Word起動と同時に○○のウェブサイトを開くマクロ | みんなのワードマクロ

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ワードマクロで、文書作成とオフィス事務を効率化!!

日経パソコンでの第3回目の連載記事の追加説明です。

まず、「単純作業の繰り返しこそ自動化せよ 」の4ページ目をご覧ください。

こちらで紹介しているのが、文書を自動で開くマクロです。Wordを起動するときに、指定した数だけ「最近使用したファイル」から開くわけです。

このマクロの説明と応用編をご紹介します。


▼Word起動時にマクロを実行させる仕組み

これは、単純です。

マクロの名称を
AutoExec
にするだけです。


このように自動実行するマクロは以下のようにいくつか用意されており、マクロの名称で実行されるタイミングを指定します(以下、VBEのヘルプからコピー)。

マクロ名 マクロが実行されるとき
AutoExec Word を起動するとき、または全文書対象のテンプレートを読み込むとき
AutoNew 文書を新しく作成するとき
AutoOpen 既存の文書を開くとき
AutoClose 作業中の文書を閉じるとき
AutoExit Word を終了するとき、または全文書対象のテンプレートの読み込みを解除するとき


▼利用上の注意点と対策
マクロをNormalテンプレートに保存する場合、その中に上記の名称は1回だけ使えます。

複数記載した場合には、いずれか1つが実行されます(優先順位は確認しておりません)。

いくつかの機能を実行する場合には、例えば以下のように、マクロを呼び出すように記載することができます。

Sub AutoExec()
  Call マクロ名1
  Call マクロ名2
End Sub


▼マクロの例
Sub AutoExec()
  Dim myPath As String
  myPath = "http://pc.nikkeibp.co.jp/article/knowhow/20110619/1032452/"
  Shell "C:\Windows\explorer.exe " & myPath
End Sub

AutoExecと連載の第2回「目的の場所に瞬間移動 」の記事で紹介したフォルダを開くマクロと組み合わせました。

フォルダを開くマクロでも、ウェブサイトを開くことができます。エクスプローラーを指定していますが、既定のウェブブラウザが立ち上がります。

これを実行すると、、、、連載記事のトップページが開きます(笑)。


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▼関連記事
日経パソコンの連載記事の解説 目次

単純作業の繰り返しこそ自動化せよ

目的の場所に瞬間移動

マクロコードの登録方法

ツールバーのボタン登録