前回紹介した「使用中の文字サイズ検出するマクロ 」のプログラムを
別の表記に書き換えました。
マクロの記録を使って記録できるものなので、よりわかりやすいと思います。
ただし、、、
文字のサイズ等の文字書式は、「マクロの記録機能」では記録できません。
よって、いったん記録したプログラムをベースにして、
下記のとおり赤字で表示したところを追記しました。
具体的には、50行にフォントサイズの指定をいれました。
こうすることで、記録されなかった情報を盛り込めるわけです。
なお、Selectionオブジェクトを使うと、カーソルが移動します。
その違いもご体験ください。
▼マクロの記録時の設定方法(フォントサイズを11にする場合)
①検索ダイアログボックスを表示
②書式設定のボタンから「フォント」を選択
③フォントサイズを11ポイントに設定
④設定後の表示はこんな感じ
この状態でマクロの記録をつかって、下記のメインになる部分の
プログラムを記録できます。
▼プログラム
Sub 使用中の文字サイズ検出_Selectionオブジェクト()
Dim mySize As Single
Dim FontSize As String
10 For mySize = 1 To 100 Step 0.5
20 Selection.Find.ClearFormatting
30 With Selection.Find
40 .Text = ""
50 .Font.Size = mySize
60 .Replacement.Text = ""
70 .Forward = True
80 .Wrap = wdFindContinue
90 .Format = True
100 .MatchCase = False
110 .MatchWholeWord = False
120 .MatchByte = False
130 .MatchAllWordForms = False
140 .MatchSoundsLike = False
150 .MatchWildcards = False
160 .MatchFuzzy = True
170 End With
180 Selection.Find.Execute
190 If Selection.Find.Found = True Then
200 FontSize = FontSize & "、" & mySize
210 End If
220 Next
230 MsgBox "使用中の文字サイズは" & FontSize & "です。"
End Sub