2013年7月15日の惑星Xを予測する

「第4章2012年接近通過のシナリオ」では、中程度の被害をもたらす惑星Ⅹの接近通過を見ることにするが、これはノストラダムスの予言、6世紀の4行詩第6番、一般には「髭星」の予言の名で知られているものに記されている可能性が高い。

イラスト11は、髭星-この場合は惑星Ⅹのことだが-は、2013年7月15日にパリから見ると北向きに見えるものとして予想図を示している。

このイラストでは、太陽がかに座に入るため、ノストラダムスの予言がふれている髭星はほぼ真北にはっきりと見える。

北極星のすぐ近くに現れ、長い尾を持つ、赤みを帯びた小さな星に見える。

この予言を、聖マラキによる最後の法王の予言と関連付けて見てみると、人類は「賂4章芦012年接近通過のシナリオ」で描かれているような滅亡を免れるかもしれない、という希望が見えてくる。


[聖マラキの幻視]

聖マラキは12世紀のカトリックの司祭で、アイルランドのアーマーの大司教となった。
死後1199年に、教皇クレメンス3世により列聖、つまり聖者の列に加えられた。

聖マラキに関して幾つかの奇蹟が語られているが、中でも最も有名なのは、神聖ローマカトリック教会の歴代112名の法王を示されたという幻視である。

その一人ひとりの称号を聖マラキは見ているが、ほんの数語で描いている。
一番長い称号は、最後の第112代法王に関してである。

「ひどい迫害を受け、神聖ローマ教会の頂点の座を占めたのはローマ人のペテロで、ペテロは多くの苦難を乗り越え羊たちを導いたのだ。
それが終わると七つの丘を持つ都市は破壊され、恐るべき審判が人々に下る。
終末である」

-聖マラキ(1094~1148年)髭星の予言でノストラダムスは、最後の法王の崩御を確認する。

6世紀の4行詩第6番にこうある。

「ローマの偉大なる男が倒れ、夜が終わる」
両者を併せ見ると、ノストラダムスと聖マラキの予言は、多くの戦争や被害にもかかわらず、フランスとイタリアの大部分は、太陽・惑星Ⅹ間の相互作用が頂点に達した後も生き残ることが分かる。

このことより、惑星Ⅹの今度の通過は、本書で示した最良のシナリオのほうにより近いことがはっきりと分かる。

2013年7月15日-太陽との距離は3.3AU

ノストラダムスによる「髭星」の予言とつながる可能性もある。
惑星Ⅹは引
き続きパリから肉眼で観察でき、長い尾を引く赤みを帯びた小さめの太陽のよ
うに見える。
地上から観察する場合は、北極星の近くに見えるはず。
ノストラダムス-

C6:Q6
北に向けて現れるだろう
かに座から遠からぬところに、
髭星はスーザシエナボイオティア、エレトリアローマの偉大なる男が倒れ、夜が終わる

イラスト11:2013年7月15日の惑星Xを予測する

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2012 - オフィシャルサイト
http://www.sonypictures.jp/movies/2012/


新しい書籍久しぶりに追加しました

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10389836455.html
解説-「惑星Ⅹ襲来?そんなバカな」楽観論に巻き込まれるな!
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10389844555.html

第一部 迫らくる危機を大予測!

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10390616395.html
第1章 惑星Ⅹの前兆

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10392045326.html
○惑星Xの定義-古代人が「二ビル

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10392066422.html
○摂動源を探索すると見えてくるもの

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10392072931.html
○惑星Xかと思われた冥王星は摂動源としては小さすぎる

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10392123847.html
○アメリカ政府が探索する惑星X
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10393411763.html

○惑星Xは、我々の太陽系全体を摂動させている
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10393419345.html

○イラスト1:我々の太陽系
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10395069949.html

○天文学の基本概念②黄道
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10395074746.html

○天文学の基本概念③楕円軌道
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10395076929.html

●第2章 [図解] 2014年までの惑星Ⅹの予測
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10419737535.html

表2 -1
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10419750734.html

表2-2
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10420444536.html

表3-3
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10420445683.html

2007年4月15日の惑星Xを予測する
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10420447399.html

2009年5月15日の惑星Xを予測する
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10420448751.html

2011年5月15日の惑星Xを予測する
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10420450741.html

2012年12月21日の惑星Xを予測する
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10421150378.html

2013年2月14日の惑星Xを予測する
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10421151301.html

2013年7月14日の惑星Xを予測する
http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10421153540.html