紅の 初花染めの 色深く 思ひし心 我忘れめや
―古今和歌集
一昨日
冴え返る寒さに震えた朝
由美ママは
親しき方の
最愛の方のご葬儀へ参列せていただき、
故人の御霊が安らかに眠られますよう
静かに祈りを捧げて参りました・・・
掲出句には
そんな故人を偲んで、
古今集よりの歌を引用しましたが
“紅の初花染め”の深い色の如く
初めて想いを染めた頃の
その深い“思ひし心”を、
いつまでも
“永遠の絆”として
忘れぬことのなきよう
心よりご冥福をお祈申し上げます。
さて、
そんな感傷に浸った夜は
リベラルタイムhttp://www.l-time.com/
渡辺美喜男代表のご縁で
創業昭和6年
隅田川沿いに佇む
数寄屋造りの一軒家料亭
【つきじ治作】http://www.jisaku.co.jp/
へと出かけました
【築地治作】雛人形
と伊藤由美ママwww.yumi-ito.com
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リベラルタイム3月号http://www.fujisan.co.jp/product/1276354/b/893454/
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蕎麦春秋Vol.24 http://www.fujisan.co.jp/product/1281682114/b/877927/
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この
【つきじ治作】は
建物は三菱財閥創始者
岩崎弥太郎の別邸を
古より
大切に残す
数寄屋造りの料亭ですが
「戦前日本の割烹王」
と称された
初代本多次作より
連綿受け継がれる姿勢は揺ぎなく
今に受け継がれます
【つきじ治作】玄関
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信楽焼きの巨大土瓶
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山古志村の錦鯉
が泳ぐお庭の池
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この夜の予約は“りんどう”
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前菜盆
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先付け
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お造り
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鳥類憐みの令が信条の由美ママは
名物の“水炊き”が食べられないので
この夜のメインは
近江牛“すき焼き
”をリクエスト
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この“近江牛
”は
由美ママ贔屓の【時宜】でもいただけます
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*大寒や虹色の橋うかぶ夜！完全会員制の王宮【東京ベイコート倶楽部】レストラン『時宜』近江牛鉄板焼！ （2013年1月23日号他）
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すき焼き野菜
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ご飯
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デザート
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再び由美ママ＆雛人形
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由美ママは
歴史ある【つきじ治作】の
風雅なる“お雛さま
”を愛でながら
美味な近江牛すき焼きに
舌鼓を打ったひとときでした
そして
「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」と
“人”には必ずや死が訪れますが
でも生きていてさえいれば
明日が来るのですから、
所詮、
それが運命ならば
今に感謝して
たった一度の人生を
精一杯、力の限り、
悔いの無きよう
思いっきり生きて行きましょうよ
そんな感傷に浸りながら、
故人の安らかな旅立ちを願った夜でした・・・
【つきじ治作】
東京都中央区明石町14ー19
03-3541-2391
050-5815-5802