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怪天体の出現をともなう、大洪水伝説
世界各地に伝わる大洪水伝説もまた怪天体の出現をともなっている。
紀元前2600年ごろ、シュメールの都市国家ウルクに実在したとされる王ギルガメッシュ。
その彼の冒険轟が刻まれた『ギルガメシュ』 の第11の書板には'〟6日間も続いた台風と洪水″ の話が出てくる。
ニュージーランドの原住民マオリ族も〟暗い空から吹き荒れる風″の伝承を有している。
シッチン氏は'未曾有の天変地異, 「ノアの大洪水」 を引き起こしたのは'こビルだと説いているが'北欧神話の集成『エッダ』にも全地球的洪水の記憶が残っている。
大洪水が発生したとき、主人公のベルガルメルとその妻は'巨大な船で逃れて助かった。
このときへ天に 〟火の星″があったという。
この火の星こそ、大洪水の引き金であったのである。
紀元前16000年(3600年前)ごろ、インドが大洪水に襲われた。
同時期、中国も気候の激変に見舞われ、商(殿)王朝が滅亡。
このとき〟怪しい星″ が天空に出現したと記録されている。
これは「出エジプト」の異変が起きた時期へダビデ王の治世における大異変が起きた時期とも一致している。
囚われの身となってけたイスラエル人が逃げるきっかけになったのも'怪天体の接近によってエジプト王家にもたらされた'相次ぐ天変地異だったのはまちがいない。
1999年11月には'黒海で「ノアの洪水」 のモデルになったとみられる約7500年前に発生した大洪水跡が発見されている。
つまり'異常気象や大洪水など'文明や王朝滅亡の原因となった地球規模での大異変の発生時期は'いずれも約3500-4000年前、そう、 シッチン氏の言うニビルの周期3600年に近い数値を示しているのだ。
実は、地球規模での規則的な大異変の発生は'地震および考古学的にも十分に示されている。
たとえば、ブラジル、南西アフリカ、太平洋、大西洋、インド洋の島々など'世界各地で海面が一様に5-6メートル下がっている。
これは海面水位が地球規模で下降したものだという。
その時期は'3000-4000年前だとされているのだ。
これらのことが同一時期に起こっていることに学者たちは当然、気づいているだろうが'それをもたらした元凶には言及していない。
だが'古い記録には'それが地球に接近した〟凶星″ のせいであると記されている。
前述したように'古代シュメール人はへその元凶こそ、3600年ごとに地球に接近する「ニビル」だと明確に記しているのである。
だとすると、今やその再接近の時期が目前に迫っていることになる。
太陽系に接近している謎の惑星Xとは'実はニビルのことなのではないだろうか。
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