わたしがまだ小学生の頃、東大の名誉教授竹内さんがNHKでたしか物理の講義を放送していた。

地震予知派はそのころ幅を利かせていて、いつ起こるのかを競って予測していた。


しかし竹内教授は「そんなことよりも本当に大きい地震がきた時安全に非難する方法、大きい災害へ拡大しないように予防措置を徹底すること」を当時から訴えていた。


考えて見えれば当たり前のことで


ジュセリーノさんも建築の高層化をバベルの塔にたとえているが、まさに人の愚かさを表している。


御自身東大の教授でありながら、自然=神への畏敬を忘れず、自然が本当に猛威をふるえば人間の力など到底及ばないこと、


特に関東大震災、阪神大震災クラスと富士山の噴火が重なったら、誰一人として生き残れないだろうことを示唆していた。

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地震


地震は今後、世界的に増加していく。


憂慮すべきことだが、人間の心を見つめる絶好の機会でもある。


物質への強い執着心は「精神の惰性」とでも言うべきものであり、真剣に
考えなおすべきときに来ていると思う。

地震大国として有名な日本は、週末のあいだに、軽微から中規模まで二〇二回もの揺れを記録したことがあるそうだ。


わたし自身、阪神・淡路大震災を予知したときのことはよく覚えている。


一九九五年一月一七日に起きたその地震は、マグニチュード(以下、M)七.一という巨大なものだった。

今日、地震予知学はほぼ停滞してしまったと言っていい。


アメリカだけでなく世界中の地震学者たちの大半は、数日または数時間前に地震を予知する方法の模索が、ことごとく無駄に終わったことを認めている。


当初楽観的な立場でいた学者も例外ではない。


しかし今後は地震予知学に代わり、予知夢が新たな希望のともしびとなるだろう。


以下、世界で発生する地震を挙げていく(訳注ジユセリーノ氏から届いた資料をそのまま掲載している)。


日本


・二〇〇八年二月一五~二八日M六二二(川崎)

・二一〇〇八年四月または五月一四日M六・七(千葉)

・二一〇〇八年八月六日M六・五(東京)

・二〇〇八年九月二二日M八二ハ(東海)三万人が被災し、六〇〇人以上の死者。
この地震は日本ではなく、中国で起きる可能性もある。その場合は日本より被害が拡大する

・二〇〇九年 一月二五日 M八・九 (大阪)

・二〇〇九年 一一月一七日 M八・二 (大阪・神戸)死者数十万人

・二一〇一〇年 五月一四日 M七・七 (大阪・神戸)死者数千人


・二一〇一〇年 九月一五日 M八・四 (東京)

・二一〇一一年 六月二六日 M六・八 (東京と横浜)死者七万人以上

・二〇二一年 一一月一二日 M五・七 (熊本)

・二一〇二一年 M八・九 (大分)

・二〇一三年八月二三日 M五・四~七・九(香川・岡山・広島)三つの地震が立て続けに発生

・二〇一四年三月一八日M六二二(横浜)

・二〇一四年五月三〇日M五・八(千葉または滋賀)

・二〇一七年一〇月二四日M六・九(横浜)

・二一〇一八年六月二一日M一〇・六(東海)死者千人以上史上最悪の地震

・二〇一九年七月二五日M六・七(川口)

・二〇二三年二月四日M七・四(東京)

・二〇二五年六月三〇日M八・七(京都または千葉または滋賀)


中国


・二一〇〇八年九月二二日 M九・一死者百万人以上。この地震は中国ではなく、日本の東海地方で起きる可能性もある

・二〇〇九年八月二五日 M八二一(麓江)

・二一〇一〇年三月六日 M六・七

・二〇一一年一一月一四日 M六・九

・二一〇一一年一二月二七日 M五・三

・二〇一三年二月一三日 M八・九

・二〇一六年八月二日M九・六(唐山市)死者四〇万人以上、被災者五〇万人以上

・二〇一六年一〇月二一日 M九

・二〇二三年 四月一五日 M五・六

・二〇二三年一一月二日 M九・七

・二〇三五年八月二四日 M一〇

・二〇四一年 七月六日 M六・八

・二〇四八年九月三〇日 M九・三

・二〇五〇年一二月二一日 M七・九


台湾


・二〇〇八年三月八日 M六・八(プーリー市)被災者三〇〇〇人以上

・二一〇〇八年六月一六日 M七・四(プーリー市)死者数千人

・二〇〇八年一〇月四日 M六・八

・二〇〇九年一一月一六日 M七・七

・二〇一〇年三月二五日 M八・二

・二〇一四年一月六日 M八・六

・二〇一七年五月二三日 M八・八

・二〇二五年一二月二日 M九・三


モンゴル


・二〇〇八年九月六日 M六・四

・二〇一二年三月二二日 M七・九

・二〇一九年六月一五日 M六.ハ

・二一〇二五年二月三〇日 M八・七


インド


・二〇〇八年一一月一二日 M六・五

・二一〇〇九年一月五日 M七・三

・二〇一〇年一〇月一四日 M七・八

・二〇二一年一一月二七日 M八.二

・二〇一七年二月一六日 M八・七

・二〇一七年一〇月四日 M五・六

・二〇一七年一〇月二五日 M九・八(カルカッタ)死者四〇万人以上、被災者数百万人

・二〇二四年一〇月六日 M七・四

・二〇三三年八月一三日 M九・三 津波が発生

・二〇四二年六月二五日 M八・五


アメリカ


・二〇〇九年五月一四日 M六.二(サンフランシスコ)

・二〇一三年六月八日 M六・八(カリフォルニア洲)

・二〇二三年二月九日 M八・九(サンフランシスコ.)

・二〇二四年三月一六日 M九・三(サンフランシスコ)

・二〇二六年七月一七日 M一〇・八(カリフォルニア州)サンアンドレアスの断層が引き裂かれる巨大地震

・二〇三二年四月七日 M八・七(ワシントン州)

・二〇三七年一〇月一一日 M八・九(ワシントン州)

・二〇四二年五月一九日 M八・一

・二〇五二年七月四日 M一〇・六(ロサンゼルス)(サンフランシスコ)壊滅的な大地震


カナダ


・二〇一二年八月一六日 M五・八

・二〇一六年五月二六日 M六・九(ブリティッシュ・コロンビア州)

・二〇二三年五月五日 M七・六


アルゼンチン


・二一〇一〇年三月一六日 M六・七
・二一〇一四年五月三日 M七・二

・二〇一七年八月二二日 M八.二

・二〇一八年一〇月二九日 M五・五

・二〇三五年六月一三日 M八・六


グアテマラ


・二〇〇九年四月一六日 M六.二

・二〇一三年六月二五日 M六・五

・二〇二二年九月六日 M七・八

・二〇三一年三月九日 M八・一


メキシコ


・二一〇〇八年三月六日M六・七

・二〇一一年九月一二日 M七.ハ

・二〇一八年五月二三日 M八.一

・二〇二一年一〇月死者二万人

・二〇二四年三月二日M五・四

・二〇三六年一一月二八日 M八・五

・二〇四三年八月一四日 M八・九

・二〇五一年四月九日 M九・一


ペルー


・二〇〇八年五月一五日 M六・六

・二〇〇九年九月六日 M八・七(イカ)死者九〇〇人、被災者四五五〇人

・二〇一〇年四月六日 M七.二

・二〇一五年六月一五日 M七・八

・二〇一九年五月一九日 M八.二

・二〇二〇年五月五日 M八・九(ユンガイ)死者五万五千人以上、被災者数千人

・二〇三五年八月六日 M八・九

・二〇三九年四月一八日 M九・四(ユンガイ)





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