お母さんから譲り受けたGUCCIのバッグ、修理見積を依頼してから16日ほど…やっとカスタマーセンターから回答(電話&メール)が。


前回の記事↓

この世には替えがきかないものもある。母、娘、ときどきグッチ。


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気になる回答の結果は…


①ショルダー補修もしくは交換 
※イタリアに修理の可否確認のため、修理期間最長5ヶ月から6ヶ月かかる


②かぶせ左右付け根補強 8,100円(税込)


③コバ塗りなおし 24,840円(税込)


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②③は当然 許容範囲です。このくらいなら全然OKです。


が、問題は①「イタリアに修理の可否確認のため、修理期間最長5ヶ月から6ヶ月かかる」という部分。もちろんこれは想定の範囲内ではありましたが、改めて言われると、半年近く…というのはかなりハードルが高い。時間をかけてイタリアに送ったところで、修理不可と判断されることもあるわけですから。


お電話をくださった方にそれとなく聞いてみたところ、30年以上前のものだと材がないことがほとんどで、仮にイタリアに送っても修理不可というケースが約9割ほどだそう。もちろん、残りの1割に該当する可能性もゼロではないでしょうが…まぁほぼ無理なのでしょう。で、加えて教えて頂いたのは、もし材があったとしても、2~3万なんて可愛い値段ではないだろう…と。


長い時間かけて船便で旅をさせて、それでもし仮に修理不可ってやっぱり切ない。


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ここでふと原点に立ち返って色々考えたところ、一番大事にすべきはお母さんから譲り受けたバッグを大切に使うことであって、GUCCIというブランド 及び そのバッグを維持することが大切なのではないということ。


GUCCI以外のところで修理をしてしまうと、もうGUCCIの製品としてはみなされないそうですが…今回はそこが大切なんじゃないんですよね。

…ということで、今回は一旦 修理なしで戻してもらい、一般の、信頼のおけそうなお店に修理依頼をすることにします。こちらについても、似たような材があるか…とか、ちゃんとやってもらえそうか…とかを慎重に見極めないとですね。


ちゃんと使える日が来るまで、まだまだ時間がかかりそう