ご贔屓さんから写メが届いた
石鯛釣りでの初外道「真鯛」
世の釣りのでは狙い以外の魚は「外道」と表現して
いまいち軽くあしらわれがち
「狙いとは違った」ということで「狙って捕ってないから評価が低い」とでもいうことだろうか
じゃあ「石鯛」を釣りゃあ評価が高いの？？？
オレに言わせりゃ
「石鯛」を釣っても、適当にド遠投でブン投げて着底前から竿受けに竿を置き始め、着底したら竿受けに乗っかった竿のハンドルをクルクル巻いて糸ふけ取ってアタリがわかるようにした後は、ほったらかしで弁当食ってたら竿が舞い込んだので、竿の所に走って行ってすでに向こうアワセで掛ってる魚に追いアワセを入れて、エッチラオッチラと巻き上げて「本命の石鯛」を釣りました
・・・ってのが「本命だから価値がある」か！？って～と無いだろ？？？
外道が狙った魚じゃないなら、上記の釣りだって「狙う」とは程遠い
置いたからダメだという単純なハナシではない
この釣座からナナメにあの沖に見える島の方向にカウンター65m程投げると「かけ上がり」があるそこから1mほどずる引いてかけ上がりの途中を狙うとイイ型の石鯛が出る、という経験値などから65m先のある場所をピンポイントで狙う、アタリがあれば置いたままで舞い込まさせようが、舞い込まないなら手持ちに変更して押すなり引くなりで相手の出方をうかがい「走らせる」て捕る
これは、置いていても「狙う」という質を感じる
足元から30mのドン深のポイントではテキトーにポチャンと放り込んでも石鯛には出会えない、足元の壁12mにある僅かな棚に仕掛けを置いて石鯛を狙う、マキエもそこに溜まるようにパラパラ入れ続ける、当初は12mで良かったがアタリの出方が変わったので11mや10mに狙いを変えて攻めてみる
こういう釣りなら「狙い」であり、釣った石鯛も「狙いの本命」だろう
「狙い」もなく適当にド遠投の置き竿がガブりっぱなしになったので急いで回収したのは「延縄漁」と近いもんがある、まして竿２本放り込んだらもう延縄に近いな
そんな釣り方しかできない石鯛師に「あ～、なんや外道か」的に評価はされたくない
ヒラスズキ釣りやっててサラシの中からGT並にチェイスしてくる真鯛（外道）も面白いが
石鯛釣りでアタる真鯛も相当面白い、ヘタな石鯛よりは真鯛掛けたほうがよっぽど面白い
フカセで２号や３号のハリスでも「おっとっと！おっとっと！」のやり取りで、なんとか８ｋｇでも捕れるけど、ほぼ止めて釣る石鯛釣りで掛ける真鯛は「あのフカセやカゴで釣る真鯛と同じ魚か！？」って思うほどハデに引く
引き味がイイ魚だと「外道」だろうと面白い
あと、石鯛やっててハマフエフキ（タマン）もなかなか強烈
