「ニャオン。。。ニャオン。。。」
前日の夜から子ネコの泣き声は 聞こえてはいたのですが
どこかの家がネコを飼い始めたのか?くらいにしか
耳を澄ませてみると確かに
どこから聞こえてくるのかわからないんです、
道路の下から?まさか…
「ニャオン」
子ネコの泣き声です。
泣いている声なんです。
「私を助けて!」
って。うったえてる声。
どこにいるかわからない。
すると、道路の排水溝の重い鉄の網を上げると
深さ1.5mほどの穴の底の側面に
川に向かって直径15センチくらいの雨水講がありました。
その穴の中から 子ネコの泣き声が聞こえてくるのです。
近所のおじいちゃん、おばあちゃん、ご主人、ご婦人が集まってきました。
近所に住んでいるのだけど
今まで、会話もしたこともない人たちが
一つになって子ネコを救出しようとしていました。みんな必死でした。
■道路の雨水講から入ってしまったのだろう
子猫は、道路の側溝の小さな穴に入ったところ
雨水講に落ちてしまったのです。
子猫からしたら高く上がれなくて戻れなくなってしまったのでしょう。
雨水講の下にある小さな穴へ出口を探してさまよっていってしまったのです。
必死に助けようとしてくれました。
道路の向こう側の川に入って 膝まで川に浸かって
長いホースを川の側面から 配水管の穴に入れて行き
川に落ちないよう 子ネコを追い出そうともしてくれました。
■命がけの消防隊員
子ネコは、助けを求めて
泣き叫んでいます。
子ネコは暗渠(あんきょ)配水管をちょうど道路中央の真下あたりまで
移動してしまったようです。
消防隊の人が道路の真ん中にあるマンホールを開けて
命綱を体につけて下りて行きました。
「 えっ?!命綱をつけるほど?!」
と思ってマンホールの中を覗いてみると
路面から20mくらいも深くて
その底は嵐の日の川のようにもの凄い勢いで下水が流れていました。
大声を掛け合いながら 、時には怒鳴りあうように 必死になって救出しようとしていました。
子ネコが、そのマンホールの穴へ落ちてしまったらお終いです。
別の消防隊の人は 川に入って配水管の出口から水圧でネコを押出そうと試みました。
少しずつ水力をあげていき 子ネコが押出されて救出されました。
その瞬間、
みんなが感動の歓声をあげました。
感動です!感動!
近所のおばあちゃんは
「子ネコの命を守るために 消防署の人たちが
ここまで一所懸命になってる姿がとっても感動しました。
こうした心が、まだまだたくさんの人の中に眠っているのでしょうね。」
と言ってました。
*救出した日の子ネコです。↓
心のやさしい人たちの思いが小さな子ネコの命を 助けたのですね。
発見から救出までの2時間
感動のドラマでした。
近所の人たち、警察官、 消防隊の人たちの心を動かしたのかもしれません。
そしてなによりも
この人たちのやさしい心があったから
この子ネコは助かったのです。
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たくさんの方から問合せがありましたので
ご報告しますね。
ノラネコだったので、市役所が引き取りに来ることに
なったのですが、最悪の場合処分ということらしいのです。
ここまで、警察官、消防署の方々が
命がけで助けてくれた小さな命。。。
「 ありがとうございます。
と約束させていただきました。
近所のおじさん、おばさん
■震え続ける
「ラッキー」とつけさせていただきました。
今日もあの時の子ネコは元気で
私と一緒にいます(^^)/
※ラッキーと私です。↓
ちょっとラッキー機嫌悪そうf^ ^;
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■ さよならラッキー
サンジュネスのキャラクター猫のトラ猫のポイポイ・ラッキーは、
実際にいる愛猫ラッキーを私が見ながら描いているんです。
キャラクターなので、それなりには描いているのですが
ラッキーから醸し出される雰囲気をそのまま絵に表現しています。
そのラッキーが
今日(2015年3月10日)、未明、私の腕の中で天国に旅立ちました。
■これからもラッキーはずっと私と一緒にいるんだよ
たまたま友人から今朝、別件でメールが入って
そのとき、ラッキーが旅立ったことを知らせたのです。
そしたら、遠くにいた友人にその知らせが入り
私を心配してくれて、仕事を早く切り上げて
サンジュネスまで来てくれたのです。
その人は、私がラッキーをどれほど愛していたかを知っていたのです。
その人が、私に言ってくれたことば
「ラッキーは肉体という着ぐるみを脱いで魂だけになったけど
天使のラッキーになって羽をつけて
勝俣さんといつも一緒にいるよ。これから勝俣さんを助けてくれるよ。」
と話していたのです。
わたしは、それだけで、泣きじゃくってしまいました。
鼻水ダラダラ、声が震え話にならない。(゚゚;)
と、そこへ別の知人Sさんから電話が入ったのです。
Sさんとは、その数時間前に偶然に道端で会って
実物の愛猫のラッキーファンだったSさんに、
ラッキーのことを話したばかりなのです。
そのSさん、
「勝俣さん、おれさ、いま、ふっと感じたんだ。
ラッキーは天使になって、勝俣さんとこれからずっと一緒にいるんだよ。
そして、勝俣さんを支えてくれるんだよ。
そんなメッセージが来たから、すぐに電話したんだよ。」って。
この言葉で、また涙が溢れて、話せないほどになってしまいました。
ただ、救われたのは、同じことを同じ時間に、全然違う人から聞いた言葉でした。
それは、
「ラッキーは、天使になって勝俣さんと一緒にいて、
これからも勝俣さんを支えていくんだよ。」
シンクロですよね。全然違うところから同じ「ラッキーは天使になって勝俣と一緒にいる。」
これ、悲しみに暮れるわたしを見ているラッキーが、
知人を通して伝えたがっている言葉なんだと思えたのです。
そのとき少し、心が楽になりました。
でも、悲しくて悲しくて涙が止まらないんです。
心が壊れそうなほど悲しい。
こんなにも弱い自分が情けないほどです(;_:)
■もうポイポイラッキーは描けない、描きたくない…
ラッキーは天使になりました♪
いつの日か私が、羽の生えた天使のラッキーを描けるようになりたいです。
わたしのために、ラッキーのために。
ラッキーと私の出会いは、2008年10月23日の朝でした。
もう、ポイポイラッキーは描こうとしても描けませんが
サンジュネスのロゴもラッキーを使っていきますので
ラッキーのロゴマークのサンジュネスで頑張りますので
これからもよろしくお願いします。
これからも永遠にラッキーのこと忘れないであげてください。
ありがとうございます。
ラッキーは正常の猫よりも背骨の数が1つ少ないそうですので、こうして写真をみるとまんまるなんですね♪
☆ラッキースライド(YouTube)
天使になったラッキー!
■天使になったラッキー!
みなさん、たくさんの温かく愛のある言葉をくれてありがとうございました。
わたしは、もう大丈夫です(^^)/
私をあんなに悲しませたラッキーなのですが、
ラッキーの絵を描きたい気持ちになり描いていました。
描いていると、不思議な気持ちになっていきました♪
やっぱりラッキーは旅立ってからもラッキーのままで
悲しいとかそんなバイブレーションがないんですね。
描いていたら、可愛くて、なんだか、おかしくて、笑っちゃって、ほのぼのした気持ちになったんです。
実は、イタズラ天使ラッキーが、
あまりにも嘆き悲しむパパ(私)を見かねて、
「パパ!それは気ぐるみだよ…
抜け殻!
…ったく も~」
「そうだ!
パパに、今のぼく(ラッキー)がどんなになっているか
わかってもらうために、パパの中(魂)に入って、
絵を描いてわかってもらおう…。」
とパパに描かせたのでした(^^)v
描いていると、私の中にラッキーがいるんです。本当に感じるんです。
いつもの感覚でラッキーと繋がっているんです。
そして、絵を描いている時の物語が浮かんで来ました。
というより、ラッキーが、“今”のラッキーを私に
「いまの僕は、こうなんだよ」って伝えて来たのです。
↓↓
■天から降りてきた光がラッキーを包み込みました
天から降りてきた
美しくキラキラした光が
ラッキーを包み込みました。
ラッキーの息が静かになって、そのうちに呼吸がなくなりました。
そのとき、ラッキーは、生まれた時に着させてもらった、
トラ模様の着ぐるみから、光に導かれるように抜け出ました。
パパ(私かつまた)の布団に横たわって永遠の眠りについた
着ぐるみのラッキーは、安らかに眠っています。
光に包まれた魂のラッキーは、
着ぐるみを脱いでも、トラ猫のままでした(^^)v
本来は、魂の光だけになるはずだったのですが、
なぜかラッキーはトラ猫のまま、背中に羽が生えてました。
神の使者である“白い鳩”が神さまから伝えられた使命は
「ラッキーは、トラ猫のまま羽をつけて天使なって
パパを助けるためにパパと一緒にいさせてあげなさい!」と。
白い鳩がラッキーを導き、
蝶たちがラッキーの周りを舞っています。
ラッキーは、白い鳩を
いつものバッタやトカゲとじゃれるときと同じ感覚で、手を出して鳩のシッポでじゃれようとしているのです。
なんということをするラッキーなのでしょう!
鳩が神の使者だということも、まだ気づかない相変わらずのラッキー!(>_<)/
白い鳩はラッキーには呆れかえってましたが、神さまからラッキーのことを聞いていたのです。
それは、
「トラ猫のラッキーは、ちょっとおかしくて、おもしろくて、ズッコケでおとぼけで
愉快なやつだから、変なことされても悪気じゃないから気にするなよ!」
と言われてたのです(^^)v
ラッキーは、白い鳩と蝶々にちょっかい出しじゃれながら
ふと、下を見ると
パパがラッキーの着ぐるみに覆いかぶさって泣きじゃくっていました。
ラッキーは、驚いて
「パパ、なに泣いてるの?
その着ぐるみは、もう役目を果たしたから脱ぎ捨てたんだよ。
パパ!僕はこっちだよ。
パパ、今までほんとにありがと。
これからは、僕は天使になって、パパとずーっと一緒にいるんだよ。
だから、パパ悲しまないでよ!
僕はパパと一つなんだ。
だから
パパが悲しむと僕も悲しくなる。
だから、パパ悲しまないで!
ね!パパ!」
そう言って、また、ラッキーは、
神の使者である白い鳩のシッポを手でじゃれながら
白い鳩についていったのです。
■幸せだったラッキー!
ラッキーへの思いの中で私の何よりも救われたことは
ラッキーは私と出会って、いつも最高に幸せだったと
思っていてるだろうなぁって思えることです。
そして、私から生前のラッキーへの悔いはなにもないことです。
悔やむことのないように
これからも愛する人へ、心からの愛で接していきたいと教えられました(^^)v
私と一緒にお仕事をするラッキーくん♪>