盛りなる花曼陀羅の躑躅かな
―高浜虚子
「井上誠一」・・・とは、ゴルファーにとっては憧れの日本を代表するゴルフ設計の第一人者として知られていますが、 没後20余年後も多くのゴルフアーたちに愛され、その設計するコースは、日本を代表する名門コースが多く、自然と日本独特の“和の美”を生かした歴史と趣のある“風格あるコース造り”が特徴です。
「東京よみうりCC」スタート小屋前
ゴルフ好きの由美ママは、いずれその全37コースでプレーするのが目標ですが、そんな中、昭和39年に開場した「東京よみうりカントリークラブ」は、東京・・・という交通の便もあり、最も人気が高い“名門倶楽部”です。
自然の恵みは“盛りなる”躑躅と池でまどろむ・・・亀
「井上誠一」設計のコースは、“アリソンバンカー”で有名なJ.アリソンに学んだ設計を基本とし、日本人特有の感性を加えて、あらゆるレベルのゴルファーが楽しめる自然を活かした造形美や戦略性の高さが特徴です。
「東京よみうりカントリーCC」は、自然の地形を生かしたアンジュレーションの中、一見、穏やかなな表情を見せるかと思えば、実は思わぬ落とし穴があったり・・・
また、ドッグレッグやS字、谷越えなどもあり、一打として気を抜けず、なかなか攻略できない奥深さを持ったコースデザインです。
「東京よみうりCC」“名物18番”の花壇の前で・・・
格調高い“老舗名門”「東京よみうりCC」は、戦略性が非常に高い“難コース”のため、今回はゴルフの神様に見放された由美ママでしたが、何度来てもあきない闘志湧くコースでした。