ジジはお空に旅立ちました。 | Photo Creation & Decorative Painting (Ginza Nakano & Maebashi)

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写真とペインティングで出会うセレンディプティなこと


やすらぎの森
チンチラ猫のジジは、今日、お空に旅立ちました。

お花いっぱいに囲まれ、大好きなプリンとササミ、
それと2通にお手紙を持って……


1通は 先に天国にいる私の母と先代の猫の茶茶に、
    ジジを頼む、という手紙

もう、1通はジジにあてた感謝の手紙



11歳と1ヶ月、骨髄腫とわかってから約8ヶ月の闘病でした。



ここ3ヶ月は毎日、通院、
私の時間はジジに捧げていました。



本当に病気?と思う位、痛がったり辛そうな顔を全くせず、
いつも穏やかな優しい猫でした。




なんで、生きているんだろう?と
先生がビックリする位、
ジジは血液の検査数値が非常に悪い状態にも関わらず、
ちゃんと生きていていつも穏やかでした。

病院の待ち合い室でも、ゴロゴロ言っていました。



でも、1週間前に突然、夜中に発作をおこし、
ほとんど息を感じない状態、
瞳孔は開き、全く動かない。

私は当然,最期を覚悟し、
でも、体をさすりながら、励まし、
ずっと話しかけました。


朝がくるまでの6時間、本当に長かった。


そして、外が明るくなり始めた頃、なんと意識が戻ってきました。
少し体が温かくなって、返事をしました。
まるで奇跡が起こったかのようでした。

早朝、病院に連れて行くと、ジジはICUに入れられました。

その後、ジジは家に帰りたくて、
私たちが行くと、返事をして、
動かない体なのに、必死で手を出して来ようとします。
又、来るからね、と言うと、バタバタ暴れました。

ご飯、食べないとお家に帰れないよ、って言うと、
なんと、 蒸しササミ を食べました。

どんなにお家に帰りたいのか。

連れて帰りたい、
でも、
普通の空気の中に出したら、危険!

身を切られるように辛かったです。


ICUに入って3日目、
もう今夜にでも危ない、との先生のお言葉に

辛い決断、
抱いて連れて帰りました。


家についたジジは、全く苦しむ事無く
2時間半後に、みんなに見守られて息を引き取りました。

本当にお家に帰りたかったんだね。

安らかな穏やかな寝顔でした。


いい病院に恵まれました。
良い先生、良い看護師さん、
病院がすごく温かかったです。



お気に入りのイス

最期は、イスにも乗れなかったけど。




ジジのがんばりを思うと、
私も励まされます。
体調を整えて、頑張らなくちゃね!

ing の ginko こと大髙吟子でした。


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