当院の「がん治療」に通院しながら
定期的に他院の緩和ケア外来に併診しているAさん
そんな併診も3年・・
緩和ケアの先生とも冗談を交わす間柄になり
『 私もベテランの緩和ケア患者になった』 と
その緩和ケア病院は、訪問診療も行っており
「通院出来なくなったら、訪問に来てもらえると良いんだけど
うちは残念ながら訪問エリアじゃないんだって・・」
それから数カ月
緩和ケアの病院が訪問看護始めたんだって~~
で、うちはエリアから外れるけど長く緩和外来通ってるから
特別に来てもらえることになったの
訪問看護、私のためにできたようなタイミングでしょう・・
そうしたら、訪問診療も入ってもらえることになって・・
それも緩和外来の主治医の○○先生が来てくれることになったの
あれほど、エリア外だから・・って言われてたのに・・
なんかほっとした~~
そうなんです
長く医療者と関わっていると、どんどん情も移り
エリア外でも行ってあげよう・・となるんです
最終的には、医者でも患者でもなく 「ひと」 対 「ひと」
患者さんが医療者を変えた事例紹介でした