3.アルバムを1年に2枚リリース、同年末に野田入院(2006年)
「このアルバムでこんなに聴いてくれるんだったらやりたいことをやれたらどうなるんだろう?」と思った。(野田)



野田「その次の転機は、2006年が結構キーな気がします。『RADWIMPS 3)~無人島(に持っていき忘れた-枚)~』と『(RADWIMPS4) ~おかずのごはん~』、1年で2枚のアルバムを出したんですよ。
あれは俺の中では、デビューした年よりもデカかったですね」

-メジャーデビューの翌年ですね。明らかにバンドの中にすごいことが起こってますよね。


野田「ずっと不安と戦いながらやってて、でもデビューが決まって。ほんとに小さな希望や光があるとすぐそこにすがりつく、みたいな感じだったんですよね。『これで食ってけるわけない、俺たちどうなるんだろう?』 みたいな不安をみんなが抱えてて。だけど、どっかで一回その不安と正面を切って向かい合う瞬間が必要で、とにかく腹をくくって、どこまでやれるか頑張ってみたのが、俺の中では2006年だったかなと思うんです。2005年の11月にデビューして、その年のクリスマスの夜に、(事務所の) 社長と、レーベルのナベさんと、その当時のディレクターの山口さんを呼び出したんですよ」 

- 大人と話し合ったんだ(笑)。

野田「大人と俺だけで会議室に入って、ホワイトボードに 『来年もうl枚アルバム出す』って書いて。これでいくからって(笑)」

武田「ビックリしました(笑)」

野田「ああ、あと、アルバムを出すって決めた上にシングルを速攻で3枚出しますって言ったんだ、それも自分で言った。『ふたりごと』 『有心論』 『セツナレンサ』……『セツナレンサ』 はまだ何もイメージは湧いてなかったけど、『ふたりごと』をとにかく縁ろうと思って」

-どうしてそこで腹をくくろうと思ったの?

野田「やっぱりずっと、逃げてきた気がしたんですよね。桑が 『こっち行こうぜ』 みたいな空気を担当してるのに対して、俺は 『自分は曲作ってる側だし』って感じでいたんですけど、まずそこを俺が引き受けなきゃいけないんじゃないか?って思ったんです。あと、初めてメジャーでレコーディングをしてみて、一日一日で知ることがたくさんあって。デビューアルバムの『無人島』は、面白いことやれたなとは思いながらも、やれてないこともわかったアルバムでもあったんですよね。それをとにかく形にしたいっていうのもありました」

桑原「俺は、普通にメジャーのアルバム録り終わって、『いいのできたな』って思ってたんですけど、洋次郎は『まだこんなもんじゃないんだ』っていう気持ちがあったと思うんですよね。だからもう必死に、何も考えずについていった感じでした」

ーメンバー的には、順調に来てると思ってたわけだよね。でも、曲を作ってる野田くんとしては、RADWIMPSとして目指すもっと大きなビジョンがあって、そこに到達していない悔しさがすごくあったと。

野田「うん。『この悔しいアルバムでまだこんなに聴いてくれるんだったら、俺がやりたいことやれたらどんなふうになるんだろう?』 とも思いましたね。やりたいことやれたって100%思えることはきっとないんだろうけど、その時は冷静に見て、できてないことがたくさんあるのがわかってたので。だからほんとにギリギリの中でやってたとは思います。
”有心檎″ も結局、全然歌詞ができなくて、ちょっと遅れてやっと作れて、みたいな。それで結局、2006年の12月に入院するんですけど、僕は(芙)。一回自分の中で今の自分をやり切ろう、とにかく今年やるんだって気持ちが強くて。歌詞を書くこととか、一個一個に面白さが出てきてたし、逆にできなさにも一個-個気づいていって。自分の中での喜びや発明が日々更新されていった時期で、70時間とか全然起きてたんですよね。それで結局倒れちゃって」

-たしかに”ふたりごと″ とか”有心論〟 を聴くと、人間の限界を超えようとしながら曲書いてる感じはよくわかりますよね。バンドもきっとそれを要求されたんだと思うし。

武田「あの時はほんとにずーっとスタジオに入ってて。家族以上にー緒にいた時期で、そこでいろいろ変わった気はしますね。必死に、振り薄とされないようにがんばらなきゃって感じで。技術的に、ついていけなかった部分も結構あったと患います」

野田「加速の時期ではあったので、ここまでは、とにかくスピードの中でやってた気がする。明確にジャッジをしてたし……たぷん 『おかずのごはん』出したあとのほうが、スタジオで根詰める時期は多かったな」




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