以前ご紹介した以下の記事の続きです。
コメントを書き出すマクロ
コメントを書き出すマクロ(その2)
最近は、納品時のファイルにコメントをつけてよいことがわかったので、コメント機能を多用しています。
また、後で見直しが必要だと思われる箇所にはすぐにコメントを入れておきます(これも自動化済み
笑)。
非常に便利ですね。
▼このマクロでできること
今までにご紹介したコメント書出し用のマクロと同じような機能です。
コメントが記載されているページ番号も表示できるようにしてみました。
コメントを記入したファイルを開いてこのマクロを実行します。
以下のようにコメントがはいっています。
ここでマクロを実行すると、以下のように新規文書が作成されて、内容に応じて列の幅が調整されます。
項目も最初の行に記載されています。
▼マクロの解説
青文字部分で、最初の行に項目名を入れています。
赤文字部分が、ページ番号の入力方法です。案外簡単に入力できます。
▼マクロ
Sub コメントを別紙に書き出すマクロ_3()
Dim i As Integer
Dim actDoc As Document
Dim newDoc As Document
Dim myTable As Table
If ActiveDocument.Comments.Count = 0 Then Exit Sub
'オブジェクト変数の設定
Set actDoc = ActiveDocument
Set newDoc = Documents.Add
Set myTable = newDoc.Tables.Add(Range:=Selection.Range, _
NumRows:=actDoc.Comments.Count + 1, NumColumns:=3)
'表の項目を追記
With myTable
.Cell(1, 1).Range.Text = "Page"
.Cell(1, 2).Range.Text = "対象部分"
.Cell(1, 3).Range.Text = "コメント"
.Rows(1).Select
With Selection
.ParagraphFormat.Alignment = wdAlignParagraphCenter
.Collapse direction:=wdCollapseStart
End With
End With
'ページ番号とコメントを表に記入
For i = 1 To actDoc.Comments.Count
With actDoc.Comments(i)
myTable.Cell(i + 1, 1).Range.Text = _
.Scope.Information(wdActiveEndPageNumber)
myTable.Cell(i + 1, 2).Range.Text = .Scope.Text
myTable.Cell(i + 1, 3).Range.Text = .Range.Text
End With
Next i
'表のスタイルを設定
With myTable
.Style = "表 (格子)"
.AutoFitBehavior (wdAutoFitContent)
End With
'オブジェクト変数の解放
Set actDoc = Nothing
Set newDoc = Nothing
End Sub
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