先月は休会となった英ちゃん会、今回は開催に漕ぎ着けたが新たにメンバーを募集しようと思う。ホンマモンを求める食道楽の方、是非一度参加してもらいたい。

 

先付は今年豊漁の蛍烏賊と分葱の沼田、沼田と書いて「ぬた」と読むが「てっぱい」も同じ意味で、辛子酢味噌和えである。

口取は5種盛、フルーツトマトから時計回りに生さえずり、鱧ではなく穴子の湯引きに梅肉、白海老の昆布〆、そして中央はうるいのお浸し。特に出色は穴子とさえずり。

よく活かった天然真鯛の刺身に皮の湯引きが添えられる。黒門市場最上の鮮魚商からの天然真鯛はやはり旨さに磨きがかかっている。

飯蛸と筍の煮物、添えられる木の芽の香りが凄過ぎる。

天然鰻の白焼きと蒲焼に今ならではの花山椒が添えられ一層旨味が増す。

酢の物は毛蟹、合わせるのはアメリカのシャルドネ・ブラン樽熟成也。

昆布で覆われた一皿

中身は鮑と蕨、添えられる木の芽味噌がまた旨い

鮎の踊り揚げ、生きたままの鮎を衣を纏って唐揚げに。極上の旨さ

冨久巻きは海老と胡瓜に海胆といくら、トロタク巻きと鉄火巻にお吸い物

蓋を取ると蛤

デコポンで〆

 

5月の英ちゃん会は25日土曜日の午後7時開催に決定