最近、「ワンオフ64チタン口金」をオーダーする人が増えています
今、製作中の3~4本はチタンばかり
オプションオーダーの中では単価がかさばるパーツなんですがね~
「どうせ作るなら!!」
という気持ちがあるのでしょう
当初、「安くはない金払って、ワンオフでまで作る人はそうそう居ない」と思って
影竿ウェブサイト内のオーダー単価表「スタンダード&オプション」内では
「ワンオフ64チタン口金」の料金は書いていませんでした
ま、ここでざっくり紹介すると約25,000円UPです
今回、茨城県のご贔屓さんからいただいたオーダーも
なかなか「積もりに積もって」・・・ます
一部にメタリックパープルの節のアクセントが入ってますが
「シブめ」基調なデザインです
「純チタン」よりも強度のある「64チタン」製口金
ガイドラップはピンスト無しのシックめなデザイン
下巻きがブランクと同じ「艶消しブラック」になってるので一見「シングルラップ」に見えますがちゃんとWで巻いて「下巻きだけ再度艶消し仕上げ」にしています
ガイドは富士のメーカーカタログ落ちしている「ガンスモーク」カラー
艶消しブラックの竿にはやはり「白ロゴ」が似合います
節にアクセントのメタリックパープル
たしか前に作った竿もメタリックパープルが入ったデザインだったように記憶しています
ロゴの裏面には「紫電一閃」の希望文字入れと
作者名も希望
以前、たま~に作者名入れのご希望があった際はサービスでお入れしていましたが、最近ちょくちょく作者名入れの希望がありますので最近「有料」(1,000円)に変更させていただきました
Fグリップは「極細テーパー(スムージング有)」
EVAの削り出し、EVAとブランクの段差のパテワーク&スムージング・・・など
手間が通常より掛るのでFのみで2,000円UP
ラバーはオレのプロトにも使い最近時々オーダーがある「Xクロス柄」
(参考画像:「縁430手練れスペシャル(プロト)」のグリップ)
握りの感触がイイ「裏面凸凹×10個」もオーダー
「黒フード」のリールシート
滑り止め巻き間のメタリックパープルのアクセントとバット周辺のメタリックパープルの節が艶消しブラックのシブさの中で鮮やさを醸し出します
石突き(大・三つ穴)で「できれば黒檀希望」でしたが、黒檀は現在ありません
「できれば」とのことだったので、そのあたりのパーツ事情を常々ブログでお勉強しているご贔屓さんです(笑)
「黒檀」希少木材で、いつも常にある木材ではなりません、あれば付けますが、無ければ他の木材となります
メタルチックに金属光りしている64チタンハンドルパイプがまたイイですね
ウチの竿は
少量生産のオリジナルブランクというベース自体で少々値が張ります
しかし、ブランクは素材や肉厚なども節約していません、販売のための「低コスト化」や「利幅の確保」などの理由で大量生産のペラッペラブランクにしていません
「要撃540」を「スタンダード」のオーダー範囲内でオーダー製作すると「128,000円」ですが
ほとんどのご贔屓さんはオプションオーダーが1万円程度乗るようなオーダーをされます
今回の竿は、オプション多め、となります
25,000円の「ワンオフ64チタン口金Assy」が料金的にかさばるのですが
他にも、1,000円だの、2,000円だの、3,000円だのというオプションオーダーも随所に入ってますので
積み重ねると・・・けっして安くはありません
見た目は「いかにも高そう」なハデさの無いオーダーですが
要撃540置き竿Special(フルオーダー)・・・製作費用:177,500円
オーダーを考えると
「あれもしたい、これもしたい」と思うのが普通です
特に初めてオーダーする方などは希望ばかりが増えるものです
中には「あの竿イイな~」と、どっかで見かけた竿のように作りたい、と思っても
その竿のオーナーは人一倍お金を掛けてる・・・とゆ~のが標準装備だったりします
まずは自分の予算を決めて
その範囲内で「何ができるか!?」&「何をあきらめるか!?」などを
ウェブサイト内の「スタンダード&オプション」の料金を見ながら吟味されてください
今週末からまたオーダー受付となっていますので
今回オーダーご予定の方もご参考にされてください
15万で既製品を買うか!?
17万で自分だけのオーダーメイドロッドをオーダーするか!?
そのあたりはユーザーの選択しだいです
オーダーメイドは「見た目」ばかりに目が行きがちですが
ブランクが既製品とはアプローチの仕方が異なる・・・既製品より割高なお金で既製品には無い「ブランクを買う」という意味合いもあります
このご贔屓さんはウチでの石鯛竿は2本目ですが
後者を選択した、ということですね
毎度ご贔屓あざすm(_ _)m