惑星Ⅹの接近で発生した天変地異を記す神話や古記録
《ディスカバリング・アーケオロジー》誌の1999年7・8月号に'興味深い記事が掲載されている。
紀元前1682年は'世界全体が未曾有の大災害に見舞われた年だったというのだ。
世界各地で採取された樹木を調べて得られた年輪のデータからもうこの年における植物の生育が異常に悪かったことが明らかになっているという。
紀元前1682年といえば'約3600年前であり'シッチン氏が説いているニビルの周期と奇しくも一致する。
同誌に掲載された図版には'巨大な撃星を思わせる物体が描かれている。
その大きさは太陽と比べてもひけをとらず'水平線いっぱいになく尾を引いて空を横切っている。
注目すべきは、この物体が飛んでいく方向である。
地上に落ちてくるようには見えない。
地球に接近して飛び去ろうとしているように見えるのだが'星の真下では'甚大な被害が発生している様が措かれている。
『聖書』にもまた〟特別なしるし″として怪天体の出現が記されている。
「天から地球に落ちて-る巨大な星によって水が汚染された」と記されているのだ。
この異変が起きたのは旧約の『出エジプト記』に記されている、エジプト全土を覆った〟3日間の暗闇〟で、怪天体の接近による影響でポールシフト(磁極の逆転)が起きたことを措写したのではないか、と研究者たちは考えている。
古代エジプトの碑文にある〟ある日、地球がひっくりかえった″という記述などは'まさにポールシフトを簡潔に措写したフレーズではないか。
さらに'サンクトぺテルブルグ博物館に保管されている『エルミタージュ・パピルス』にも'天と地が逆転した様子が措かれている。
ここで表現されている真っ黒な空や'『聖書』にも出てくる〟死の影″という記述は'火山の噴煙によって太陽光が遮断された状態の空を指していたのだろう。
ユダヤの12支族は、この惨劇をいつまでも忘れることがなかったようで'〟死の影と暗い空″というモチーフは'『聖書』のあちこちに散見される。
マヤ族に伝わる古事記『ポポル・ヴフ』には'同時多発的に起きた大規模な噴火についての記述が残されている。
地熱によって川が沸騰し、海底からも沸騰による泡が浮かび出た場所もあったらしい。
ネイティブ・アメリカンの伝承にも'〟沸騰する海〟 というモチーフが出て-る。
またへブリティッシュ・コロンビア州に住む-リンギット族には'次のような伝説が語り継がれている。
「大きな雲が現れ,辺りはものすご-熟い空気で満たされた。
熱さから逃れるために湖や川に飛び込んだ人々は、その水が沸騰していたため,すぐに死んでしまった」
バンクーバ島に住むハイダ族にも'これとそっくりの伝承がある。
「空気がものすご-熟-なったので'動物たちは海に飛び込んだ。
しかし'海の水さえも沸騰しはじめていた」
ユダヤの伝承にも〟沸騰する河の水″ というモチーフが出てくる。
海や河の水が沸騰するというのは'大惨事に共通する光景である。
詳述は避けるが'洋の東西を問わず'王朝の興亡と火山の爆発そして怪しい星の出現は常にリンクしているようだ。
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