W型＝ドイツ人の作った変態メカ（笑）
W型12気筒
http://ja.wikipedia.org/wiki/W型12気筒
W型12気筒（ダブリュがたじゅうにきとう）はピストン式内燃機関（レシプロエンジン）のシリンダー配列形式の一つで、W型エンジンの一種。W12と略される事もある。
フォルクスワーゲンの4バンク式W型12気筒
正式名称 W12。フォルクスワーゲンが誇る狭角V型6気筒エンジン（VR6）を2つ組み合わせることで、外観上4つのシリンダーバンクを持つダブル狭角V型6気筒構成の12気筒エンジン。VR型エンジンを合わせたダブルV（VV）構成となっていることから、WR型12気筒（WR12）とも呼ばれる。
2001年の東京モーターショウにて、フォルクスワーゲンはコンセプトカーのフォルクスワーゲン・W12ナルドを出展、4バンク式W型12気筒が初めて世界に公開された。W12ナルドはミッドシップレイアウトの後輪駆動車で、6.0Lの4バンク式W型12気筒エンジンを搭載していた。 最大出力は600馬力以上とされ、モーターショウ出展の1週間前には24時間連続走行テストにおいて、平均速度295.24km/hで7,085.7kmを走りきり、従来の世界記録を12km更新する24時間走行距離の世界記録を樹立したばかりであった。
W12ナルドクーペはこの後に市販される事も計画されていたが、結局中止された。しかし、この4バンク式W型12気筒エンジンはその後のフォルクスワーゲングループの市販車両の多くに搭載され、現在に至っている。
なお、フォルクスワーゲンはこの4バンク式W型12気筒と平行してブガッティのコンセプトカー向けに3バンク式W型18気筒エンジンも試作していたが、こちらはその後市販されることなく終わっている。後のブガッティ・ヴェイロンには4バンク式W型12気筒を拡張した4バンク式W型16気筒が採用された。
現在、4バンク式W型12気筒を採用している車種は下記の通りである。
・アウディ・A8 W12
・ベントレー・コンチネンタルGT
・ベントレー・コンチネンタル・フライング・スパー - 2005年モデル
・スパイカー・C12 LaTurbie
・スパイカー・C12 ザガート
・スパイカー・D12 Peking-to-Paris
・フォルクスワーゲン・フェートン W12
・フォルクスワーゲン・トゥアレグ W12
ベントレーもVWグループか。
W型エンジンのメリットは、全長の短縮でコンパクトと。
エンジンブロックの剛性が高そう。
その分、ピストン形状とクランク形状が複雑になり、吸排気経路が犠牲になる。
クランクシャフトが凄い形状（笑）
バルブはロッカーアームで駆動させているので、カムは各バンク2本（吸気排気1本づつ）で済んでますね。
シリンダーヘッドは、思ったほど複雑ではない印象。
採用している自動車メーカーは、VWグループのみだったと思います。
なぞなぞみたいなエンジですよねえ。
吸排気管長の差（等長化）を考慮すると、4ターボがベストそうね。（W16のベーロンは4ターボ）
ベントレー・コンチネンタルGTのスペックは、W12ツインターボで560馬力。
GTのチューン版、GTスピードが610馬力のようです。
2013 Bentley Factory - W12 Engine
2013 Bentley Factory - W12 Engine - Clip
2013 Bentley Factory - V8 Engine （普通のV8エンジン、比較用）
ボディの製造風景（高級車ゆえ職人による手作業の工程が多い）
2013 Bentley Factory - W12 Engine
http://www.youtube.com/watch?v=ufdzZK9bsVY
2013 Bentley Factory - W12 Engine - Clip
http://www.youtube.com/watch?v=s60caAPjvsI
2013 Bentley Factory - V8 Engine
http://www.youtube.com/watch?v=OROyTwfq8jg
2013 Bentley Factory - Body in White - Time Lapse
http://www.youtube.com/watch?v=5-8zOxBAzXk