大預言―2030年、人類未曾有の危機が来る
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 われわれの先祖、へロデ・アグリッパ ビラム・アビウデ その他の七人の仲間が考案した身振-や握手、用語が、今も新しいメイソンリーで使われていることが証明されたが 腹立たしい儀礼が多-追加されていた。


首に縄をかけて後ろ歩きさせたり'胸に剣の刃を付き立て 噺笑うブラザーの前で縄を解きへ 人を欺-問いで質問攻めにするなど。


不可解に思ったのは、こんな儀式がすべて終了してから'誰もがみなこう言ったことだ。

「これを考案した者たちは'ずいぶんと頭が良かったに違いない。
誰だろう?」 


私はこの話を黙って聞いていたが、心の中では笑っていた。


古代と現代のメイソンリーを比較するためも 私は幾つかのロッジで'これらの儀礼を調べてみたが、形式は確かに違ってはいても'基本は同じであることがわかった。


どれにも'悪知恵と虚偽と'皮肉と噸笑が覆い隠されていた。

フリーメイソンは総じて反宗教的であるという。


 所属ロッジのメンバーのほとんどは、デザギユリ工とアンダーソンと同派のプロテスタントだった。


彼らはカ-リックにいちばん敵意を持つ集団である。


私がこの事実を知ったのは'出席した会合で、ローマ教皇とその側近を攻撃する指針と指令が出たときだが'賛成と反対の二派に分かれた。


また、彼らの間に、諸宗教に対する敵意が渦巻いているのを感じた。


メンバーの大部分は反宗教的精神を露わにし、宗教と宗教者を噸っていた。

一方、私を一員とする、抵抗を試みる少数派もいた。

33階級の上には「未知の司令者」がいるという。


 最高位階にのぼ-つめ'「天国の門」 に至った。


そして、「自由の首長」 の階級に仲間入りをしたが'最高指令がどこから発せられるのかわからなかった。


ロッジ大棟梁さえ出所を知らなかった。

各ロッジの大棟梁の誰もが秘密裡に来るこれらの指令に従っていた。


「われわれが自分たちの指令を遂行したように'最高指令を遂行し、これこれのことを実行に移せ」

「最高指令によ-'われわれは全力を傾け、これこれのことを行わなくてはならない。


それにしたがって、何々を始めよう」「命令によ-、その出所を知ることは禁じら経ている。


あなた方はこれこれの額の資金を集めな-てはならない。


それによって、結社の力と利益は拡大される」 指令はどれもこのようなものであった。

自由という言葉の意味に悲しみを覚える。


今使われている自由の意味を辞書から除き'「自由といいっつ主人の命じるままに善悪を行う奴隷」という説明を入れるべきである。


奴隷は主人を知っているが'われわれは誰から指令を受けているのか、誰に盲従しているのかも知らない。


 ヨナは'ラリーメイソンについての調査結果を『歴史』に加筆した。
それをまとめよう。