場の読めない、不器用なわたくし。B男さんとの距離感がうまくとれず。相手の時間を創出することができず。
失敗に終わってしまった、愛の巣生活。2週間も経過していないのに、もう遠い昔のことのような気がする。
先日も、あまりの寂しさに思わず、勢いでメール。
「最近話もしてないし、会ってもないし、連絡も取れないし。 なんだか、つまんないなーつまんなーい。」
メールなんて、伝わらないのに。
「会って話さないと!」以前は、すぐに言い出すのは彼の方だったが
暫しの放置プレイの数日後、電話をもらうも、
「子供みたいなこと言わない!忙しいんだよ!!」と、一蹴さる。
人と人、うまくいかないものですね。なぜなんでしょう?
首を傾げていても仕方ない。状況を見定め、解決するために試行錯誤開始。
*稚拙な知識の寄せ集めで恐縮ですが。長いため2部作予定です。
2人の間に介在する問題:温度差、距離感。
としてみると、妙に納得がいくんです。
男女問わず。追われると逃げたくなる性質といことを別としても。なぜ、距離感、温度差が発生するのでしょうか。
考えてみると、やはりキーになるのは・・・
1) パーソナルスペース
すべての人には、快適だと感じる自分の領域=パーソナルスペースがあります。
この領域は、相手やTPOによって常に変化するも、一度侵害されると、ざわざわした気持ち、圧迫感や恐怖心を抱く。
あるいはそれが好きな人だったら。ドキドキ感やロマンスが高まることもある、距離感。
距離感は、心理的にも物理的にも存在しますが、人間関係のキーにとして、私はよく悩むテーマ。
この距離感。今回の私の恋愛の苦悩に例えて、をちょっと説明してみます。**以下、仮説です。
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それぞれのパーソナルスペースは、フラフープのような円で可視化できると説明しやすいので、ご想像。
人と距離を保ちたいB男さん:半径2m。
好きな人と密に関係を保ちたい私:30cm。を平均的に持っていると仮定。(TPOで変わるので)
私とB男さんが、ちょっと距離をおいて対峙し、私に向かって彼が少しずつ接近する状況をイメージ。
恋愛を始めるプロセスのように、一歩ずつその感覚をチェックしながら接近してゆく。
彼がある地点に到達した時、安心感や親密感を感じる。そこが、ベスポジ=2m。彼の「ちょうどいい距離感」。
もう一歩近づくと「ちょっと近すぎるかな」と圧迫感を、一歩でも遠ざかると「ちょっと遠いかな」と寂しさ感じる。
B男さんが2人の恋愛のペースメーカーである場合。2人の距離は彼のベスポジ=2mに保たれようとする。
よって、30cmが心地よい私は、いつもB男さんを少し遠くに感じ、寂しさ、物足りなさを感じてしまう。
私は当然、寂しさを解消し自分の快適な距離=30cmに近づくべく、距離を縮めようとする。
しかしそれは、彼にとって「近すぎる距離」の範囲に侵入され、居心地の悪さをもたらすことになる。アラーム点灯。
結果、私が近付いた分だけ、後ずさり。ジリジリと間合いを計るも、2mの距離をなかなか縮めることは難しい。
豪を煮やした私が奇襲をかけ、一気に間合いを詰めると。B男さんはパニックに陥る。
追い詰められた生き物の取る道は、1つ。
突き放すような態度=攻撃に出るか、背を向けて全速力で逃げ出してしまう。
そうすると、今度は私がパニックに。
「B男さんは、私のこと好きじゃないんだ!嫌いなんだ!!」そう思ってしまう。
しかし、単にB男さんが2mを堅持するのは、彼なりに2人の安心・親密感を感じ得る関係を保とうとしているだけ。
よもや私が、寂しさや物足りなさを感じているとは夢にも思わない、とすると。
私が彼にその寂しさ、違和感を訴えても「そう?これでいいじゃん。何で?」と気持ちを理解してもらえない可能性大。
お互いに、理解しがたいそのギャップ。問題は、話は、平行線を辿る・・・・。
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おそらくは今、私は上記のような状況下にあるのではないかと考えます。
相手を想い、快適な空間を創出するために、よかれと思っているのにも拘らず。なぜかうまくいかないのは、
自分にとっての「ちょうどいい距離感」が、相手にとっては近すぎたり、遠すぎたりするからではないでしょうか。
このパーソナルスペースの差異が、“二人の距離感・温度差”と言われるものの、根源です。
こんな心の距離の問題が内在すると仮定すると、ちょっとすっきりしませんか?
ちなみに、個々のパーソナルスペースは、子どもから成長してくるプロセスで形成されます。
他人に傷つけられた経験が多い人ほど、人を怖いと感じ、このスペースは広くなる傾向が強いとか。
この距離の発見。もし可能であれば、ぜひ実際にやってみてください。「意外な」結果を発見できることが多いそうです。
自分の方が距離感が近いと思っていたのに、実際は逆だったり。予想以上に相手との距離が空いていたり・・・。
新鮮な驚きや発見が、2人のいい関係構築に繋がるのではないでしょうか。
拙文長文で、読みにくくてごめんなさい。次回は、スペースが形成されるプロセスと、解決法のご提案を記載する予定。