杉本 彩さんのブログの続き・・動物保護管理法改正を願い民主党・犬猫議連へ!
先日由美ママは、彩さんのブログ http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-10492136140.html
にも
書かれているように、彩さんとともに民主党の動物愛護に関する「第3回 犬猫議連」へと
参りました!!!
民主党・犬猫議連でスピーチする彩さん(手前は城島光力衆議院議員 http://www.jojima.net/
)
旧知の城島光力衆議院議員が会長のこの議連には、
当日、約50名近くの議員の方々や、
動物愛護活動家の方々が参加されていましたが、
当日、約50名近くの議員の方々や、
動物愛護活動家の方々が参加されていましたが、
そんな中で彩さんは、犬猫の殺処分をはじめとした問題に
心痛めている人々の思いを一身に背負い、
心痛めている人々の思いを一身に背負い、
15分程のスピーチをさせていただきました!
↓↓↓
「ペット大国日本の悲惨な現状は、
直視するには耐え難いほどのものであり、
私の活動の中で、
保護した猫を里親さんに差し上げる時、
保護した猫を里親さんに差し上げる時、
もし、無責任にも飼育放棄した場合、
犬猫が保健所や動物管理センターでたどる運命が
どのように悲惨なものかを収めた本を渡すのですが、
その理由は、
犬猫が保健所や動物管理センターでたどる運命が
どのように悲惨なものかを収めた本を渡すのですが、
その理由は、
責任を持って終生飼育して頂くためであることです!
日本では
年間30万頭以上の犬猫がガス室に送られ、
窒息死という惨いやり方で殺されている現実があります!
窒息死という惨いやり方で殺されている現実があります!
この子たちはこれから自分の身に何が起こるかもわからず、
怯えながら体を寄せあって震え、そして15分もの間、
酸素を求めてもがき苦しみ、のた打ちまわり死んでいきます。
怯えながら体を寄せあって震え、そして15分もの間、
酸素を求めてもがき苦しみ、のた打ちまわり死んでいきます。
また歩くのもおぼつかない老犬も、
否応なしにガス室に追いやられます。
否応なしにガス室に追いやられます。
犬猫は苦しさのあまり、目を大きく見開いたまま、
口からは泡を吹き、無惨な姿で息絶えます・・・
口からは泡を吹き、無惨な姿で息絶えます・・・
無酸素状態でもなかなか死なない
子猫や子犬などは、生きたまま焼却炉で焼かれます。
保健所に持ち込まれる犬猫たちは、
病気をしたから・・・
病気をしたから・・・
歳を取ったから・・・
番犬のつもりで飼ったけど吠えてうるさいから・・・
不妊去勢手術もせずにまた子供を産んで増えたから・・・
違う種類を飼いたくなったから・・・などと
違う種類を飼いたくなったから・・・などと
という耳を疑うような身勝手な理由ばかりです。
このように『いらなくなったから・・・』という自分勝手な理由だけで、
なんの罪もない
なんの罪もない
犬猫の命を殺すことに、
罪の意識さえ感じない人が
罪の意識さえ感じない人が
沢山いるのです。
でもこの人たちは、
みな普通の人で、
特に世に目立つ悪人ではないのです。
みな普通の人で、
特に世に目立つ悪人ではないのです。
保健所に持っていけば行政が殺してくれるから、
行政がやっていることなので
罪の意識がないのです。
行政がやっていることなので
罪の意識がないのです。
公然と引き取って、
ひっそりと殺してしまうものだから、
どんなふうに死んでいくかも飼い主は知らず、
また知ろうともせず、
自分が手を汚さないものだから、
余計に罪の意識が芽生えないのです。
しかし実際には、
30万頭というのは、
保健所や動物管理センターが把握している数であって、
その生産過程や流通過程で、
殺されてしまった犬猫の数は入っていません。
30万頭というのは、
保健所や動物管理センターが把握している数であって、
その生産過程や流通過程で、
殺されてしまった犬猫の数は入っていません。
最近ではマスコミも
この現状を積極的に取り上げてくれるようになり、
多くの国民が知ることとなりました。
皆心を痛めていますが、
なぜこういう犠牲が生まれるかについては、
認識していない人が
まだまだ多いのが現状です。
ペットショップでの
生体展示販売は、
生後8週間にも満たない犬猫を、
「小さくて可愛い間に売ってしまえ!」
という衝動買いを促すようなやり方です。
生後8週間にも満たない犬猫を、
「小さくて可愛い間に売ってしまえ!」
という衝動買いを促すようなやり方です。
これが無責任な飼い主を
増やす要因であることは否めません。
生体展示販売が存在する以上、
劣悪な環境の中、
まともな食事も新鮮な水も与えられず、
ただ出産マシーンのように
何度も何度も子を産ませ、
使えなくなったら処分してしまう・・・
そんな悪質なブリーダーはなくならないのです。
劣悪な環境の中、
まともな食事も新鮮な水も与えられず、
ただ出産マシーンのように
何度も何度も子を産ませ、
使えなくなったら処分してしまう・・・
そんな悪質なブリーダーはなくならないのです。
経営悪化で
崩壊したブリーダーなどは、
何も与えず放置し、
病気と飢えで痩せ細り、
ボロボロの状態で死なせているのです。
何も与えず放置し、
病気と飢えで痩せ細り、
ボロボロの状態で死なせているのです。
東京の繁華街のど真ん中、
夜の街に、深夜営業のペットショップがありますが、
深夜の眠らなければいけない時間帯に、
明々と電気に照らされて、
小さなショーケースに閉じ込められた
犬猫を展示すること自体、
虐待です!
夜の街に、深夜営業のペットショップがありますが、
深夜の眠らなければいけない時間帯に、
明々と電気に照らされて、
小さなショーケースに閉じ込められた
犬猫を展示すること自体、
虐待です!
そんな環境で
幼い時期過ごすのは、
子犬子猫の心身にもリスキーなことです。
子犬子猫の心身にもリスキーなことです。
犬猫が問題行動を起こす場合、
そんな環境にいたことが
要因であることも否定できません。
そんな環境にいたことが
要因であることも否定できません。
さらに、
酔って判断力の低下した人間に
犬猫を売ることは許されないことです。
酔って判断力の低下した人間に
犬猫を売ることは許されないことです。
犬が噛んだからいらない、
なんて理由で捨てる人もいるわけですから、
生体展示販売は悪循環の一因です。
なんて理由で捨てる人もいるわけですから、
生体展示販売は悪循環の一因です。
夜の繁華街で
公然と虐待が行われていることに、
私たち日本人は恥じなければいけません。
公然と虐待が行われていることに、
私たち日本人は恥じなければいけません。
人間の利益のために作られた命は、
無駄な命という犠牲を生みます。
無駄な命という犠牲を生みます。
その犠牲は、
人間が救わなければいけません。
人間が救わなければいけません。
保健所や管理センターは、
殺処分所であってはいけないと思います。
殺処分所であってはいけないと思います。
犬猫を保護して、
里親を探す施設として
機能しなければならないところです。
里親を探す施設として
機能しなければならないところです。
そして動物虐待の定義を明確にし、
悪質なペットショップの生体展示販売や、
悪徳ブリーダーが淘汰されていくような、
法律やシステムを作って頂きたい!!!」
悪質なペットショップの生体展示販売や、
悪徳ブリーダーが淘汰されていくような、
法律やシステムを作って頂きたい!!!」
と・・・彩さん自身はもちろんのこと、
私たちが常日頃
心から願っていることを涙ながらに熱く語ってくれて、
さらには・・・
「うちには現在3匹の猫がいて、
抱っこをせがんだり、
私の膝の上を取り合ったり、
頬を寄せて眠ったり、
彼らには心と感情があります。
抱っこをせがんだり、
私の膝の上を取り合ったり、
頬を寄せて眠ったり、
彼らには心と感情があります。
ふかふかのベッドや
クッションの上で
気持ち良さそうに眠る姿を見ると、
クッションの上で
気持ち良さそうに眠る姿を見ると、
愛おしいという
幸せな気持ちと同時に、
こんな幸せな環境で
安心して眠れない子たちが
沢山いるのだと、
その向こうに
かわいそうな子たちの姿や
思いを感じてしまい、
どうしようもなく
悲しい気持ちに襲われてしまいます。
一度も愛されることなく、
ただ殺されるためだけに生まれた命…。
ただ殺されるためだけに生まれた命…。
家族だと信じていた人間に裏切られ、
それでも飼い主を信じて待ち続けたのに、
無情にも断ち切られる命…。
それでも飼い主を信じて待ち続けたのに、
無情にも断ち切られる命…。
死んでも誰も悲しんでくれない
かわいそうな命…。
かわいそうな命…。
せめて、
今度生まれてきた時には、
いっぱい撫でて、
キスして、
愛してくれる家族に出会えることを
願わずにはいられません。
いっぱい撫でて、
キスして、
愛してくれる家族に出会えることを
願わずにはいられません。
この問題は、
教育の問題とも深く関わっています。
教育の問題とも深く関わっています。
命は尊いもの、
大切にしなさい!
大切にしなさい!
弱い者に優しく接しなさい!
そういう道徳を、
子供たちに
教育していかなければならない社会が、
弱き犬猫の命を簡単に
殺処分をしているという矛盾。
子供たちに
教育していかなければならない社会が、
弱き犬猫の命を簡単に
殺処分をしているという矛盾。
介護の問題も教育の問題も、
すべてはこの道徳が
土台にあってこそ
成り立つものなのに…」と!
すべてはこの道徳が
土台にあってこそ
成り立つものなのに…」と!
そして、最後は
日本が真の先進国であってほしいという願いを込めて・・・
『国家の偉大さや道徳的水準は、
その国で動物がどう扱われているかによって判断することができる』
その国で動物がどう扱われているかによって判断することができる』
と云うガンジーの言葉で締めくくってくれました!!!
そんな彩さんの思いが詰まったスピーチを
真剣に涙ぐみながら聞いて下さった議員の方々からは・・・
↓↓↓
「自分も保健所から引き取った犬がいる・・・」と、
言葉を詰まらせる方や、
言葉を詰まらせる方や、
「地元でも殺処分される犬猫の“里親探し”をしたい・・・」
と考えて下さる方や、
「もし犬猫を飼う・・・のなら今後は必ず保護センターから引き取る・・・」
などとたくさんのご意見やご感想をいただき、
私たちはこのような貴重な機会を得られことを
大変有意義なことと感謝しております!
大変有意義なことと感謝しております!
そして、これからも来年の動物愛護管理法の法改正に向けて、
その動向をしっかりと見届けて行けるように
その動向をしっかりと見届けて行けるように
微力ながらも頑張らせていただきたく思っております!!!
ただ、現状のペットビジネスで利益を得ている人が沢山いる以上、
あらゆる思惑が影響し、
この法改正は一筋縄ではいかないことと思われ、
あらゆる思惑が影響し、
この法改正は一筋縄ではいかないことと思われ、
その上、何を選択すれば犬猫は救われるのか・・・
いろんな人がいろんな立場でそれぞれの主張をすることでしょう・・・
いろんな人がいろんな立場でそれぞれの主張をすることでしょう・・・
でもそれらを統制し、
解決へのシステムを構築するのは、
責任も重く大変なことですが、
もうこれ以上、人間のエゴで犠牲となる
犬猫を増やさないようにすることが大切ですから、
先ずは、身近なところから、
この愚かな日本の現状を、
一人でも多くの人たちに語って下さいますようお願い致します!
この愚かな日本の現状を、
一人でも多くの人たちに語って下さいますようお願い致します!
そしてみんなで「不幸な犬猫を減らすために、できること」を、
まずひとつから始めてみていただけませんか?
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10486429172.html
(2010年3月20日号)