この世には、替えがきかないものってありますよね。
先日 お母さんから譲り受けたこのグッチのショルダーバッグ。お母さんが新婚の時にハワイで買ったものらしく、その記憶が確かならば、30年以上前のバッグということになります。
人によって好みや価値観は色々だとは思いますが、私個人的にはかなりどストライクなバッグ。今では見かけことのない、GGプラスのクラシカルかつ上品なデザイン。加えて、お母さんからのもの…というある種のプレミア付き。オンリーワンアイテムといっても過言ではないかも。
ただ、使おうにもそれなりに痛みがあって、ショルダー部分の革が分離していたり、芯材が見えてしまっていたり。ところどころ伸びているところも。フタの付け根部分に至っては、微妙にとれかかってますし…。
でも、使えるなら使いたい。
…ということで、思い切ってグッチに持ち込み、修理見積りをとることに。ここからはカスタマーセンターとのやり取りになるんですが、見積りだけでも数週間から1ヶ月ほどかかるそうで。そして、店員さんから言われたのは、材がなければ修理受付不可になることもあるし、材があってもイタリア送りになって修理完了まで数ヶ月かかることも…と。しかも、現時点で想定される修理費は数万円。新しいのを買うのに十分な足しになるよね…って値段です。
でも、世の中には替えがきかないものもあるワケで、新しいのが買えるからといって そう簡単には引き下がれないのが悩ましいところ。
んー 見積り金額がいくらになるか…そこが肝ですね。