナの影響で一番 我慢してきたのは生徒さん達だと思います。
今回、久しぶりに生徒さん達の笑顔を見れてとても嬉しかった。