1976年初渡仏以来ヨーロッパの☆付きレストランを食べ歩くこと十余年、三つ星だけでも延べ100回以上食べ歩くと同時に、香港の主要レストランも十年以上食べ歩いて参りました。年取って最近はもっぱら京都・神戸の食べ歩きに留まっていますがまだまだ現役の食いしん坊です。また食事時の飲み物はワインだけ、ワインが好きだから和食でもワイン。人の好みはそれぞれなのでワイン好きの人にはご理解いただけるかも? メインブログは「ワインとピアノのある部屋」 です。
  • 25 Jun
    • 第 373 回クードポール・ワインを楽しむ会

      定例は第1木曜の開催だがメンバーの都合により第4木曜午後8時の開催と変更になった。隣のテーブルは中国語が飛び交う、まるで香港で食事しているみたい。 アミューズ・グールはガスパチョと馬肉のタルタル。タルタルと云うより刺身みたいな感じだが画像では色が飛んでしまった。 シャンパーニュはグラン・クリュのシャルドネ・ブラン 100% のエクストラ・ブリュット。ドザージュなど極微量でシャンパーニュ本来の香りと味が楽しめる。 続いてシャンパーニュを飲みながら前菜、夏野菜と鱧そして鮑、海老のジュレ寄せ、パッションフルーツ・ヨーグルトソース。 温かい前菜はリー・ド・ヴォーとジロール茸のフリカッセ。 ワインはプロヴァンス地方ながら独自のアペラシヨン・バンドールを有するロゼ 2015年。ブラッシュ・ワインのような仄かなロゼ色、しかし味わいは実に深い。 季節の魚は九絵。冬場の鍋でお馴染みの大型ハタの一種だが実は旬は夏。ビーツのソースに付け合わせはラタトゥイユ。ワインはプイィ・フュメのスペシャル・キュヴェ。 メインは河内鴨のロースト、サマー・トリュフ添え。 フロマージュはパンに載せたエポワスとブルー・ドーヴェルニュ。 鴨に引き続き赤ワインはアペラシヨン・ブライ。こんなワインを知ってしまうと、高騰するクリュ・クラッセのシャトーなど馬鹿らしくて飲んでいられなくなるはず。 デセールはブランマンジェに季節のフルーツ。 来月7月は七夕の7日午後8時に開催。 つい先日北新地にオープンした会員制ワインバーに。 この日はグラス・シャンパーニュにクリュッグ、グラスワインに極上のブルゴーニュと大判振る舞い。 キッシュは濃厚な旨味タップリ。暗証番号を知らない人は入店出来ない仕組み。ワイン大学会員の皆さんには詳細をお知らせするので問い合わせ下さい。

      NEW!

      3
      テーマ:
  • 22 Jun
    • Couston N 正式名称 Plant de Couston

      画像はこちら から拝借した。 近年(恐らく2010年)フランス政府が認めたフランスで栽培される葡萄の内の一つ。 正式名称は PLANT DE COUSTON プラン・ド・クストンで、フランス政府関連サイト では次のような説明がある。 Cette variété est issue d’un semis naturel découvert par M. Julien Couston au début des années 1970. D’après les analyses génétiques réalisées à Montpellier, elle est issue d’un croisement entre le Grenache et l’Aubun N. フランスのサイトだが英語版もありコピーすると次の通り This variety is derived from the natural sowing discovered by Mr. Julien Couston in the beginning of the 1970's. Based on genetic analyses carried out in Montpellier, this vine variety was dribved from the crossbreeding of Grenache and Aubun N. 機械的に翻訳したのだろうか訳の分からぬ英語と化している。 フランス語の説明文を要約すると1970年代初頭にジュリアン・クストン氏が発見した自然苗で、モンペリエでの遺伝子解析の結果グルナッシュとオーバンの交配種と分かったとのこと。従ってクストン氏の名前が付いているもののクストン氏が交配に関わった葡萄ではない。 VIVC のパスポートデータはこちら 、こちらにも同様の親子関係が示されている。コピーすると Pedigree confirmed by markers GRENACHE × AUBUN Prime name of pedigree parent 1 GRENACHE Prime name of pedigree parent 2 AUBUN 一見すると母親がグルナッシュとあるので「正式名称ガルナッチャ・ティンタの子孫かいな」と思われるかも知れないが、実はこの GRENACHE はフランスで云うグルナッシュ・ノワールではない。 リンク先をクリックしたら気付かれると思うが AUBUN にはリンクがあるものの GRENACHE にはカーソルを合わせてもリンク先が無い。パスポートデータ後半の「Links to:」の3つある真ん中「Bibliography to pedigree confirmed by markers」をクリックするとこちらの画面 に切り替わり、 Prime name of pedigree parent 1 : GRENACHE の「GRENACHE」にカーソルを合わせクリックするとこちら が出てくる。ここでいうグルナッシュとは 70613 GRENACHE でありガルナッチャ・ティンタ とは異なる葡萄である。 父親のオーバンについては拙ブログのこちら をご覧あれ。 葡萄のルーツ解明は長い歴史上始まったばかりと云っても過言ではない。この 70613 GRENACHE は葡萄の果皮色なども不明な葡萄であり 70742 PINOT 同様、今のところ未解明の葡萄の一つである。 プラン・ド・クストンは南フランスの各IGP の葡萄規定にその名を連ねている が実際この葡萄を使ったワインが造られているのかどうか定かではない。

      4
      テーマ:
  • 19 Jun
    • 第200回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会

      英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会は18日土曜日に無事第200回を迎えることが出来た。東京からのメンバー、久し振りに復帰された常連メンバー、ワイン大学会員で初参加の人など大勢のメンバーにお越し頂き盛会となったことを報告申し上げる。第200回は凄まじい究極の食材が日本全国より取り寄せ頂いた。 先ずは北海道から生きたまま運ばれる馬糞海胆。いつも申し上げるが板海胆の殆どは明礬水溶液添加された物だ。本来の海胆の味香りとは言い難く、私は全く口にしない。殻付きの海胆はつぶつぶ感のある舌触り、そして何と云っても濃厚な甘さが特徴だ。上物の海胆はご覧の通り中身が詰まっている。そして見事なオレンジ色は食欲をそそられる。 口取りは中央に生さえずり、氷頭鱠、小鯛手鞠寿司、八尾の名産恩地の枝豆、そして珍味瓢箪の粕漬け。中でも生さえずりは圧倒的な旨味を有する特別な存在。 本日の極めつけ、長崎産メイチダイの造りはいつものように皮と肝の湯引きが添えられ、舞鶴産の巨大鳥貝まで一緒に盛られる。まさに最高レベルの食材の競演である。 煮物は茂魚と書いて「あこう」、岡山産の何と2キロを上回るデカイ物。造りに出来る新鮮な茂魚を煮るので身はプリプリだ。これまた本日の特選素材。 さらに参加者全員が口を揃えて「これは旨い」を連発されたのが天然鰻の白焼き。熊本県球磨川で獲れたデカイ鰻。焼き加減は英ちゃんならでは! 酢の物として泉州沖のガザミ、これを英ちゃんポン酢に蟹味噌を溶いて頂くのだ。実に濃厚な内子。 皆が驚いたのがこの車海老。全長25センチはある巨大天然車海老、出所は淡路島。添えられるのはズッキーニ。身はもちろんプリプリだがミソが詰まっている頭も実に美味。特選素材ばかりだ! テーブルにコンロが並べられ、出てきたのは鱧。この一皿で4人前、食べきれるかと不安になったが・・・ 脇役は新玉葱と春菊。 また鍋の必需品、豆腐まで旨いのが英ちゃん。 いざ食べてみるとあまりにも旨いのでお代わり続出。この時期なのに濃厚な旨味を蓄えている鱧が実際にある。 鱧鍋の〆はなんと素麺そして松茸! いわゆる鱧松がこの6月に食べられるとは! 松茸もご覧の通りチョビットではない。これで4人前、もちろん他のテーブルにも同じ量が並ぶ。 松茸入り煮麺^^ 果物は完熟メロン。 第200回に相応しい特選素材のオンパレード、英ちゃんのご主人そして益々お元気になられた会長、スタッフの皆さんにこの場を借りて御礼申し上げる、有り難うございました。 第201回は7月23日土曜日午後7時開催。ホンマモンの旨いものをチョロットではなく沢山食べたい人のための英ちゃん会。我こそはと仰る健啖家を募集中。

      8
      2
      テーマ:
  • 14 Jun
    • Courbu noir

      クルビュ・ノワール、拙ブログではこちら で取り上げたが、画像を拝借したサイト でも 2006年現在 1.2ha しか栽培されていないとしている。これはフランス全土での栽培面積である。 即ち絶滅危惧種である。 現在のVIVC パスポートデータはこちら シノニムは3年前 より倍以上増えて5つ COURBU ROUGE COURBUT DOLCEDO GRUENSTIELIGER DOLCEOLO NOIR DU PAYS 太字が新規のシノニム。 シノニムから類推するとフランス以外にイタリア、ドイツ・オーストリアにも栽培されていたかも知れない葡萄だがとにかくメジャーではない存在。 以前にも書いたがアペラシヨンを名乗れるのは AOC ベアルンのみ、主要葡萄ではなく補助葡萄。 念のため現行法 AOC Béarn の赤・ロゼの葡萄規定をコピー、以下の通り。 b) - Les vins rouges et rosés sont issus des cépages suivants : - cépages principaux : cabernet franc N, cabernet-sauvignon N, tannat N ; - cépages accessoires : courbu noir N, fer N, manseng N. 主要葡萄はカベルネ・フラン、カベソーそしてタナー。補助葡萄として当該葡萄、フェール、マンサン・ノワール。 b) – Vins rouges : Pour les vins rouges, la proportion des cépages principaux est supérieure ou égale à 80% de l’encépagement ; - La proportion du cépage tannat N est supérieure à 50 %. - Ces obligations ne s’appliquent pas aux opérateurs producteurs de raisins ne vinifiant pas leur production, exploitant moins de 1,5 hectare en appellation d’origine contrôlée et dont l’exploitation respecte une proportion de cépages principaux supérieure ou égale à 50 % de l’encépagement. 赤ワインの場合主要葡萄の比率は 80% 以上、しかも主要葡萄の内タナーは 50% 以上という規定。ということは当該葡萄は 20% 以下という規定であり、10% 以下とするこちらのサイト と矛盾する。 しかも 1.5ha に満たない栽培農家の場合主要葡萄が 50% 以上ならよしとされる例外条項があるのでひょっとするとかなりの割合でブレンドされる場合があるかも知れないということ。 c) – Vins rosés : La proportion des cépages accessoires est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement. ロゼの場合補助葡萄の栽培比率は 30% 以下という規定。

      6
      テーマ:
  • 12 Jun
    • Restaurant Koin @ Uehonmachi 7

      さすがはコーイン、湯浅シェフ! いま旬の食材をちょっぴりではなくガッツリ頂ける嬉しいレストラン。 まずは殻付き紫海胆。これ1皿を何人かでシェアするのではありません。一人前がこのボリュームなのです。 ヴァリエーションいろいろありましたがプティ・レギューム入り、赤ピーマンのムース入り、チョリソー入りなどが出色。板海胆を好んでは食べない人にはまさに理想のオードブル。ササッと完食。 次も特選素材、物部川の天然鰻とフォワグラのテリーヌ。添えられるトリュフも今の時期に出回る味も香りもないものではありません。 そして赤牛の燻製タルタル。お肉はもちろんのこと、添えられる野菜のシャキシャキ感が普通ではありません。自家菜園ならではの美味しさ。 メインと云えそうなラングースト、これまた一人前のボリュームです。もちろん活け伊勢海老、身はプリプリでコライユが堪らないほどの旨味成分凝縮なのです。添えられる豆がまたえげつなく味濃い。 まだ終わりません。ココットの中には鳩一羽。これだけは2人前です。 内臓までしっかり美味しくホワイトアスパラを始め野菜類も主役級の強者揃い。 フロマージュもこのようにデーンと出てきます。これは1人前。 デセールは佐藤錦のコンポートにアイスクリーム。まさしく旬の王者の貫禄。 カプチーノで〆。予約の取れないフレンチではありませんが常連には非常に優しいシェフであります。味の分かる人だけにソッと行って貰いたいレストラン。

      7
      2
      テーマ:
  • 07 Jun
    • Courbu B その4

      チャコリとは元来家庭消費用のワインとしてバスクに根付いたはずなので当時その地域で栽培されていた葡萄(恐らく正式名称 ONDARRABI ZURI そして ONDARRABI BELTZA )などでワインを造っていたはず。 ところがフィロキセラの襲来でそれらの葡萄は壊滅状態になってしまったためフランス南西地方から葡萄を移植した。 それらが何か特定出来ないままワインを造り始め、チャコリの名前が世界中に広がったためスペイン政府は栽培されている葡萄を確認もそこそこに、慌てて法令を作成した。そのため法令とは異なる葡萄が見つかったというお粗末な話である。 ノア といえばアルマニャックの原料葡萄の一つであるバコ・ブランの父親となった葡萄で、過去に於いてフランス国内で栽培されていた。しかし1935年の法令で Clinton 、Herbemont 、Isabelle 、Jacquez 、Othello と共に栽培禁止になった(醸造すると若干のメタノールが発生するとの理由)。 大量の栽培は禁止されたもののワイン造りにさえ使用しなければ栽培は可能だったみたいで南西地方では結構栽培されたのかも知れない。2003年9月6日にこの法令は解除となり現在は栽培しても良いはず。 今後チャコリの指定栽培地に於いて他にどんな葡萄が見つかるのか想像に難くない。 さて本筋に話を戻そう。 Courbu Blanc クルビュ・ブランはフランス南西地方の2つのアペラシヨンで主要葡萄となっている。葡萄とアペラシヨンについては次の2つのサイトに詳しいが若干の相違があるので検証してみよう。 先ずはこちらのサイト を見ると IGP は無視して AOC だけに絞ると AOC Pacherenc du Vic-Bilh そして AOC Irouléguy (blanc) に於いて主要葡萄、AOC Béarn と Irouléguy (rosé) 、Jurançon 、そして Saint Mont (blanc) で補助葡萄とある。 ところがこちらのサイト では上記と異なる見解を示している。 結論から先に述べると今回の場合は前者の見解が法令にそぐうものである。 後者は AOC Béarn で当該葡萄 Courbu Blanc は 10% 以下しか使えない補助葡萄としているが、法令の葡萄規定は次の通り。 - cépages principaux : gros manseng B, petit manseng B, raffiat de Moncade B ; - cépages accessoires : camaralet de Lasseube B, courbu B, lauzet B, petit courbu B, sauvignon B. d) – Vins blancs : - La proportion des cépages accessoires est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement. - Le cépage raffiat de Moncade B est obligatoirement présent dans l’encépagement. 即ち主要葡萄のうちラフィア・ド・モンカードは必須であるということ補助葡萄は全体の 30% 以下に制限されていると云うこと。従ってアペラシヨン・ベアルンではクルビュ・ブランが 10% 以下に制限されている事実は無い。 イルレギのロゼについては次の葡萄規定が設けられている。 b) - Les vins roses sont issus des cepages suivants : - cepages principaux : cabernet franc N, cabernet-sauvignon N, tannat N ; - cepages accessoires : courbu B, gros manseng B, petit courbu B, petit manseng B. a) - Vins roses : La proportion de l’ensemble des cepages principaux est superieure ou egale a 90 % de l’encepagement. イルレギ・ロゼに関しては主要葡萄であるカベルネ・フラン、カベソー、タナーの割合が 90% 以上との規定。従って補助葡萄のクルビュ・ブラン、グロ・マンサン、プティ・クルビュそしてプティ・マンサンの合計は 10% 以下という結論に至る。 アペラシヨン・サン・モンの白ワインの葡萄規定は b) – Vins blancs : - cépage principal : gros manseng B ; - cépages complémentaires : arrufiac B, petit courbu B ; - cépages accessoires : courbu B, petit manseng B. b) – Vins blancs : - La proportion du cépage gros manseng B est supérieure ou égale à 50 % de l’encépagement ; - La proportion de l’ensemble des cépages complémentaires est supérieure ou égale à 20 % de l’encépagement. アペラシヨン・サン・モンの白ワイン、主要葡萄は 50% 以上グロ・マンサン、補完葡萄アリュフィアックとプティ・クルビュを 20% 以上という規定。ならば補助葡萄である当該葡萄とプティ・マンサンの合計は 30% 以下というのは明白である。 サイトの信頼性は必ずチェックしなければならない。

      6
      テーマ:
  • 06 Jun
    • 第200回英ちゃんの会献立決定

      来る18日土曜日午後7時、英ちゃん会第200回を迎えますが先程ご主人から献立を発表して頂きました。特選素材がてんこ盛りです! (画像は第191回のものです) 先付 鳥貝酢味噌 口取 恩地枝豆、瓢箪粕漬、さえずり、氷頭、小鯛手鞠寿司 向付 目一鯛焼き造り、あしらい一式 煮物 茂魚煮付け、新牛蒡、木の芽 焼物 天然鰻白焼、山葵醤油 酢物 ガザミ蟹味噌ポン酢、茗荷、胡瓜 揚物 天然車海老天麩羅、ズッキーニ、雪塩 鍋物 鱧すき鍋、新玉葱、豆腐、春菊、きのこ 食事 素麺、香の物 果物 メロン

      4
      テーマ:
    • Courbu B その3

      まずは当該葡萄 Courbu Blanc の VIVC のデータを見てみよう。現在のデータがこちら で3年前のデータはこちら 。3年前には無かったシノニムに注目すべきである。 現在では Courbu Blanc のシノニムに「H」を頭文字とする HONDARRABI ZURI が加わっている。 ならばこの HONDARRABI ZURI を VIVC の葡萄名検索で調べてみよう。結論から先に云うと検索結果は2例のみ。 1. HONDARRABI ZURI COURBU BLANC 3211 VITIS VINIFERA LINNÉ SUBSP. VINIFERA BLANC FRANCE 2. HONDARRABI ZURI ONDARRABI ZURI 8769 VITIS VINIFERA LINNÉ SUBSP. VINIFERA BLANC SPAIN 即ちオンダラビ・スリと呼ばれる葡萄はフランス原産の当該葡萄 クルビュ・ブランと、もう一つはスペイン原産の ONDARRABI ZURI 8769 頭に「H」が付かないオンダラビ・スリと2つ存在すると云うこと。 VIVC のデータから ONDARRABI ZURI の現在のデータはこちら 、シノニムは次の通り9つ HONDARRABI ZURI ONDARABIYA ZURIYA ONDARRABI TXURI ONDARRUBI ZURILLA OUDANABI TOCURI TXURI ZURI ZURIA 一方当該葡萄の Courbu Blanc のシノニムは BORDELEZA ZURIA CHACOLI ZURIA COUGNET COURBEAU COURBI COURBI BLANC COURBIES COURBIS COURBIS BLANC COURBU COURBU GROS COURBUT COURBUT BLANC COURTOISIE GROS COURBU HONDARRABI ZURI ONDARIA ZURIA VIEUX PACHERENC 双方に共通するシノニムは HONDARRABI ZURI だけである。推測だがフランスとスペインの境界付近で栽培される葡萄の中に当該葡萄 クルビュ・ブランの存在は確かなようだ。しかしながら正式名称 ONDARRABI ZURI の栽培地域を見ると SPAIN 378.00 1989 SPAIN 188.75 1999 紛れもなくスペインで栽培されており、「H」を頭に付けない正式名称 ONDARRABI ZURI は本来スペインワイン法のOndarrabi Zuri と同一のはず。 一方COURBU BLANC の栽培面積は FRANCE 295.00 1958 FRANCE 142.00 1968 FRANCE 30.00 1979 FRANCE 86.00 1988 FRANCE 47.43 1999 FRANCE 48.00 2000 FRANCE 44.00 2006 FRANCE 43.00 2008 スペインでの栽培実績は報告されていない。 スペインワイン法で Ondarrabi Zuri Zerratia ou Petit Courbu とあるが、プティ・クルビュ 正式名称 COURBU PETIT のシノニムは次の通り PETIT COURBU PETIT COURBU BLANC 従ってスペインで Ondarrabi Zuri Zerratia と呼ばれる葡萄はクルビュ・プティを意味しないはず。VIVC の葡萄名検索で「Ondarrabi Zuri Zerratia」を調べてもリザルトはゼロ。ところが「ZURI」で検索するとそれらしき葡萄が2つ見つかった。 一つはワイン・サーチャーのサイトで登場の CROUCHEN クルシェン、拙ブログではこちら で書いた典型的なバスク地方の白葡萄である。 もう一つは ARRUFIAC アリュフィアック、この葡萄も拙ブログのこちら で書いた通り同じくバスクの白葡萄である。 両方の葡萄に共通するシノニムとして ZURIZERRATIA がある。スペインのワイン法で3つある D.O. チャコリの葡萄規定の「Ondarrabi Zuri Zerratia o Petit Courbu」は恐らく間違いであり「Zurizerratia o Crouchen o Arrufiac」と変更すれば現状に適するはず。 次に Mune Mahatsa という葡萄だが、これはスペインのワイン法にあるようにフォル・ブランシュのシノニムと考えられる。拙ブログではこちら で取り上げたが現在は VIVC のパスポートデータが書き換えられ、親子関係にグエ・ブラン正式名称ホイニッシュ・ヴァイスの名は消えている。 葡萄の遺伝子解明は最近始まったばかりであり今後も紆余曲折は免れない。従って旧来の説がある日突然否定されることもあり得る訳だ。 ちなみにフォル・ブランシュの現在のパスポートデータはこちら 、3年前はこちら である。 次にIzkiriota/Gros Manseng とあるが、VIVC で「Izkiriota」を検索しても何も出ない。Gros Manseng を調べると正式名称 MANSENG GROS BLANC のシノニムは次の通り GROS MANSENC BLANC GROS MANSENG GROS MANSENG BLANC ICHIRIOTA ZURIA HANDIA ICHIRIOTA ZURIAHANDLA ISKIRIOTA ZURI HANDIA IZKIRIOT HAUNDI PETIT-MANSENC いかにもバスク語にありそうなシノニムが存在する。スペインのワイン法に登場する文言は信頼性に欠けるとしたら「Izkiriota/Gros Manseng 」は正式名称 MANSENG GROS BLANC を意味するに違いない。 同じく「Izkiriota Ttippia / Petit Manseng」もスペインのワイン法だけに見られる文言であり「Izkiriota Ttippia」をシノニムに持つ葡萄など存在しないため正式名称 MANSENG PETIT BLANC のシノニムから ESCRIBEROU ICHIRIOTA ZURIA TIPIA MANSEIN MANSEIN BLANC MANSEING MANSENC BLANC MANSENC GRISROUX MANSENG BLANC MANSENGOU MANSIC MANSIN MAUSEC MAUSENC BLANC MIOT PETIT MANSENC PETIT MANSENG PETIT MANSENG BLANC から2番目の「ICHIRIOTA ZURIA TIPIA」が本来法令の葡萄規定にあって然るべきかも。 最後に赤のチャコリに使われるという Ondarrabi Beltza オンダラビ・ベルツァを見るとこちら 、スペイン原産の黒葡萄でシノニムは次の通り BELTZA CHACOLI CRUCHEN NEGRE HONDARRABI BELTZA HONDARRIBI BELTZA HONDARRIBI GORRI KURIXKETU BELTZA MATZA VERDE NEGRA ONDARRABIYA BELTZA ONDARRI BELTZA ONDARRIBI BELTZA ONDARRUBI BELTZA ONDARRUBIYA BELTZA ONDARRUBIYA NEGRA TXAKOLI VERDE MATZA XERRATU BELTZA 紛れもなくこの葡萄が使われていることは確かなようだが栽培面積はこちら 、直近のデータはないが1989年と比較すると2008年は 80% も減少している。従って赤のチャコリは減産しているはず。 さて根本的な問題はチャコリの原料葡萄オンダラビ・スリを DNA 鑑定したらノアだったということ。不可能かも知れないがもっと多くのサンプルを同じく DNA 鑑定したらノア以外の葡萄が発見される可能性が高いと私は考える。 スペインのワイン法、残念ながら信頼しない方が良いのではないか。

      2
      テーマ:
  • 03 Jun
    • Courbu B その2

      先ずはこちらのサイト をご覧あれ。4年前のことなのでその後何らかの結論に至ったかどうかは不明。 要するにチャコリの生産地でオンダラビ・ズリとされた葡萄を DNA 鑑定したところノアだったということ。ノアとは拙ブログ で少し書いたがアメリカ原産の所謂種間交雑により生まれたハイブリッド葡萄。バスク原産でないことは明白。 ワインサーチャーにもノアについて触れている。こちら を開いて内容を見て欲しい。 また同サイトによるとオンダラビ・ズリの起源についてバスクの土着品種であるという説と(フィロキセラの後)フランス南西地方から持ち込まれた数種の葡萄であるという説。その具体的な葡萄の名前として当該葡萄 クルビュ・ブラン、クルーシェンそしてノアを挙げている。 私の考えではフィロキセラの後かなり放置されたままの葡萄畑にいつしかフランスから持ち込まれた(?)葡萄が植えられ自家消費用のワインを造っていたが、その後この地域のワインということで「チャコリ」の名前だけ先行してしまった。 法律を慌てて作成した結果、本来の葡萄とは異なる別の葡萄が栽培されてしまったという結論のようだ。 ではチャコリと呼ばれるワインの法令はどうなっているのか、スペインワイン法から3つあるチャコリの葡萄規定を見ると・・・ 1989年にD.O. として認定された CHACOLI DE GETARIA の葡萄規定から La elaboración de los vinos protegidos se realizará con uvas de las variedades siguientes: Variedades de uva recomendadas: Ondarrabi Zuri como variedad blanca Ondarrabi Beltza como variedad tinta. Variedades de uva autorizadas: Ondarrabi Zuri Zerratia o Petit Courbu/ Izkiriota o Gros Manseng/ Riesling/ Chardonay, todas ellas blancas 即ち推奨葡萄として白はオンダラビ・ズリ(スリ)、赤はオンダラビ・ベルツァ。認可葡萄としてオンダラビ・スリ・セラティアもしくはプティ・クルビュ、イスキリオータもしくはグロ・マンサン、リースリングそしてシャルドネ。 次に1994年法令に載った CHACOLI DE BIZKAIA の葡萄規定は consideradas Recomendadas o Principales: “Ondarrabi Zuri” y “Ondarrabi Beltza”, consideradas como autorizadas: “Ondarrabi Zuri Zerratia / Petit Courbu”, “Mune Mahatsa / Folle Blanche”, “Izkiriota / Gros Manseng”, “Izkiriota Ttippia / Petit Manseng”, “Sauvignon Blanc”, “Riesling” y “Chardonnay”. 3つ目は2001年認定の CHACOLI DE ALAVA の葡萄規定は Ondarrabi Zuri y Ondarrabi Beltza, que se consideran como recomendadas o principales, Ondarrabi Zuri Zerratia/Petit Courbu, Izkiriota/Gros Manseng, Izkiriota Ttippia/Petit Manseng, Sauvignon blanc, Riesling y Chardonnay, consideradas como autorizadas. スペイン政府は3つある D.O. チャコリで推奨葡萄として白ワイン用 Ondarrabi Zuri 、赤ワイン用は Ondarrabi Belza とし、認可葡萄として D.O. 別にちょっとの相違はあるものの Ondarrabi Zuri Zerratia = Petit Courbu 、Izkiriota = Gros Manseng 、Izkiriota Ttippia =Petit Manseng、そしてリースリングやソーヴィニョン・ブランとシャルドネをその葡萄規定としている。 ひとつ一つ検証してみよう。

      2
      テーマ:
  • 01 Jun
    • あい川@八戸ノ里洋食

      お昼の限られた時間にさっと行って、ささっと食べられる洋食屋が有り難い。昼時に行列して待つ、ましてや1時間も待たされる店など願い下げである。 5月1日より昼夜を問わず全席禁煙になったのが嬉しい。 いろんな定食メニューが並ぶが、私の薦めるのは「日替わり定食」。店内に入ると分からないが入り口の看板にその内容が示されている。本日火曜日はヒレカツとクリームコロッケ。毎度のことながら添えられるトンカツソースをドミグラスソースに変更して貰い、野菜大盛り御飯小盛りにアレンジしてもお代は800円とお安い。 尚、この日替わり定食はランチタイムだけでなく夜も注文出来るのだ。 グリル あい川 大阪府東大阪市中小阪 2-13-8 TEL. 06-6722-1010

      6
      テーマ:
  • 30 May
    • Courbu B

      フランス政府の定める葡萄カタログに掲載される葡萄をアルファベット順に検証している。昔も取り上げたが、葡萄の起源が解明されつつある現在、もう一度見直ししている訳である。今回は画像を取り込んでいるが全ての葡萄の画像は保証しないことを予め申し上げておく。拙ブログで前回取り上げたのはこちら 。 クルビュと名の付く白葡萄はフランス南西地方の原産で、フランス政府が取り上げている中では2種あり当該葡萄ともう一つはプティ・クルビュ正式名称は Courbu Petit である。この2つはどう違うのかを像で示そう。 先ずは当該葡萄 Courbu Blanc フランス政府は Courbu B としているが正式名称は Courbu Blanc 、こちらの画像は次の通り。画像はいずれも INSTITUT FRANÇAIS DE LA VIGNE ET DU VIN 略称 IFV のサイト から拝借した。 次にプティ・クルビュは次の通り。 葉の形状に切れ込みの無いのがクルビュ・ブラン。画像からは分かり難いが、2つの葡萄を比較すると恐らく果実の粒が小さいのがプティ・クルビュのはず。もしクルビュ・ブランより粒が大きいならグロ・クルビュとなったはず。 以前にも書いたが当該葡萄とスペインのチャコリに使われる葡萄オンダラビ・ズリとは同一とする説と、異なるとする2つの説があったが、ここへ来てさらにややこしくなってきた。 そもそもスペインのチャコリとは19世紀のフィロキセラの襲来以降生産されなくなったワイン。それが最近復活した訳だが、旧来の葡萄が本当に復活したのか甚だ疑わしいという事態に陥りそうなのだ。

      8
      テーマ:
  • 28 May
    • Counoise N

      カタカナ表記するとクノワーズ、画像は VIVC のこちら から拝借。拙ブログでは2012年の末にこちら で取り上げた。以前のブログで示したようにこのクノワーズを主要品種としているフランスの AOC は Châteauneuf-du-Pape シャトーヌフ・デュ・パープと Coteaux d'Aix-en-Provence コトー・デクサン・プロヴァンスだけである。 であれば、シャトーヌフ・デュ・パープとコトー・デクサン・プロヴァンスの赤ワイン(後者ではロゼも含む)必ず当該葡萄が使われるかというと・・・ 実はそうではない。 何のための主要葡萄の規定なのか、INAO の葡萄規定は理解に苦しむところが多い。 コトー・デクサン・プロヴァンスの葡萄規定は次の通り。 1°- Encépagement a) - Les vins rouges et rosés sont issus des cépages suivants : - cépages principaux : cinsaut N, counoise N, grenache N, mourvèdre N et syrah N ; - cépages accessoires : cabernet-sauvignon N et carignan N. b) - Les vins blancs sont issus des cépages suivants : - cépage principal : vermentino B ; - cépages complémentaires : clairette B, grenache B, sauvignon B et ugni blanc B ; - cépages accessoires : bourboulenc B et sémillon B. 2°- Règles de proportion à l’exploitation La conformité de l’encépagement est appréciée, pour la couleur considérée, sur la totalité des parcelles de l’exploitation produisant le vin de l’appellation d’origine contrôlée. a) - Vins rouges et rosés : - Deux au moins des cépages principaux sont obligatoirement présents dans l’encépagement ; - La proportion du cépage grenache N est supérieure ou égale à 20 % de l’encépagement ; - La proportion de l’ensemble des cépages accessoires est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement ; - Pour les vins rosés, l’encépagement pourra, en outre, comporter les cépages listés au 1° b) ci-dessus pour la production des vins blancs, dans une proportion inférieure ou égale à 20 % de l’encépagement. b) - Vins blancs : - La proportion du cépage vermentino B est supérieure ou égale à 50 % de l’encépagement ; - La proportion de l’ensemble des cépages complémentaires est supérieure ou égale à 30 % de l’encépagement. 赤・ロゼの葡萄規定の主要葡萄にもちろん当該葡萄はあるが同時にサンソー、グルナッシュ、ムルヴェドルとシラーの名もある。コトー・デクサン・プロヴァンスの場合、主要葡萄の割合規定で必ずアサンブラージュしなければならないのはグルナッシュだけで当該葡萄の割合規定は存在しない。 第1項の割合規定に於いて少なくとも2つの主要葡萄を用いなければならないとあるので、必須とされるグルナッシュ以外に4つある主要葡萄、即ちサンソー、クノワーズ、ムルヴェドル、シラーのうち1種類だけ使えばよいという訳で、補助葡萄のカベソーとカリニャンは30% 以下ということ。ロゼの場合に限り白の葡萄規定に示された葡萄を 20% 以下ならブレンド出来ると云うこと。 白ワインに関しては歴然たる主要葡萄が決まっており、ヴェルメンティーノが 50% 以上という規定があり、補完葡萄とされるクレレット・ブランシュ、グルナッシュ・ブラン、ソーヴィニョン・ブランそしてユニ・ブラン(正式名称トレッビアーノ・トスカノ)は全て必須という訳でなく全体の 30% 以上という割合で4補完葡萄のどれかの葡萄を使う必要があると云うことであり、補助葡萄のブルブランクとセミヨンに関しては割合規定を敢えて省いてあるが計算すれば 20%以下と云うことは明白である。 実際はというとこのアペラシヨンのワインの大半はロゼであり、次いで赤、白はほんの少ししか生産されていない。 葡萄の栽培についてはこちら をご覧あれ。アペラシヨン・コトー・デクサン・プロヴァンスの葡萄畑の構成は次の通り。 主要葡萄 グルナッシュ・ノワール(正式名称ガルナッチャ・ティンタ) 40% シラー 17% サンソー 8% 当該葡萄のクノワーズ 2% ムルヴェドル 1% 補助葡萄 カベルネ・ソーヴィニョン 14% カリニャン・ノワール 7% 主要葡萄として法令記載されているもののクノワーズは僅か 2% しか栽培されていないことが分かる。補助葡萄の栽培面積が広いのには訳があるがここでは触れない。 白ワイン用の主要葡萄はヴェルメンティーノで栽培面積比率は 4% 、グルナッシュ・ノワールの 1/10 しかない。 アペラシヨン・コトー・デクサン・プロヴァンスの白ワインは数少ないという証左。 従ってアペラシヨン・コトー・デクサン・プロヴァンスに於いては補助葡萄より栽培面積の小さな赤ワイン用主要葡萄という矛盾した存在となっている。 アペラシヨン・シャトーヌフ・デュ・パープの場合は以前申し上げた通り「13種類の葡萄を使って造られるワイン」など不適切である。実際の栽培面積比率はこちら から In 1989 and 2004 was the percentages of the different varieties in Chateauneuf du Pape: Variety % 1989 % 2004 Grenache 79,25 72,00 Syrah 5,66 10,50 Mourvedre 4,76 7,00 Cinsault 3,33 2,50 Clairette 2,34 2,50 Grenache Blanc 2,02 2,00 Bourboulenc 1,02 1,00 Roussanne 0,50 1,20 Counoise 0,43 0,50 Muscardin 0,33 0,40 Vaccarese 0,13 0,15 Picpoul 0,11 0,15 Picardan 0,10 0,05 Terret Noir 0,02 0,05 知りうる限り最も新しいデータはこちらのサイト から次の通りである。 % Planted in 2014 Grenache 72.03% Syrah 2.84% Mourvedre 6.61% Cinsault 2.57% Grenache B 2.47% Clairette 2.31% Bourboulenc 1.0% Roussanne 1.11% Counoise . 0.44% Muscardin 0..34% Vaccarese . 0.13% Picpoul . 0.06% Terret Noir . 0.03% Picardan 0.01% 念のため現在の AOC Châteauneuf-du-Pape の葡萄規定は赤白関係なく次の通り13種類ではなく18葡萄、栽培規定やブレンド割合規定は設けられていない。つまり下記の葡萄なら何をどれだけ使っても自由のはずだが実際の葡萄畑の栽培状況は上記の通りである。 V. - Encépagement Les vins rouges et blancs sont issus des cépages suivants : bourboulenc B, brun argenté N (localement dénommé « vaccarèse »), cinsaut N, clairette B, clairette rose Rs, counoise N, grenache blanc B, grenache gris G, grenache N, mourvèdre N, muscardin N, picardan B, piquepoul blanc B, piquepoul gris G, piquepoul noir N, roussanne B, syrah N, terret noir N. 法律解釈では異論があろうが、実際主要たる栽培葡萄はグルナッシュ・ノワールである。赤ワインのブレンド用葡萄としてはシラーとムルヴェドル、サンソーも加えるべきかも。 シャトーヌフ・デュ・パープ白ワイン用としてクレレット・ブランシュにグルナッシュ・ブラン、ブルブランクにルサンヌが主たる葡萄と言える。 結論で云うとアペラシヨン・シャトーヌフ・デュ・パープに於いて当該葡萄クノワーズはデータで見る限り1%に満たないため主たる葡萄とは言い難いのが現状である。

      5
      テーマ:
  • 20 May
    • クードポール第 372 回ワインを楽しむ会

      いつもは月初めの木曜開催だがゴールデン・ウィークを避けての開催となった。乾杯はシャンパーニュ、辛口のミレジム・ロゼ。シャンパーニュ・ロゼに旨いもの無しと仰る方もいるようだが、小生は見付けて知っている。如何にして見付けるかは別としてワイン経験46年なので酸いも甘いも知り尽くしているつもりである。しかし日夜新しいワインの発見に取り組んでいる。情報量の多い少ないがワインの巾というものかも。 アミューズ・ブーシュは変形カプレーゼ、茴香の花が載っている。 2番目のアミューズは小鮎のセモリナ粉揚げ、ルーコラと檸檬添え。 新作? オリーヴのパン。 オードブルはオマール海老と蒸し鮑のカクテル、トマトノジュレ。蒸し暑い日の前菜としては秀逸、シャンパーニュとも実によく合う。 2品目は鴨のフォワグラのソテーにゴールドラッシュ、甘い玉蜀黍のピュレにバルサミコのソース。これには法令で許可されない葡萄が使われたブルゴーニュ・ブラン。実に素晴らしい組み合わせ。 魚料理は甘鯛、ソース・ブールブランなので赤ワインともよく合う。2012年のポイヤック、最早幻のワインである。 肉は鹿、鳥取県で仕留められたもの。鉄砲ではなく罠。ワインはサンテミリオン・グラン・クリュのコート、なんとこのヴィンテージを以て最終となってしまった、これまた幻となるワイン。驚くべき旨さ! フロマージュはシェーブル、ブルー・ド・ブレスそしてクーロミエ。 デセールはブランマンジェとメロン。 来月6月も変則となり、月初めではなく月後半の23日木曜午後8時の開催。

      5
      1
      テーマ:
  • 15 May
    • 第 199 回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会

      いよいよ来月第200回目となる英ちゃん会、本日も特選素材が続出。 まずは名物の一つ「蛍烏賊沖漬け」、これがシャンパーニュ・ロゼとよく馴染む! 口取りは真ん中に梅、フルーツトマトにミニオクラ、イシモロコの甘露煮に花山椒と焼き若布。 本日の特選素材鮎魚女。造りと焼き霜造り、皮湯引きと肝、胃袋。コリコリとした食感にビックリポン。 春の煮魚は目張に限る! 所謂デンスケアナゴとはマアナゴの雌のこと。木の芽焼きだが次回は白焼きを頼みたい。 特選素材かつおと鰺。これが酢の物だから驚く! 揚げ物2種、帆立の磯部揚げと鮎魚女唐揚げ。まいうー。 にぎりは鰯、小鯛、城下鰈、鳥貝そして淡路の無添加海胆。 名物ねぎま汁には鮪の臍。 この時期に巨大なさくらんぼ、これまた本日の特選素材也。 200回は6月18日土曜日午後7時開宴、昔のメンバーも是非お越し下さい!

      6
      テーマ:
  • 13 May
    • ワイン大学第 372 回定例会 Vel ROsier 西宮市樋之池町

      大阪梅田からは阪急神戸線の特急に乗れば僅か 16 分で夙川駅に着く。駅南口には常にタクシーが待っているから、それに乗れば5分ほどの場所だ。 しかるに最寄り駅は夙川から北へ延びる阪急甲陽園線の苦楽園口。この駅にタクシーは殆ど来ないのが困る。歩いて向かえば15分はかかる。 そんな辺鄙と云えば辺鄙な場所ながら旨いシノワを提供するのがこの店。 食前の持て成しとのこと、新玉葱と上湯。冬なら歓迎するかも知れないが今日は夏日。 本物の石に紛れるのは黒い衣を纏った海老団子。 剣先烏賊とホワイトアスパラにパルミジャーノ・レッジャーノ、緑色ソース。 そこにレタスのソルベが振り掛けられる。 播州百日鶏料理2品。胸肉の茶碗蒸し風スープと耐熱フィルムで包んだ腿肉と牛蒡の豆鼓蒸し。 蛤と鱧フカヒレとポワロー。ポワローの旨いのは冬、蛤は4月鱧は時期尚早。 オマール海老のマカオ風焼き物、身の中に筍が鋳込んでありチリソースで食す。 淡路の鰆季節の豆類とXO醤ソース。鰆の火入れ、豆の色と香り、今の季節にピッタリの一皿。旨い! 自家製蒸しパンも申し分なし。 兵庫県の雪姫ポークの低温調理。黒い衣がダブっている。 フォワグラの老酒漬けと新ジャガイモのピューレ、山査子甘酢ソースを絡めて食べると「酢豚」の味わいに変化するという面白い一皿。 デザートも凝っていて面白い。 苺と杏仁豆腐、ガトー・ショコラと黒胡麻にハイビスカス。 プティ・フールもご覧の通り。

      5
      テーマ:
  • 10 May
    • Couderc noir N

      フランスで生まれた葡萄なので「クーデルク」などとは読まない。正しくはクデール・ノワール、Forvo の発音はこちら 。 画像は VIVC のこちら から拝借、所謂種間交雑による人工交配により生まれた葡萄。フィロキセラの蔓延によりそれに耐性を持つ葡萄が次々に開発されたのはかなり昔1860年代~のお話。 このクデール・ノワールもその内の一つで開発者はジョルジュ・クデール Georges Couderc 。 この人が開発した葡萄はこちらの一覧表 をご覧あれ。とてつもない数の葡萄を交配したという訳。 さてクデール・ノワールのシノニムは現在8あり下記の通り。 7120 C 7120 COUDERC CONTASSOT 20 COUDERC COUDERC 71- 20 COUDERC 7120 PLANT VERNI SEIBEL 71-20 3年前のデータはこちら 、シノニムは 7120 C CONTASSOT 20 COUDERC 71- 20 COUDERC 7120 PLANT VERNI 当時のライバル(葡萄開発者同士?)であったはずのアルベール・シーベルの名前を冠した SEIBEL 71-20 と同じ葡萄だったことが最近判明した模様。 現在この葡萄を使えるアペラシヨンは存在せず、専ら IGP 専属であるがこちら に示されたような白ワインには使われることは先ず無い。このサイトは現行法のフランス IGP を根拠としているが、そのフランス IGP 法令の葡萄規定は杜撰という他無い。 拙ブログでは3年ほど前こちら で取り上げた。嘗てはフランス国内で広く栽培されていたが1970年代の政府による植え替え奨励葡萄に指定されてしまったためカベルネ・ソーヴィニョンなどに植え替えられたという経緯がある。2011年のデータではフランス全土で192haの栽培面積があるが、フィロキセラの更なる襲来という事態に備えて栽培を続けているのだろうか?

      6
      1
      テーマ:
  • 07 May
    • 祇園 いわさ起

      祇園南側、阪川さんのはす向かいにオープンしたばかりの割烹。コンセプトはシャンパーニュとそれに合う日本料理。 靴のまま上がれるカウンター7席と奥に4人テーブル1つ。2階座敷もあるが営業には至っていないとのこと。 先付けはシャキシャキと歯応え良いホワイトアスパラに鯛白子のソースに火取りこのこ。旬の素材に一捻り、旨い。 八寸の盛り付け2人前。 うすいえんどうすり流しに生海胆、玉子カステラ、モッツァレッラ粕漬けに一寸豆、茂魚粽寿司と〆鯖柏葉寿司に薑(はじかみ)。出汁と豆だけというすり流しの香りが秀逸。 煮物椀は虎魚、春子椎茸に独活、草蘇鉄(こごみ)に吸い口は花柚子。これも今ならではの季節限定品。椎茸だけは原木栽培の物を使って頂きたい。 造りは最初に虎魚。よく活かっており美味。特に旨いのは添えられる肝。 続いて鮪の腹と障泥烏賊。鮪には辛味大根おろしと浅草海苔、一捻りの美味が続出。 焼き物のプレゼンテーション。 のどぐろの炭火焼き、酸橘、辛味大根、筍木の芽味噌、付け合わせに花豆蜜煮ともろきゅう。 酢物も手抜きはない。日向蕃茄子(トマト)甲州煮と海蘊生薑に鮑時雨煮。分厚い鮑にびっくりぽん。 この時期ならではの一品、和牛ロースのさっと煮に花山椒、あしらいに名残筍。 桜鱒御飯の炊き上がり。 桜鱒もタップリ、胡麻の薫り高い御飯に香の物も種類が多く止め椀は若布と三つ葉に粉山椒。 デザートは宮崎マンゴー、佐藤錦そして酒粕プディング、そして蓮餅と豪華絢爛。 祇園 いわさ起 東山区祇園町南側570-183 電話 075-531-0533 要予約

      7
      1
      テーマ:
  • 06 May
    • 祇園 いわさ起

      花山椒、今の季節だけ味わうことの出来る天然素材。花山椒と相性がよいのは黒毛和牛のロースそして名残の筍。 凄いボリューム! 幸せを実感出来る逸品。 全貌は後ほどご紹介。

      6
      テーマ:
  • 03 May
    • 12日木曜日のワイン大学 Vel ROsier メニュー

      お待たせしました、12日木曜午後7時開催ワイン大学第372回定例会メニューの発表です。 新玉ねぎの上湯 車海老団子の天ぷら 炭石仕立て フォアグラの紹興酒漬けと北京ダックのカオヤーピン包み焼き 剣先イカとホワイトアスパラの前菜 播州百日鶏と一寸豆と新牛蒡の豆鼓蒸し 蛤と桜海老のフカヒレスープ オマール海老のマカオ風焼き物 筍とチリソース 雪姫ポークロースと新じゃがのバルサミコ風味の黒酢酢豚 イチゴと杏仁アイス ガトーショコラと黒胡椒のクランブル プティフール5種 中国茶 参加者募集中!

      5
      テーマ:
  • 01 May
    • 5月14日土曜日英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会献立

      第199回目となる英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会の献立表(案)を頂戴したので公表。 先付 蛍烏賊沖漬け 口取 小鮎煮、焼き若布、梅ワイン漬け、オクラ、トマト 向付 鮎魚女焼き霜造り、鮎魚女造り、梅肉、醤油、山葵 煮物 目張煮付け、牛蒡、柚子 焼物 雌穴子木の芽焼き 酢物 鯵酢物もしくは鰹たたき、薬味ポン酢 揚物 帆立貝柱磯辺揚げ、鮎魚女唐揚げ、青唐、雪塩 椀物 名物ねぎま汁 すし 城下鰈、小鯛、鳥貝、海胆、鰯 果物 さくらんぼ 以上。ご予約未だの方お急ぎ下さい。

      7
      テーマ:

プロフィール

Georges

性別:
ただのおっさん
血液型:
ええ型です
お住まいの地域:
大阪府
自己紹介:
【プロフィール】 ワインは嗜好品であり、人の好みは千差万別ですのでいろんなワインがあって当たり前だ...

続きを見る >

読者になる

AD

テーマ

一覧を見る

月別

一覧を見る

カレンダー

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

ランキング

総合ランキング
143063 位
総合月間
101927 位
グルメ
1377 位
お酒・ワイン
712 位

ランキングトップへ

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。