【詩】・境 界 | 〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

〈 追 憶 の 向 こ う 側 〉

筆者のリアル体験物語。「社内恋愛」を題材にした私小説をメインに、創作小説、詩を綴っています。忘れられない恋、片思い、裏切り、絶望、裏の顔―― 全てが入った、小説ブログです。


moon



懐かしい人の夢を見た。

見たこともない場所、覚えのない場面。


あの人の顔は、靄がかかったように見えない。

大好きだった、あの声も聞かれない。


それでも、姿形は 間違いなくあの人で…。


離れていく彼を追いかける。


あの人の夢を見る度、

私は、いつも彼を追いかける。


( 待って! 行かないで! )

( もう、二度と会えないの? )

( こんな気持ち、もう嫌だよ!! )


胸が潰される思いに、気持ちがあの頃にトリップした。


寂しい…

悲しい…



魘されて、嫌な汗をかき、

夢で逢えて嬉しいはずなのに

嫌な余韻。


逢えない人に 出会える夢は、

良夢か、悪夢か。


この手で触れられぬ

愛しい人の姿だけを 見せて消えていく夢は、


きっと、悪夢。




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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。(*・ω・)*-ω-)) ペコリ
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