青山墓地での霊遭遇はおいておいて・・・・・・・・。

僕の霊能力の始まりはは幼少時代からだ。

当時は霊体験とは知らずに後日のテレビでの霊体験特集で初めて知ったんだ。夢ではなかったんだ!!


幽体離脱!!!!!・・・・それは3歳の頃の事だった。

病名はいまだに判らないけど生死の淵を彷徨う難病で床に伏していたのは子供心にも覚えているよ。

往診のお医者さん、看護婦さん、母親、姉、叔母・・そして真ん中の布団の中に僕が寝てる。

きっかけはわからないけど僕の身体は天井までいきなり上ったんだ。上から見上げると上記の光景を目にすることが出来るんだ。それ以上に驚いたのは天井の梁付近の汚らしさと母親の泣き叫ぶ声が記憶に強く残ってるな。

綺麗好きの母親だけど、こんなとこまでは掃除できないんだろうなぁ~。っていうのが幽体離脱での最初の印象だったな。蜘蛛の巣が梁めぐった天井(下からは気が付かなかったネ)・・・・・・・。

汚いのは嫌だな と思った瞬間・・・・・・。僕の身体は天井を何の抵抗も無く突き抜けて外に出たんだ・・・青空の下自分の考えどおりに空中を飛んでるョ。風は爽やか、小鳥達と並んでの飛行は気持ち良いったらないよ。最高の気分。すずめに追い越されてむかついて競争したこともいまだに脳裏に残っているんだ。・・・飛んでる高さはあまり高くなく電柱のてっぺん位だったかな??・・・・・。

空中遊泳を楽しんでいるといつしか黄色い色の花で一杯のお花畑に出くわした。この綺麗さは今でもはっきりと覚えてる♪気分的には最高にリラックスしていい気持ちだったよ。

そしてお決まりの橋があった。そして誰かがむこう端で手招きしているョ。でも僕は気持ち良い遊泳を続けたかったんだ。呼んでいたのは恐らく無くなった縁者の誰かだろうけど覚えてない。でも身体は呼ばれるほうに引き寄せられるようにじわじわと動いていった。

行きたくない!!!!もっと遊泳を楽しむんだ!!!と本当に思ったね。・・・・・・。

そして目が覚めた。と当時は思っていた。こんな状況が現実にあるわけないと思っていたしネ。

そして安堵の表情の母や幼い姉の顔が飛び込んでいた。「山は越えましたね。お大事に」と医者は帰っていったのも覚えている。


そして十数年ののち・・・・・・・テレビで霊の特集が有った。それを見て心臓が止まりそうになったんだ。だって僕とまるで同じ体験の人が再現フィルムとともに語るのはあの時の自分の体験とまるで一緒っだったから・・・・・・。

やはり夢では無かったんだと自信をもったんだ。
この間に(中学生の頃)、母親の死での霊遭遇もしているけどネ。
おふくろのお通夜の晩、棺の前で長男である僕は寝ていた。いきなり重苦しい気配に目が覚めたけど横向きに寝ている僕は動けないんだ。視線だけを上に持って行くと着物姿の女性が立っていた。すその方しか見えないけどそれが母親であることはすぐに判った。怖いという感情よりも最後の母親の姿を見ようと必死だった。だけど顔は見ることは出来なかったんだ。安らかに眠っていることでしょう。


それから霊体験のオンパレード!!!!という訳なんだね。続く。