プレゼント用「要撃540」と予防線 | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

お父さんの誕生日プレゼントにするそうです

そんなお話でのオーダーでしたが、ブランク入荷が遅くなり予定日をオーバーしてしまいました

「申し訳ありません。キャンセルされてもOKですがどうされますか?」と確認しましたが

「過ぎてもいいので製作お願いします」とのことでしたので製作いたしました

 

「要撃540置き竿Special」

 

「要撃」とは

 

 

 

 

 

 

と、誕生日プレゼント用の竿を急いで作りました!!

という記事だけ書くと

今後、不快なオーダーが来ることも多く

これまでもそうだったりしたので、下記の記事を付け足しておきますが・・・

 

今回のお客さんがど~のと言うワケではございませんので誤解のないようお願いいたします

 

 

 

いやね・・・

お客さん側は珍しいことでなく「自分が考えた手段」とも言うか!?

商売をやってるといろんな人が居るんですね

お客さん側にとっては「1」のケースのつもりであっても、商売人側としては「何十」や「何百」という数の似たケースは経験してたりするのです、いろんな人間を相手にしてるワケですからね

これまた世の中にはいろんなおかしな人間も居るのです

だから、「わからないだろ」と思っていたって、商売人側は商売をしてきた中で似たようなケースは何度もあったりして「おかしな客だな!?」と思われてる可能性も十分ある・・・ということです

 

何度も言いますが、今回のお客さんがど~のということではありません

 

今後のためにも

キッカケとなるような事例があったので

商売人側だってお客側が知らないだけで、信じられないような色んなケースを経験してきてる・・・ということです

 

例えば今回のように

「〇月〇日の〇〇にプレゼントしたいので」とオーダーに但書をしていると

「他の客のオーダーよりも優先して作ってくれるだろう」とか

「〇月〇日の釣行に間に合うように」だとムリを聞いてくれないだろうが「〇月〇日の記念日(誕生日や結婚記念日やクリスマスなど)にプレゼントしたい」と但書すると優先的にやってくれるだろう」とか

「オーダーの仕方がよくわからないし、クセの強そうな人だから(オレのことね)、自分の竿じゃないよ人にあげようと思ってオーダーしてるんですのほうがイイだろ」などなど

いろんなパターンのニワカ工作をしてくるような人も「中には・・・」います

 

ウソだろうがホントだろうが作る側にとっちゃ、ど~~~だってかわまない「金さえ貰えりゃ~OK」で商売としては成り立つんだが

オレとしちゃ

なんとも釈然としないだな

 

ウソ言ってまで「他のオーダーより優先権」を得ようとしたり「失礼なオーダーしてクセの強い竿師から怒られたらイヤだから人の竿ってことならおかしなこと言ったって大丈夫だろう」

もし、こんな裁断でウソまでついてオーダーするって

まともにオーダーしてる人も居る中、ちょっと「イヤラシイ」って思わない??

 

オレは思うんだな

さっき言ったようにこちとら「金さえ貰えば」=「商売」だから、そんなウソだホントだ、なんてど~~だってイイって考え方もできる

でもね・・・

昨日のブログ記事にも書いたように

普段は断るような作業内容でも「どうにかしてあげたい」と思うのが人の心(であり竿師の心でもある)

それを、ウソまでついてイヤラシイオーダーした時点でやる気起こらないのもまた人の心だと思うんだな

 

このあたりは結局は人それぞれの「人柄」や「育ち」なんだろうが

中にはイヤラシイ小細工をわざわざやる人間が居るのもまた世の常

 

これまでもいろんな小細工のボロが出て、こちら側としても不快な思いをしました

 

「注文しようと思ってるんですが、〇〇を外す際にはどうしたらいいのでしょうか?」「注文」をちらつかせて外し方を教えると、その後は何日待てど何か月待てど注文は来ない(まあ、聞いて来るパターで「まず来ないだろう」とは感づいているけど)

忘れた頃、また同じ人間から「注文書うと思ってるんですが・・・・」初めて電話したかのごとくまた電話がある

DIYロッドビルディングしててわからないことが発生する度にその場しのぎで「注文ちらつかせてプロにやり方聞こう」って裁断

コレは商売やり始めた頃には随分来ましたよ

こっちはすでに一回目の電話の時に「〇〇問い合わせ」などという名前で電話帳登録してるのに・・・それを知らないお尋ね君はまさか1度の電話が登録されてるなんて思いもせず「初めて」をアピールしながら電話で聞いて来る

こっちは前にもやり方聞いてきた人間と同一人物って分かってるのに・・・

 

「人にあげる」パターンもいろんなパターンがありました

最後までボロが出ない(完全犯罪)と、ウソであろうとこちらは信じれるんだが

そんな小細工をする人間は細部の確認などの打ち合わせなどで話すと「ん??ボクは釣りやらないっていってたけど・・・やるだろ?知ってんじゃん?」とか、人の竿なのにいつの間にか自分の竿のような口ぶりになってたりとか

「はは~~ん、自分の竿なのに、人にあげる竿ってことで小細工したな?」

とあきらかにバレるようなウソまで言ってオーダーする人も世の中にはいます

 

影竿は他のメーカーや他のショップなどとは違う・・・っていうイメージがこのブログなどで随分周知されはじめたので最近はおかしなお客や理解不可能なイヤラシイことするお客なんかはめっきり来なくなりました

 

そいつらからまで黙って金取るんならウチだってもうちょっと儲かってるハズだが

そんなイヤラシイやつはウチが断るし

ブログの影響力もあって初めから来なくなったので断ることもない

 

他の商売人なら

ウソだろうが、イヤラシイ小細工しようが、金さえ貰えばOK

たてまえの愛想笑いして、心では「バカが!」と思いながら「毎度ありがとうございます」というのが商売

 

でもね

ウチはウチの商売ってのもあるし

それがウチの個性ってのもある

ウチの商売ってのは、昨日のブログ記事にもあるように

ただ単にモノ並べて売ってるだけの商売とは異なり、作り手があって「施工内容的にも普通は断るような作業」であっても「いつもお世話になってるし」とか「なんとか希望どおりに施工してあげたい」っていうような作り手の「人の心」で柔軟に対応もできる部分もある商売なワケでしょ!?

上のようなフツ~の商売人の商売なら「あ~、それは出来ません」だの「あ~、それはやってません」で柔軟な対応もまた無いハズ

 

「竿」という「モノ」は売ってるが

「人と人のつきあい」で「ダメなこともどうにかしてあげたい」という「心」での付き合いも「モノ」に反映して売ってるような商売なワケでです

 

そこを理解できずに

しょっぱなから「ウソ」で自分に都合のイイことだけウソついてまで「有利」にして、竿屋ともイイ付き合いを望んだり

「断られた、横着っか!!」と付き合う相手の心は一切見えてない自分勝手に、はらかいたり(怒ったり)

 

1件や2件じゃないのです

商売やってりゃいろんなケースがこれまでもあってて

薄っぺらいウソついてまでイヤラシイ有利な部分を得ようとしても

商売人側にもそれなりの経験値があるのでバレてたりするのです

それはウチだけじゃない

余所の商売人だって「はは~ん、ウソまでついて・・・イヤラシイな」と思っても口に出さないだけです

 

もし、商売人側にそう思われたら・・・

絶対に店とのイイつきあい・・・できないハズでしょ??

普段は断るようなオーダーでも「なんとかしてあげたい」なんて思うワケないでしょ??

客側も「オレは客だぞ」と人として心があるように

商売人側とて「人」なのです

 

ウソなどの小細工を加えたオーダーで有利を得られそうな(それだって相手の情に訴えてるワケだから)、ウソでしょっぱなから「相手の情」もへったくれの無いような非礼でアプローチするべきではありません

今後、そんな小細工をお考えの方がもしおられましたら

どっか他店でお作りください

その他店でもそんな出だしでアプローチされたんじゃ「イイ付き合い」はできないハズですがね

 

 

再度、言いますが今回の竿をオーダーされた方がそれと言ってるワケではありません

 

こうやって

「お父さん用へのプレゼント用」を急いで作りました・・・って記事だけ書くと

イヤラシイ考えを思いつく人間が必ずといっていいほど居るんですよ

 

ただ「早めに欲しいから」とか「〇月〇日の釣り行く時はできれば使いたい」・・・というただ単なる「プラスアルファの希望」

「〇月〇日に人にあげるプレゼントです」とウソつけばなんとか「調整(情に訴える調整)」してくれるだろう!?ってイヤラシイ考え起こす人が

それも、他のみんなは「まとも」にオーダーしてる中でだ!!

誰しもオーダーしたからには「早く出来ないかな」と思う気持ちは皆一緒

 そこに悪知恵だけは働いて小細工して、まともな者より優先権を得るため、製作者の情に訴えかける

 

これを「イヤラシイ」と言わず何と言う??

 

そんな予防線のためにも

薄っぺらいウソついても、相手の商売人も似たようなケースは何十回も商売やってる中で経験してきてるので「こりゃ、アヤシイな」って分かってるってこと

 

正々堂々・・・ってゆ~か

そんな大層な構えじゃなく、極々「フツ~~~」でいいのです

フツ~~に「正直なオーダー」をしてきてください

 

というイヤラシイ人間に対しての予防線です