記事自体はギタリスト向けですがギタリストですと卓録などかなりなれた部分も多いと思いますのでウクレリスト向けに読み替えられるように掲載してみたいと思います。

そんなわけで表題も


ウクレリストならDAWをはじめなきゃ



重要なところは強調表示しておきますのでシンプルなソロ録音に加えて、作曲のアイデアをまとめたり、オリジナルを録音したり、

より楽しみを増やすためにも多重録音やとても相性の良いギターとのアンサンブルなども
交えながらご紹介していきたいと思います。

関連する部分は自分の設定や環境なんかもご紹介したいと思います。


◎ミックスの基本はボリューム調整


三谷:んじゃ、実際にミックスしていこうよ.
まずは主要なバートにEQをかけていけば良いの?

先生:その前にボリュームとバンを調整すると良いですよ。ミックスの基本はあくまでも「ボリューム調節」なんです。

三谷:でも、プラグインを使っている方が「それっぽい」じゃん。

先生:か、全部の昔を聴きながらバランス取っていく…など、人それぞれだと思います。

三谷:レベル・メーターはどのくらいの位置に設定したら良いの?基準みたいなものはある?

先生:そうですね。個人的な経験則ですが、ドラムの一番大きな青が入った時にマスターのレベル・メーターが.6~・5dB程度の位置に収まるようにしておくと、全部の楽器が入った時にレベル・メーターがOdB付近に来る
と思います。

三谷:それは目安になるかもね。あと、前から気になっていたんだけれど、DAWソフトのミキサー上でクリップ・インジケーターが点灯しても、青は歪んで聴こえないんだよね。やっぱりある程度の畜圧は欲しいから「聴覚上、割れていなければ良いのかな?」という風に思っているんだけど…。

先生:愚近のDAWソフトは、ほとんどが32bit以上の浮動小数点演算ですからね。…と、また小難しい話になりそうなので詳細は割愛しますが、原則的には「赤」が点灯しないようなレベルに設定する、という風に考えてくださいね!

三谷:バンはどう?セオリーみたいなものってある?

先生:そうですね。ボーカルとキック、スネア、ペースはセンターに配置させて、それ以外のバートは左右で均等になるように振っていくのが一般的ですね。基本的にはステージ上の楽器配置と同じように考えてOKだと思います。

三谷:あれ、でもそうすると、何でベースがセンターにいるの?ステージだと、大体ギターの反対側にいるよね?

先生:確かに、モノラルが一般的だった時代の茜源などを聴いてみると、ドラムやペースのバンが振られていたりすることもありますね。ただ、現在はステレオ音源が当たり前の時代ですので、ドラムが左から、ボーカルが右から聴こえてきたら、気持ち悪くありませんか?

三谷:確かこ‥・(笑)。

先生:もちろん絶対にそうしなければならない理由もありませんけどね。

三谷:実際、バンはどのくらい振れば良いの?例えば、シンバルやギターの場合はどう?

先生:曲のバート編成やアレンジ、ジャンルによってマチマチですねこでも、基本的には常に左右のバランスを考えながら配置していくと失敗が少ないと思います。

例えば、ハイハットとギターは帯域も近く、青がぶつかりやすいので、ハイハットを左に振ったらギターは右…といった具合です。

こうすれば、EQも必要最小限に抑えることができるほか、毒が左右のどちらかに寄ってしまうことも防げると思います。このあたりは、バンドをやっている方は「感覚」に任せてしまっても大丈夫です。

【Archive】

ウクレリストならDAWをはじめなきゃ①~ミキシングはモニター環境から
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-12114329291.html

ウクレリストならDAWをはじめなきゃ②~ ミックスの基本はボリューム調整
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-12114801736.html







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