私が再びドイツに来たのは、3月末。

そして今は6月。

そう、今月末で滞在許可が切れる。

予定では、3か月以内には結婚手続きが完了する予定で
今月は、もう少し広い住まいへ引っ越し準備をするだけだった。

なのに、何故・・・・

まだ日本にいる今年の1月から、
婚姻関係の書類を揃えたり調べたりしてきたんだけど、

ドイツの役所担当者の意見がコロコロ変わったのと、
ツメの甘い彼の対応にイライラがMAXだった4月。

渡独前の3月、
役所の婚姻手続の担当者に
日本側の書類コピー(アポスティーユ付の独翻訳)を
全て見せて、必要な書類を確認できるように
PDFにして全て彼に送ってスカイプで確認したにも関わらず、

彼は(印刷して持っていくのが面倒くさかったから)
この書類を持参しないで口頭で担当者と話し
必要な書類を聞いてきたよー。これで大丈夫ー。
…と、私に報告していた。

言われるまでその事実を知らなかったよ、私は。
なんで、コピーの書類を持参して確認したのに
担当者が急に「やっぱそれじゃない」とか言い出したのか
理解できなかった。

彼もいい加減なら、担当者もいい加減なもので、
適当に答えていたらしい。
なんともドイツらしい…。

彼の良くないところなんだが、何でも人のせいにする。
穴だらけなのに自分の落ち度はないと言わんばかりに。

私から見れば、どっちもどっちだ。
どちらかがシッカリしてれば、問題は回避できたはず。

彼には期待できないので、書類を確認する作業は
別の担当者にお願いしたい旨を受付で伝えて
ようやく普通の(俺様態度じゃない)担当者になった。

とはいえ、ここまでで1か月のロス。
おかげで、渡独立してすぐ申請できるものが1か月ほど先延ばしになった。


5月頭に、再び役所に出向き、婚姻手続の予定日を決定するも、
6月は予約がいっぱいで無理。
最短で7月頭。
挙式も最短で7月中旬。


私の滞在どうなんのよ。確実に不法滞在になるので、
役所に確認をすると、外人局へ申請すれば大丈夫だよーと
書類を渡された。

その後、早朝に3時間並んで外人局で確認すると、
6月末まではいられるから、6月24にまた来てくれれば大丈夫よ…と。

ここでもまた予約日だけしか取れない。

で、昨日また行ってきたんだけど、

平たく言うと

「あー、式が7月中旬、滞在許可が6月末まで…。
マリッジセンターが大丈夫って言ってた?え?マジ?
うーん、”僕は”別に気にしないし式までの日の延長手続きをしてあげてもいいけど、
他の担当者はどうかなー。”知らねーよ”ってやってくれないんじゃないかなー。
”僕は”やってあげるけどねー」


ってな、僕はやってあげるから感謝してよねっていう発言を延々と
眉間にシワの入った無表情な顔で語っていました。


「あ?それがお前の仕事だろ。
外国人から金取って給料もらって食ってる役人が!」と

眉間にシワをよせた険しい顔で言いたくなったが、
これ以上「僕ってナイス」発言を聞くのも面倒だったので

…こちらはあえて無表情で対応。

"アァソウデスカ…"こんな感じでスルー。


結局7月中旬までの臨時延長手続き(無料だった)をしてもらい、
この日は終了。

結婚手続きが終了したら、再び各種書類を作成して行かなければならない。

非合理・非効率な国、ドイツ。。。。

でももうあとひと踏ん張り!