第三回「うそつき迷人会 in 浅草木馬亭」

やっとゆっくり振り返ることができます。いや~、久々に「脳が疲れました」一度に二席は無謀ですよ(笑)頭グズグズでした。今回はホンに「二人きりの会」色んな意味で緊張感増幅。

ご挨拶
のっけからホーキングが飛ばしまくり、もちろん話題の「あの人」の事。もう「水を得た魚」「クソを得た百姓」の如く(笑)こりゃ本編が楽しみ。

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「嬉しそうだな(笑)」

「青りんご」夏目亭透析
30数年前に人から聞いた話を、何とか形にしてみた。やっぱ細かい所が練りきれてなかったね、でもまたやってみたい噺。

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「啞の釣り(佐村河内守物語)」古今テー志んショー者
よくあんだけ「放送禁止」を盛り込んできたよ(笑)ライブでなきゃ絶対聞けない噺、ホーキングでないと出来ない噺(笑)

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「さすがだね…」

     
ーお仲入りー


「牛ほめ」古今テー志んショー者
これもホーキングならではの切り口。与太郎が面白すぎる(笑)

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「亀田鵬斎」夏目亭透析
馴染のない噺なんだけど、サゲが好きでどうしてもやりたかった。今までで一番稽古したからかな、落ち着いてできた気はする。

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トーク
今回は完全二人会。冒頭で「今日は梅春さん来ません」そう言って、ガッカリされて帰るお客様とかいるのかなと思ったけど、どうやら帰られた方はいなかったようです(笑)

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終わってみて
楽屋でホーキングの高座を聞いていると、木馬亭が揺れるほどの笑い声が聞こえて来る。堪らず袖に聞きに行く。今回正直に思ったのは。自分の落語を音楽に例えると、誰かの曲を1曲の中に何小節かの「アドリブ」を、何箇所にか入れて演奏しているようなもの。
ホーキングの噺は、アレンジから演奏から表記は全て「ホーキング」となっている曲のよう。もうね、熟れ方いわゆる「自分の物」なんだよね。これは「稽古量」の違いなのかな…。圧倒的な力の差を見せつけられた気がする。勉強し直しだ。

ただ嬉しかったのは「江戸弁」を褒められた。板橋生まれで良かったよ(笑)