世界中のグルメが垂涎する味と芳香
神秘の香り・・・白トリュフ
今年最後の日曜日由美ママは、
冬麗らかな中、メンバーコースの『カメリアヒルズCC』 www.camelliahills.com
へと出かけておりました。
由美ママんちの白金台から『カメリアヒルズ』へはレインボーブリッジを渡って、アクアラインを経て僅か40分・・・
さて、ゴルフから戻っての夕餉は・・・
何とも言えない、豊潤な香りで、世界中のグルメを虜にし、
まさに“白いダイヤモンド”・・・
と言ってもいいほど高価な“神秘の香り”
「白トリュフTuber magunatum」を食べに、
白金『ピオラ』へと参りました。
白金『ピオラ』については、
由美ママブログ7月14日号→http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10299061790.html にて、
すでに紹介済みですが、
今回はマダムみどりより、
最高級とされるイタリア・ピエモンテ州アルバ産“白トリュフ”が入荷との
案内をいただき、喜び勇んで(・・・お値段も高価・・・なので・・・冷汗・・・)の
チャレンジでした!
ここで今朝は世界3大珍味の一つ
“トリュフ”のことを調べてみますと・・・
先ず、“トリュフ”の種類は30種類近くあると言われ、
収穫地としては世界中のグルメの憧憬を集める
“ピエモンテ州アルバ産”は最高級・・・
とされていますが、
実は、フランス、イタリアを始め、
世界の十数か所で採取され(最近では中国産も・・・要らないけど・・・)
中でも、有名なフランス・ペリゴール地方で取れる“黒トリュフ”がありますが、
この地方では、毎年11月末から3月末まで収穫され、
もう一つの特産物であるフォワグラとともに、
大きな市が立ちます。
次に有名なのが、
上記イタリア・ピエモンテ地方で採れる“白トリュフ”で、
こちらは、9月末から2月に収穫され、
この“白トリュフ”は、“黒トリュフ”よりも
圧倒的に産出量が少なく、
ほとんどイタリア北部でしか採れないことから、
黒トリュフの何倍もの値段が付きますが、
さらに生の“白トリュフ”を、
風味を損なわないようにして日本に持ち込むのは、
税関の問題もあり大変困難なようです・・・
あるシェフに聞いた話によると、
“白トリュフ”の値は、毎年高値更新していて、
過去の最高値はの135万円/kgだったそうで、
ようやく去年は80数万/kgと下がり、
今年は不景気のお蔭?で
60数万/kgとのことでしたが
このあまりの高価なるがゆえに商売も難しいとの事です・・・
そんな“トリュフ”の歴史は古く、
文書として記録に残るものは紀元前16世紀の物が最古で、
古代バビロニア、エジプト、ギリシャ、ローマでは
嗜好品として重宝され、
スメリ族のダイエット、またジャコッベ家長政治の時代に
その存在が認められていますが、
その後、ルネサンス時代宮廷の食卓を飾り、
やがてフランスに渡って貴族たちを愉しませましたが、
当時より、かのロッシーニが拘り続けるなど、
ごく一部の上層階級の人々しか口に出来ない高級品でした。
もっとたくさん・・・とオネダリした由美ママ・・・
“白トリュフ”は半熟卵とパルメジャーノの相性がよく、この一品は最高に贅沢な“目玉焼き”!!!
ちなみに“トリュフ”に関しては1751年、
イタリア王国のカルロ・エマヌエレ3世が、
イギリス料理にトリュフを使用させようと、
イギリス王室にトリュフ使節団を派遣する・・・
など外交にも貢献したエピソードもあり、http://www.worldeat.spskill.com/france_toryufu.shtml
また、貴重なトリュフを探すのは
日本の松茸を探すのと同様に職人的な技術が必要で、
フランスでは、トリュフを探すのには犬が使われていますが、
訓練された犬と、トリュフ探しのエキスパートが、
フランスの野山を駆け巡る光景を
一度は見てみたいものですね・・・・
前菜盛りは季節の野菜とともに・・・
ピオラ名物“イカ墨パスタのズワイガニ和え”など三種のパスタ
鮟鱇のポルチーニ風味
そして“肉食獣”の由美ママは、昨夜も“仔牛のカツレツ”をオーダー!
トリュフの 香りとろけて 雪の舞
世界の美食家をうならせる魅惑の香り・・
・“生の白トリュフ”を味わう期間はあとわずかですから、
この季節にしか味わえない絶品の“白いダイヤモンド”を是非お試しあれ・・・