日本人がシルクロードを緑化する | Ghost Riponの屋形(やかた)

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飯山一郎、日本人がシルクロードを緑化する

日本人が中国を変えてやろうという壮大な「夢」を抱いていたんだが、そんな時代を彷彿とさせる話です。

   中国大陸.この「腐敗の大陸」(街も河川も腐敗臭!)を「発酵の大陸」に変える!
   飯山一郎,この年(63歳)になって,やっと見つけた男子一生の仕事だ.

飯山センセエです。張りきってます。

こないだまで韓国に行っていたようだが、今度は中国。乳酸菌の発酵で肥料を作るというシステムの
売り込みらしいんだが、この話に中国が乗って来たわけだ。で、タクラマカン砂漠を緑化すると宣言
ブチ上げたわけだが、

   少なくもタクラマカン砂漠,将来はユーラシア大陸全域を有機化するのだ!
   いいか? よく聞け!
   北京,上海,寧波,温州,福州,広州,アモイ,重慶,西安,成都,香港….
   人口密集地帯から排出される,生ゴミ,屎尿,汚泥は,年間20億トン!
   この20億トンは全てが有機物だ.つまり,肥料や有機土壌の原料だ.
   この20億トンを大量の乳酸菌で発酵させながら,砂漠地帯へ運ぶのだ.

100トンのタンク列車や、径600mmのホースで、運びながら乳酸菌発酵させる。砂漠にあらかじめ深さ
4メートルほどの運河を掘っておいて、そこに発酵中の有機汚泥を流し込み、砂漠の砂で混ぜ込む。

砂漠というのは、砂ばかりで「土」がないので、水分を保持できないわけですね。ところが、乳酸菌は自分
自身が水分を保持する機能を持っている。なので、「砂」が「土」に変わって、数ヶ月でそこが肥沃な農地
に変貌するというプランなんだが、

   ここに,毎年20億トンの乳酸発酵した有機物を流し込む.
   そのあと,巨大なブルトーザで砂漠の砂石を押し込む.
   砂漠の砂石と発酵した生ゴミや汚泥が混ざると,有機土壌ができてくる.
   2ヶ月もすると,そこに幅200メートルの有機畑ができあがる.
   有機畑の有機土壌の中には,膨大な発酵菌が棲息する.
   菌体は,ごくごく微細だが,一個一個が水のタンクだ.
   この微細な水タンクが無数に集まると,地面はシットリとして乾燥しない.
   ここに作物や樹木を植えるのだ.素晴しい生育状況が実現する.

今までの砂漠緑化は、単に樹を植えるだけだったので、それじゃ育たないわけです。土壌が水分を保持で
きないので、すぐに枯れてしまう。なので、「赤ちゃんの紙オムツが水分を保持できる」とか、「納豆菌が」
とか、今までにも色々とプランはあったんだが、なんせ砂漠というのは広いわけで、とてつもない「量」が
必要だ。そこで、廃棄物を利用するというのは一石二鳥で利口なアイデアなんだが、考えてみりゃ、江戸時代
の日本のシステムと同じですねw 江戸時代には、町中の屎尿は百姓が「買い取って」肥料にしていた。
ちなみに、屎尿を肥料に使うというのは、中国に留学した僧侶が日本に持ち帰ったアイデアです。
こういうのは、世界を巡るんですね。

ネットゲリラ(野次馬)より
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2009/10/post_a4ad.html


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(飯山一郎さん)

以前は,腐敗していたので凄まじい悪臭が発生していた.
悪臭の原因は腐敗なので,腐敗を発酵に変えれば悪臭も消える.
そこで,大量の乳酸菌を投入し,1万2000トン全量を発酵させた.
だから現在,悪臭はない!

やったー! という感じだ.
1万2000トンの豚ふん尿が,有益な発酵肥料に変身したのだ.
発酵した1万2000トンという大量の豚ふん尿.これを畑に散布する.
すると,連作障害や農作物の病気が見事になおる.
化成肥料も要らない.病害に強くなるから農薬も要らない.

生ゴミや,汚泥や,豚ふん尿を処理するのに,もう巨大なプラントは不要だ.
大量の安価(2円/リットル)な乳酸菌をセッセと散布すればいいだけの話だ.
(◆2009/10/27(火) 1万2千トンの豚ふん尿が,発酵肥料に変身!より)

1万2千トンの豚ふん尿が,発酵肥料に変身!
http://asyura.com/09/bd57/msg/530.html
ヤフーに2回も抹殺された 飯山一郎の さすらいの ホームページ
http://grnba.com/iiyama/


たまにはバイオの話でした。
エネルギーに目が行きがちですが、こういうのがまたスゴイ。
しくみは、大量の豚ふん尿や焼酎カスを、乳酸菌で発酵させて有機肥料にするようだ。
年間20億トン、お金をかけず早急にどう処理するの?と言う問題だから、すでに状況は深刻みたいです。
(一人1トン半の計算か、日本はどうなんだろ)
このシステムは、処理で発酵させると有機肥料になるので、
従来の
糞尿(臭害) → (プラントで処理) → 無害(無臭) めでたしめでたし
から
糞尿(臭害) → (乳酸菌) → 肥料(有益) いやーぼちぼちでんな
と、みんなが嫌がる臭いゴミを低コストで処理し、しかも富を生み出している。
おおきな流れで見ると
植物 → 哺乳類 → 糞尿 → 肥料 → 植物・・・ 
と、乳酸菌が別途必要みたいですが、ワッカになってます。持続可能ですね。
しかも、乳酸菌を養豚場に噴霧すると、ブタの病気が減って健康になるそうです。
乳酸菌は、インフルエンザ対策にもなるそうですよ。
自然の仕組みを上手に活用しているので、化学肥料にありがちな副作用もなさそうです。
(原理は肥溜めと同じで、処理時間短縮のために乳酸菌を混ぜていると解釈)

これは、中国で成功させて世界中に示すべきですね。
中国との友好関係を築くのにも良い。
反日だったら、親日にかえれば良いんです。
四川大地震のときに、日本の救援隊が感謝されたように。
安全保障の面でも、核武装するより、地味に効果ありますよ(笑)
仲良くするのが一番です。
その先例として、なぜ台湾が親日か調べるとわかると思います。
(歴史が、証明してます)

あと、永田町や霞ヶ関にも、乳酸菌をまいた方が良いかもしれませんねえ。
腐敗しているのが肥やしになって、よくなるかも知れないな(笑)


シルクロードといえば


http://www.youtube.com/watch?v=WxQiCy7sEF4