初乗り で試乗してきたHONDAの軽 N BOXについて、少しまとめてみる。
形式としてはFFがJF1、4WDがJF2の2つのみ。ターボモデルもあるが同一形式扱い。
車種はノーマル?のN BOXとN BOX Customの2種類で、これも同一の形式となる。
どちらも1グレードで、N BOX、カスタムともGグレードが基本。
Gグレードにメーカーオプション扱いでLパッケージが用意されていて、電動スライドドアやオートエアコンなどが付く。
カスタムも同様にGがベース。
で、Lパッケージとターボパッケージが用意される。ターボもオプション扱いwww
ターボパッケージはカスタムのみに用意されている。
ターボにはクルーズコントールやパドルシフトが付いてくる(いらんお世話だ)
初乗りで試乗したのは、カスタムのLパッケージになる。
エンジンはS07A/水冷直列3気筒横置き、吸気、排気とも2バルブのDOHC。
最高出力 43kw(58ps)/7300rpm、最大トルク 65N・m(6.6kgf・m)/3500rpm。
ちなみに、タコメーターで確認したレッドゾーンは7500rpmだったww
エンジンはノーマルもカスタムも同じ。
ターボもエンジン形式は同じで、過給機が付く事になる。
最高出力 47kw(64ps)/6000rpm、最大トルク 104N・m(10.6kgf・m)/2600rpm。
低速からトルクを稼いでいるのが特徴か。最高出力は軽の自主規制の64ps・・・
特筆すべきは、ターボエンジンの性能曲線。
最近の車のカタログにしては珍しく載っていた。
詳しい方なら軸出力曲線の不自然さがわかると思う。
最高出力は6000rpmとなっているが、性能曲線で見ると4500rpm~6500rpmまで、ほぼフラット。
これは、意図的に出力を抑えているとしか思えない。
いずれ、パワーアップパーツがアフターマーケットで出るだろうな。
さらに極端なのはタイヤサイズ。ノーマルはG、Lパッケージとも145/80R13。
カスタムのGも同じ。
ただ、カスタムのLパッケージは155/65R14、ターボに至っては165/55R15
ブレーキのサイズは全て共通なので、ターボは完全にオーバースペック。
ファッション性重視の装備だと思う。単にバネ下荷重を増やしているだけじゃないかな。
それに、15インチのホイールに13インチサイズのブレーキローターでは、スカスカでカッコ悪(ry
Lパッケージの155/65R14で十分でしょ。
それから、カスタムは全てディスチャージヘッドライトになるので、エアロを含めて、いかつい顔つきになる。
筆者の好みで言えば、ノーマルのN BOXにターボエンジンが良かった。
MTがあれば言う事なしだが、このご時世、それは言うまい。
ちなみに全グレード、ミッションはCVTになります。
ターボが若干、高めのキアレシオになってます。
軽としては高めの価格設定だが、ドアの立て付けや内装の質感、乗り味は十分にその価値はあるかな。
それゆえに、装備を簡素化して価格を抑えたターボモデルを用意して欲しかった。
ダイハツのタント、スズキのパレットには乗っていないので、あえて比較はしません。