やはり裏話もドライバーの話のほうがみなさんも楽しめますよね!
なので、書ける範囲内のものを書こうと思います。
・G・ベルガー
この方は有名ですね。Hなドライバーとしても有名ですし、いたずら好きでも有名です。これから何回か登場することでしょう。
今回はTCS編
これは知っている方もいるはず。川井ちゃんのマンガにもなりました。
1992年のハンガリーGPでの話し。
ホンダもルノーから遅れてやっとTCSを投入しました。
ピットで安岡さん(ホンダのリーダー)にTCS効いてますねといったら、「じつはさ~」から話しがはじまりました。
前日にセナとベルガーにはTCSについて説明をしたそうで、二人ともわかったので解散したそうです。
そして、フリー走行が始まり二人ともコースイン。
セナはそのままタイムアタックに入りましたが、ベルガーはピットイン。
どうしたのか?ということでベルガーのコメントを聞くと
「ミスファイアーがするんだよ」とご機嫌ななめなんだそうです。
エンジニアが一生懸命調べたけど、おかしいところは全然ない。
そこで安岡さんが
「ゲルハルトのことだから、もしかしてってことがあるからTCSをOFFにしてみよう」
ということでOFFにして走らせたそうです。
そうして走行中に無線でコメントを聞いたら、ゲルハルトは
「これで調子はバッチシだぜー」
って超ご機嫌だったそうです。
呆れますね。
でも、僕はこういうおバカなドライバーが大好きです。
昔は速ければ良かったんですよ。
こんなドライバーは20年前ぐらいはいっぱいいたんですが、いまでは絶対通用しません。
みなさんはA・プロストは知識のあるドライバーと思ってるかもしれませんが、あの方も実はあまり技術には興味がないドライバーだったそうです。
知識がすごいドライバーはA・セナとM・シューマッハーが有名ですね。
最近では、ベッテルがいろいろなことを吸収しようと質問しまくってるようです。
多分マイケルから教育されてるんだと思います。
ちなみにベッテル争奪戦がもうはじまってるかも?
フェラーリとメルセデスでですけど。
マイケルをメルセデスが狙ってるのはもしかしてこれが狙いかもしれないですね。(あくまで僕の憶測です)
次回はだれにしようかな。