散る桜 残る桜も 散る桜・・銀座『源吉兆庵』「松涛」で岩手産奥州の極旨の黒毛和牛しゃぶしゃぶの宴 | 銀座由美ママの心意気

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働く女の心意気を、銀座という世界を通して、様々な観点から表現したくブログを始めました。 そんな銀座ママの日常です。どうかご笑覧下さいませ。


    


散る桜 残る桜も 散る桜  

―良寛


桜咲き、“残る桜”も“散る桜”となりましたが、

春爛漫の最中はいかがお過ごしですか?




“桜”は、「蕾七日、咲いて七日、散って七日、花で二十日・・・」

と云われていますが、今はまだ薄紅色の“桜雲”に覆われている各地の名所も多く、

きっとその“雲霞”の空間だけは、花の名残りのけだるい雰囲気が漂っているのでしょうね・・・




銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 由美ママ

由美ママは4月の或る日、贔屓の和菓子店『源吉兆庵』 http://www.kitchoan.co.jp
の料理店「松涛」http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10387981740.html (2009年11月14日号他)へと出かけました。


銀座由美ママの心意気-源吉兆庵  銀座由美ママの心意気-源吉兆庵2

銀座由美ママの心意気-源吉兆庵3

“桜”の花びらはお菓子の素材で作られていましたお団子





さて、日本には“桜”に纏わる美しい日本語が数多くありますが、

そういった言葉の中からも、遥か悠久の時を経て、

人々が“桜”に寄せた様々な想いに触れられるような気がしますが、

その言葉は、まるでひとつの「桜物語」の様で、
先ず、花咲く“花時”に、桜を愛でる“桜人”と出逢う・・・
そしてその“桜人”と一緒に、満開に咲き誇る“花見”を愉しみ、

心地良い“花疲れ”をして、

その後は、桜花散りゆく中で、

水面に散る花びらが吹き寄せられて出来る薄紅の“花筏”を憂い、

静かな春の“桜蘂降る”終焉を迎えます・・・




その他の“桜言葉”には、桜残る“余花”

散り残った桜“残花”

桜の花に降り散らす無情な“花の雨”

そして桜の咲く頃に寒さ戻る“花冷え”や

さらには狂言にも登場し、風流なる“花盗人”に加え

桜の花のを演出をする“花守り”や

桜を守る“桜守”・・・などと自然とともに実に様々な言葉で表され、

この様に“桜”は、古えよりの日本の精神の象徴となってきました。
http://homepage2.nifty.com/hagihara-photo/lesson1/lesson03.htm




銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛5階個室  

『源吉兆庵』の料亭「松涛」5階個室


銀座由美ママの心意気-源吉兆庵松涛 個室掛け軸 銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛個室


銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 先付け 銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 先盆
“桜の笠”を開けると・・・???

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銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 海老と春菜  

海老と春の旬菜


銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 お刺身盛り合わせ

六皿のお刺身盛り


銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 しゃぶしゃぶ  

岩手県奥州市及川さんちの3歳黒毛和牛

銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 しゃぶしゃぶ野菜


銀座由美ママの心意気-源吉兆庵 松涛 しゃぶしゃぶ2 銀座由美ママの心意気-源 吉兆庵 松涛 うどん
『源吉兆庵』料亭「松涛」 http://www.kitchoan.jp/dmsshop_s/index.html では、旬の懐石他、極旨の“しゃぶしゃぶ”も楽しめます!



それでは、白金の森を彩る美しい“桜雲”は、遅咲きの八重桜へと変わりましたが、

今日は“散る桜”の中でも、そんな“残る桜”を愛でられるようなよき一日をお過ごし下さい。