【第185話】:イギリスのEU離脱が本当になってしまった件 | GINYAのフリーエージェント研究所

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皆さん、こんにちは。
この記事は、6月24日前に書いた記事です。予想が的中してしまいました。
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いよいよ英国のEU離脱の国民投票はじまりましたね。


調査会社ORBの世論調査によると、

6月11日現在では、離脱支持が55%と残留支持の45%を10ポイント上回り、英国の世論がEU離脱の方向へと動いたことが伝えられています。

一方、キャメロン率いる保守党に限って言えば、保守党に投票した人のうち62%が離脱を支持する一方で、残留支持は、わずか38%でした。

色々な憶測、予測が入り混じっていますが、総合的な見解では50対50、つまり半々だという事です。

そんな中、

あの・・・・・

ソロスが密かに動き出したという記事が先日出ました。


・・・ウォールストリート・ジャーナルが、「弱気のジョージ・ソロスがやっと腰を上げた」というタイトルの記事を掲載しています。
(原文のすべてを読むためにはウォールストリート・ジャーナルに会員登録する必要があるようです。)

しばらの間、トレードから遠ざかっていたソロスが、やっと動き出したと思ったら、株式市場からソロリソロリと撤退して金の現物と金鉱株にしぼって資金を移しているというのです。

このソロスの動きは、世界中で資金の流れに重要なシフトが起こっていることを示唆しています。

・・・ウォールストリート・ジャーナルが「弱気になったソロス」と書いているのは、どんなときでも株式市場に挑もうとする挑戦的な相場師ソロスの姿は影を潜めてしまったと言っているのです。

それは本当に正しい表現なのでしょうか?

失敗しない投資家は、相場が長期間、下落すると予想した場合、いち早く資金を市場から引き上げて、資金の避難先として金(ゴールド)の現物買いに走るからです。

弱気になったのではなく、しぶといんですね。

投資家は、ソロスが株式市場から資金を引き上げて金の現物を買っているという事実は、「おそらく彼が、英国がEUを離脱すると考えているのだろう」と結論付けたいようです。
有難うございました。